環境変数の指定

HDC-EDI Manager(WAS(Tomcat))とEDI Baseをスーパーユーザ(root)権限を持つユーザ以外で起動する場合、それぞれを起動するユーザに対して環境変数を指定する必要があります。また、スーパーユーザ(root)権限を持つユーザ以外でHDC-EDI Managerのコマンドを実行する場合も、コマンドを実行するユーザに対して環境変数を指定する必要があります。

HDC-EDI Manager(WAS(Tomcat)起動ユーザ・コマンド実行ユーザ)、EDI Base起動ユーザ、HULFT起動ユーザに対して、すべて同じ環境変数を指定してください。

 

指定する環境変数を次の表に示します。

この設定例は、必要となるアプリケーションを、/usr/local/というディレクトリ下にインストールした場合を示しています。

表A.1 指定する環境変数と設定例

意味

設定例

HULPATH(HULFT設定ファイルパス)

/usr/local/hulft/etc

HULEXEP(HULFT実行モジュールパス)

/usr/local/hulft/bin

JAVA_HOME(Javaインストールディレクトリ)

/usr/local/jdk1.7.0_21

CATALINA_HOME(WAS(Tomcat)インストールディレクトリ)

/usr/local/tomcat

HDC_CLASSPATH(HDC-EDI Managerモジュールパス)

/usr/local/tomcat/webapps/hdcweb/WEB-INF/

HDC_SYSTEM_PATH(HDC-EDI Manager設定ファイルパス)

/usr/local/hdcweb/

PATH(パス)

/usr/local/jdk1.7.0_21/bin (*1)

CLASSPATH(クラスパス)

/usr/local/acms/jar/acms.jar (*2)

/usr/local/tomcat/lib/JDBCDriver (*3)

*1

:

すでに指定しているPATHを消さないように、指定してください。

*2

:

CLASSPATHには、EDI Baseの実行モジュール(acms.jar)のパスを一番先頭に指定し、すでに指定しているCLASSPATHを消さないよう、指定してください。

*3

:

使用するDBMSに合ったJDBCドライバを指定してください。