DataSpider Servistaでは、DataSpiderのユーザ情報や連携処理、各種データを保管するリポジトリ領域をRDB(リレーショナルデータベース)に設定することができます。
このリポジトリ領域が設定されたRDBを「リポジトリDB」と呼びます。
リポジトリDBは、DataSpiderファイルシステムやユーザ管理で使用されます。
リポジトリDBが設定されていないとユーザ管理の機能やファイルのアクセスコントロールの機能を使用することはできません。
リポジトリDBの設定
リポジトリDBの設定は、インストール時に設定することができます。詳細については製品に同梱されている「InstallGuide.pdf」を参照してください。
また、インストール後にリポジトリDBの設定を変更することもできます。詳細については「リポジトリDB管理」を参照してください。
DataSpiderは設定したデータベースに専用のテーブルを作成し、データを保存します。テーブルの作成はDataSpiderServerの起動時に行われます。すでに専用のテーブルが存在していた場合は新規に作成せず、既存のテーブルを使用します。
リポジトリDB有り/無しの動作
リポジトリDBを使用する・しない場合の動作は以下の通りです。
リポジトリDBを使用する場合(リポジトリDB有り)
- DataSpiderのログインユーザIDの作成・アクセス権限の管理
- DataSpiderのメタ情報をリポジトリ内に保持
開発者の数が多くログイン情報やアクセス権限を管理したい場合や、データをリポジトリ内に格納したい場合は、リポジトリDB有りを設定することをお奨めします。
リポジトリDBを使用しない場合(リポジトリDB無し)
- メタ情報や連携ファイルはOSのファイルシステムに保持
開発者が少ない場合やOSのファイルシステムにデータを保持したい場合は、リポジトリDB無しの設定をお奨めします。
注意事項
- リポジトリDBとして使用するデータベースのインスタンスはリポジトリDB専用とし、他システムでの使用は行わないでください。