リポジトリDB管理

リポジトリDB管理とは

リポジトリDB管理は、リポジトリDBの各種項目の設定や管理を行うツールです。

リポジトリDBの詳細については、「リポジトリDB」を参照してください。

本機能は管理者権限を持ったユーザのみ実行できます。
Standalone版では使用できません。

リポジトリDB管理の起動

  1. コントロールパネルから「リポジトリDB管理」を選択します。


  2. 「ユーザアカウント」プロパティが開きます。

接続情報

[接続情報]タブでは、リポジトリDBの設定の参照や変更を行うことができます。
また、リポジトリDB有りの設定でインストールを行い、後からリポジトリDB無しの設定に変更したい場合も、各項目の設定を行い、DataSpiderServerを再起動することでリポジトリDBを使用する環境に変更することができます。
変更時の仕様制限については、「リポジトリDBの変更について」を参照してください。

設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。
リポジトリDBの構築についてはこちらを参照してください。



設定名 説明 補足
DBMS リポジトリDBとして使用するRDBの種類を選択します。
  • [DB2]
  • [MySQL]
  • [Oracle]
  • [PostgreSQL]
  • [SQL Server 2000]
  • [SQL Server 2005/2008]
 
JDBCドライバのパス リポジトリDBの接続に使用するJDBCドライバのパスを入力または選択します。

[参照]ボタンを押下するとファイルチューザが起動し、ファイルの選択ができます。
  • ファイルパスはサーバOSローカルファイルシステムの絶対パスで指定してください。
  • JDBCドライバを複数指定する場合は、「;」で区切って指定します。
    例:SQL Server 2000の場合「C:\sql/msbase.jar;C:\sql/mssqlserver.jar;C:\sql/msutil.jar」
URL JDBC接続のURLを入力します。
  • DB2の場合「jdbc:db2://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>
  • Oracleの場合「jdbc:oracle:thin:@<ホスト名>:<ポート番号>:<サービス名/SID>
  • PostgreSQLの場合「jdbc:postgresql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>
  • SQL Server 2000の場合「jdbc:microsoft:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>;DatabaseName=<データベース名>;SelectMethod=Cursor
  • SQL Server 2005/2008の場合「jdbc:sqlserver://<ホスト名>:<ポート番号>;DatabaseName=<データベース名>
  • MySQLの場合「jdbc:mysql://<ホスト名>:<ポート番号>/<データベース名>
 
ユーザ リポジトリDBの接続ユーザを入力します。  
パスワード リポジトリDBの接続ユーザのパスワードを入力します。  

接続設定ウィザード

接続設定は入力フィールドに対する直接入力の他に、リポジトリ接続設定ウィザードを使用して設定することもできます。
リポジトリ接続設定ウィザードは[接続設定ウィザード]ボタンを押下して起動します。

接続テスト

[接続テスト]ボタンを押下すると、設定した内容でリポジトリDBに接続を行うことができます。



接続に成功すると[接続テスト]完了ダイアログが表示されます。

接続数の管理

[接続数の管理]タブでは、

設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。

接続数と接続の解放

項目名 説明 補足
現在のリポジトリDB接続数 現在プールされている接続数です。  
接続の解放 プールされている未使用の接続をリセットして「0」にします。  

接続数の初期値と上限数

項目名 説明 補足
接続数の初期値と上限値 初期接続数 DataSpiderServerの起動時にプールされるコネクション数を入力します。
  • [コンポーネントプールを設定する]にチェックを入れた場合、有効になります。
  • デフォルト値は「0」です。
接続数上限
  • [制限]:
    プールされるコネクション数の上限を入力します。
  • [無制限]:(デフォルト)
    プールされるコネクション数の上限を設定しません。
  • [コンポーネントプールを設定する]にチェックを入れた場合、有効になります。
  • [制限]を選択した場合のデフォルト値は「0」です。

接続の生存期間設定

項目名 説明 補足
接続の生存期間設定 接続の生存期間 プールされるコネクションがコンポーネントプールGCの対象になるまでの時間(ミリ秒)を入力します。
  • デフォルト値は「1800000」(30分)です。
検査の周期 [接続の生存期間]を過ぎて、コンポーネントプールGCの対象となったコネクションの検査を行う周期です。
  • デフォルト値は「3600000」(60分)です。

再接続設定

[再接続設定]タブでは、DataSpiderServerの起動時や稼動時のリポジトリDBの生存確認の設定を行うことができます。

設定の変更を行った場合、変更内容はDataSpiderServerの再起動後に反映されます。

DataSpiderServer起動時のリポジトリDB接続チェック

DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBへの接続に失敗した場合の再接続のリトライ回数と周期を指定します。
設定された回数と周期で再接続を行っても接続が確立できなかった場合、DataSpiderServerをリポジトリDB無しで起動します。

項目名 説明 補足
接続生成トライ回数 DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の回数を入力します。
  • デフォルト値は「3」です。
接続生成トライ周期 DataSpiderServerの起動時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の間隔を入力します。(ミリ秒)
  • デフォルト値は「5000」です。

DataSpiderServer稼動時のリポジトリDB接続チェック

DataSpiderServerの稼動時にリポジトリDBへの接続に失敗した場合の再接続の回数と周期を指定します。
設定された回数と周期で再接続を行っても接続が確立できなかった場合、DataSpiderServerを停止します。

項目名 説明 補足
再接続トライ回数 DataSpiderServerの稼動時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の回数を入力します。
  • デフォルト値は「10」です。
再接続トライ周期 DataSpiderServerの稼動時にリポジトリDBの接続に失敗した場合の再接続の間隔を入力します。(ミリ秒)
  • デフォルト値は「1000」です。

その他

[その他]タブでは、リポジトリDBの関連テーブル内で参照されなくなったファイルデータを削除することができます。クリーンアップ処理により、リポジトリDBの空き容量を確保することができます。

リポジトリDBのクリーンアップ

  1. [リポジトリDBのクリーンアップ]ボタンを押下します。
  2. クリーンアップが開始され、「お待ちください」ダイアログが表示されます。


  3. クリーンアップが終了すると「リポジトリDBクリーンアップ完了」ダイアログが表示され、削除したファイル数が出力されます。


  4. [了解]ボタンを押下するとダイアログを閉じることができます。

注意事項