フォーマット形式からCSV(XML)形式への変換時の注意
(1) 親項目
入力項目に親項目を含めることはできません。
(2) 囲み文字と区切り文字
出力の形式がCSVの場合、「囲み文字」と「区切り文字」に同じ文字の指定はできません。
(3) 数値データの前ゼロの扱い
出力の形式がCSVの場合、「数値データの前ゼロの扱い」は入力項目タイプが数値タイプのときのみ有効になります。
出力の形式がXMLの場合は出力項目タイプが数値タイプのときのみ有効になります。
入力タイプがZタイプの場合、この指定にかかわらず前ゼロがカットされます。
(4) 文字データの後スペースの扱い
出力の形式がCSVの場合、「文字データの後スペースの扱い」は入力項目タイプが文字タイプのときのみ有効になります。
出力の形式がXMLの場合は出力項目タイプが文字タイプのときのみ有効になります。
CSV出力時、入力項目のタイプが文字タイプである場合に囲み文字が付加されます。
また、出力設定画面のレイアウトタブの「数値データに囲み文字を付加する」チェックボックスをオンにすると、数値データにも囲み文字が付加されます。
以降の説明では、データ加工情報設定画面-出力設定画面の「囲み文字」に" " "(0x22)が、「数値データの前ゼロの扱い」に"カットする"が指定されているものとします。また、入力フォーマット情報の「パック10進数設定」の「入力時の扱い」の「符号部」は"C"、「ゾーン10進数設定」の「ゾーン部」は"3"、「入力時の扱い」の「符号部」は"4"が指定されているものとします。
a) 入力項目が1項目のみの場合

図9.1 囲み文字の付加(1項目のみ)
(6) CSV(XML)形式変換後の桁数
数値タイプ("9"、"P"、"S"、"B"、"F"、"Z")からの変換の場合は、「数値タイプから文字タイプへの変換の注意」を参照してください。"X"、"M"、"N"タイプからの変換の場合は、以下の図を参照してください。日付タイプ(D)の変換の場合は、「日付タイプ」を参照してください。
コード変換が行われる場合は、出力データのバイト数は入力データのコード変換後のバイト数となります。

図9.3 入力がX、Mタイプの場合

図9.4 入力がNタイプの場合