連携管理情報の削除

注意

Ver.2.6.0から、業務セット情報や業務ID情報といった情報をDBから一括削除できる「DBクリーンコマンド」が提供されました。連携管理情報を削除する場合も、「DBクリーンコマンド」を使ってください。「DBクリーンコマンド」の詳細については、「HDC-EDI ManagerのDBから不要となった情報の削除」を参照してください。

HDC-EDI Managerで使用するDBの「連携管理情報」テーブルには、HDCサーバ内で行われた送信元・送信先の各トランザクションの履歴を関連付けて管理する情報が蓄積されます。HDC-EDI Managerは、この連携管理情報に基づき、一連のファイル転送の履歴を業務情報履歴として表示します。

必要に応じて、「連携管理情報削除コマンド」を使用し、DBから連携管理情報を削除することができます。

連携管理情報削除コマンドの使用方法について説明します。

= 備考 =

UNIX、Linux の環境で、スーパーユーザ(root)権限を持つユーザ以外でコマンドを実行する場合、コマンドを実行するユーザに対して環境変数を指定する必要があります

環境変数の指定の詳細については、「環境変数の指定」を参照してください。

(1) コマンドの格納先

連携管理情報削除コマンドの格納先を次に示します。

HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合

HDCシステムディレクトリ\bin\EDIDeleteLinkDb.bat

HDCサーバマシンのOSがUNIX、またはLinuxの場合

HDCシステムディレクトリ/bin/EDIDeleteLinkDb

(2) コマンドの形式

連携管理情報削除コマンドの指定形式を次に示します。

コマンド

EDIDeleteLinkDb {[-from YYYYMMDD ] -to YYYYMMDD | -day n}

パラメータの説明

次の2種類のどちらかの方法でコマンドの引数を指定することができます。

削除対象を「-from」と「-to」で指定する方法

-from YYYYMMDD

削除対象開始日(省略可)

削除対象とする履歴の検索開始日を8桁の半角数字で指定します。

-to YYYYMMDD

削除対象終了日(省略不可)

削除対象とする履歴の検索終了日時を8桁の半角数字で指定します。

なお、「-from YYYYMMDD 」の指定を省略して、「-to YYYYMMDD」のみを指定した場合は、削除対象終了日に指定した日付までのすべての情報が削除されます。

削除対象外とする日数を「-day」で指定する方法

-day n

削除対象外とする日数(省略不可)

「1」から「999」までの間で指定します。現日付より過去の指定日数分の履歴を残し削除します(1を指定すると実行日の履歴のみ残します)。

(3) コマンド実行結果の出力

連携管理情報削除コマンドの実行結果は、標準出力に出力されます。

出力される完了コードの種類と意味を次に示します。

完了コード

意味

0

コマンドの処理が正常に終了した

1

パラメータの指定に誤りがあった

100

パラメータの指定誤り以外に何らかの障害が発生した

= 備考 =

完了コードが「100」の場合、バッチ動作ログ(hdccmd.log)にエラーの内容が出力されます。バッチ動作ログについては、「バッチ動作ログの参照」を参照してください。