設定ファイル

(1) 記述形式

転送履歴情報取得コマンド固有の項目は、設定ファイルの<info_get_transfer_log>~</info_get_transfer_log>内に以下の形式で記述します。設定ファイル全体の構成および共通項目については、「設定ファイル」を参照してください。

    ...
    <info_get_transfer_log>
      <object_id>オブジェクトID</object_id>
      <parent_object_id>親オブジェクトID</parent_object_id>
      ...
    </info_get_transfer_log>
    ...

(2) 各項目の説明

転送履歴情報取得コマンドに固有な各項目の詳細は以下のとおりです。

表2.17 設定ファイルの転送履歴情報取得コマンド固有の項目

タグ名(設定項目名)

用途

省略

省略時値

object_id

オブジェクトID

転送履歴情報を取得するファイルのオブジェクトID

16バイトの16進数で指定します。

省略すると、対象フォルダのすべてのファイルの転送履歴が対象になります。

ブランク

parent_object_id

親オブジェクトID

転送履歴情報を取得するフォルダのオブジェクトID

16バイトの16進数で指定します。

省略すると、すべてのフォルダが対象になります。

ブランク

load_type

転送種別

転送履歴情報を取得する転送種別

0

すべて

1

アップロード

2

ダウンロード

0

status

ステータス

転送履歴情報を取得する転送ステータス

0

すべて

1

正常(完了コード=0)

2

異常(完了コード≠0)

0

date_from

日時(自)

指定した日時以降の転送履歴情報を取得します。

省略した場合、最古の履歴情報の日時が採用されます。

指定方法、およびパラメータとの関係については「注意点」を参照してください。

ブランク

date_to

日時(至)

指定した日時以前の転送履歴情報を取得します。

省略した場合、最新の履歴情報の日時が採用されます。

指定方法、およびパラメータとの関係については「注意点」を参照してください。

ブランク

operation_id

処理識別子

転送履歴情報を取得する処理識別子

34バイトの16進数で指定します。

省略すると、すべての処理識別子が対象になります。

ブランク

output_type

出力形式

転送履歴情報の出力形式

0

CSV形式

1

XML形式

0

output_header_flag

ヘッダ情報の付加フラグ

CSV形式で出力する際にヘッダ情報を付加するかどうかの指定

true

ヘッダ情報を付加する

false

ヘッダ情報を付加しない

true

output_item

出力する転送履歴情報の項目

指定方法は「(3) 出力項目の指定方法」を参照してください。

×

(3) 出力項目の指定方法

転送履歴情報取得コマンドでは、設定ファイルのoutput_itemで指定した項目だけが出力されます。<output_item>~</output_item>内にタグ名のみ指定してください。出力項目として指定できるのは、GetTransferLog APIのレスポンスインタフェースの項目です。詳細は「HULFT-WebFileTransfer Web API 説明書」を参照してください。

例)

<output_item>
  <operation_id/>
  <load_type/>
  <object_id/>
  <size/>
</output_item>