ファイル転送

表5.2  

症状

点検

ファイルのアップロードができない

ファイルのアップロード権限が割り当てられているか管理者に確認してください。

標準提供のブラウザインタフェースからアップロードできるファイルサイズは2GBまでです。

また、システム動作環境設定値またはグループ登録時の設定値によって、ファイルの最大サイズは変動します。ファイルサイズを確認してください。グループ登録の操作については「グループ情報の登録」「グループ情報の登録」を参照してください。

エラーコード3502「該当ファイルはロック中です。」のエラーが発生する場合は、プロパティファイル(env.properties)のobject.lockout.timeに設定した時間経過後に再度ファイルの転送を実施してください。

object.lockout.timeの詳細については、「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

また、システム管理画面の[ファイルロック管理]タブでロックを強制解除できます。[ファイルロック管理]画面の操作については「ファイルロックの確認と解除」を参照してください。

ファイルのアップロード先のフォルダが削除されている可能性があります。

ファイル転送画面で一覧表示を更新し、アップロード先のフォルダが存在するか確認してください。

他のユーザと処理が競合している可能性があります。時間を置いて再度ファイルをアップロードしてください。

対象ファイルが大容量ファイルの場合、メモリ不足となっている可能性があります。APサーバのメモリ割り当てを見直すか、「ファイル保存先」が“DB保存”の場合には、“ディレクトリ保存”への変更を検討してください。

「ファイル保存先」の詳細については、「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

アップロード先のフォルダにファイル名規則が設定されている可能性があります。

  1. フォルダにファイル名規則が設定されていないか確認してください

  2. 設定されている場合、アップロードするファイル名がファイル名規則に沿っているか確認してください

  3. 沿っていない場合はファイル名の変更を検討してください

フォルダイベントの保存や、ファイルのフォルダ移動といったタイミングでもファイル名がチェックされ、エラー判定が実施されます。詳細については、「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

アップロードに長時間かかる

ネットワーク状況を確認してください。

データ検証を行うファイル転送の場合、データ検証をしない場合に比べて、転送時間が長くかかります。特に大容量ファイルを転送する場合は、転送に長時間を要する場合が考えられます。

ファイルサイズやサーバのデータ検証の設定を確認してください。

ファイルのダウンロードができない

ファイルのダウンロード権限が割り当てられているか管理者に確認してください。

標準提供のブラウザインタフェースからダウンロードできるファイルサイズは2GBまでです。

ファイルサイズを確認してください。

ダウンロード回数が0のファイルは、新たにダウンロードすることができません。ファイルのダウンロード回数を確認してください。

保存期限切れのファイルは、新たにダウンロードすることができません。ファイルの保存期限を確認してください。

ダウンロード対象のファイルが更新されている可能性があります。

ファイル一覧を更新後、再度ファイルをダウンロードしてください。

エラーコード3502「該当ファイルはロック中です。」のエラーが発生する場合は、プロパティファイル(env.properties)のobject.lockout.timeに設定した時間経過後に再度ファイルの転送を実施してください。

object.lockout.timeの詳細については、「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

また、システム管理画面の[ファイルロック管理]タブでロックを強制解除できます。[ファイルロック管理]画面の操作については「ファイルロックの確認と解除」を参照してください。

他のユーザと処理が競合している可能性があります。時間を置いて再度ファイルをダウンロードしてください。

対象ファイルが大容量ファイルの場合、メモリ不足となっている可能性があります。APサーバのメモリ割り当てを見直すか、「ファイル保存先」が“DB保存”の場合には、“ディレクトリ保存”への変更を検討してください。

「ファイル保存先」の詳細については、「HULFT-WebFileTransfer 管理ヘルプ」を参照してください。

ダウンロードに長時間かかる

データ検証を行うファイル転送の場合、データ検証をしない場合に比べて、転送時間が長くかかります。特に大容量ファイルを転送する場合は、転送に長時間を要する場合が考えられます。

ファイルサイズやデータ検証の設定を確認してください。

ダウンロードしたファイルの内容がおかしい

標準提供のブラウザインタフェースまたはGUIクライアントでは、アップロードコマンドで圧縮してアップロードしたファイルをダウンロードしても解凍されません。ダウンロードコマンドを使用してください。

また、ダウンロードコマンドの設定ファイルで、client_compress_flag(圧縮解凍フラグ)がアップロード時と同じ値に設定されていることを確認してください。

フォルダ内の全ファイルをダウンロードする場合、圧縮されたファイルと圧縮されていないファイルが混在していると正しく処理されません。

標準提供のブラウザインタフェースまたはGUIクライアントでは、アップロードコマンドで暗号化してアップロードしたファイルをダウンロードしても復号できません。ダウンロードコマンドを使用してください。

また、ダウンロードコマンドの設定ファイルで、client_cipher_flag(暗号フラグ)、client_cipher_type(暗号タイプ)、client_cipher_key(暗号キー)がアップロード時と同じ値に設定されていることを確認してください。

フォルダ内の全ファイルをダウンロードする場合、暗号化されたファイルと暗号化されていないファイルが混在していると正しく処理されません。

インポートに長時間かかる

大量のデータを一度にインポートすると、インポート処理に時間がかかる場合があります。インポートするデータを複数のファイルに分割して、再度インポートしてください。