HDC-EDI ManagerのDBから不要となった情報の削除
HDC-EDI Managerで使用するDBの次に示すテーブルに蓄積された情報は、「DBクリーンコマンド」を使用し、DBから削除することができます。
このコマンドはインストールするとEDI Baseのスケジュールに登録されるので、運用に合わせて実行時刻や削除対象外とする日数を設定してください。
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DBクリーンコマンドは、EDI Baseに下記情報でスケジュール登録されます。
運用グループ
:
HDC_GROUP
アプリケーション
:
HDC_CLEAN_UP
EDI Baseの「APスケジュール計画」で設定を変更することで、ユーザの運用に合わせた日時で実行できるようになります。
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管理情報の場合、削除の操作をしても管理情報のレコードがDBに残ります(画面上は非表示になります)。管理情報のレコードをDBから削除する場合は、DBクリーンアップコマンドを実行してください。
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業務セット情報
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業務ID情報
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業務ユーザ情報
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連携アプリケーション情報
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連携ジョブ情報
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EDIBase候補情報
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HULFT候補情報
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HULFT転送グループ情報
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連携管理情報
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HULFT異常対処情報
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履歴情報
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履歴明細情報
また、DBクリーンコマンドを実行すると、次に示すログファイルも削除されます。
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hdc.log.YYYY-MM-DD
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hdccmd.log.YYYY-MM-DD
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hdcoplog.csv.YYYY-MM-DD
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hdcopcmdlog.csv.YYYY-MM-DD
不要となった情報を蓄積し続けると、ディスク容量の圧迫やHDC-EDI Manager性能劣化につながるおそれがあるため、定期的に「DBクリーンコマンド」を使って、削除することをお勧めします。
DBクリーンコマンドの使用方法について説明します。
(1) コマンドの格納先
DBクリーンコマンドの格納先を次に示します。
HDCサーバマシンのOSがWindowsの場合
HDCシステムディレクトリ\bin\EDIExecCleanUp.bat
HDCサーバマシンのOSがUNIX、またはLinuxの場合
HDCシステムディレクトリ/bin/EDIExecCleanUp
(2) コマンドの形式
DBクリーンコマンドの指定形式を次に示します。
コマンド
EDIExecCleanUp -day n
パラメータの説明
- -day n
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削除対象外とする日数(省略不可)
「1」から「999」までの間で指定します。現日付より過去の指定日数分の履歴を残し削除します(1を指定すると実行日の履歴のみ残します)。
(3) コマンド実行結果の出力
DBクリーンコマンドの実行結果は、標準出力に出力されます。
出力される完了コードの種類と意味を次に示します。
完了コード |
意味 |
---|---|
0 |
コマンドの処理が正常に終了した |
1 |
パラメータの指定に誤りがあった |
100 |
パラメータの指定誤り以外に何らかの障害が発生した |
完了コードが「100」の場合、バッチ動作ログ(hdccmd.log)にエラーの内容が出力されます。バッチ動作ログについては、「バッチ動作ログの参照」を参照してください。