注意点

共通の注意点は「コマンド共通の注意点」を参照してください。

フォルダ情報エクスポートコマンドに固有の注意点は以下のとおりです。

パラメータと設定ファイルの関係

以下の項目は、すべてパラメータで指定するか、すべて設定ファイルで指定するかのいずれかになります。

表2.66 パラメータと設定ファイルのどちらでも指定できる項目

項目

省略

パラメータ

設定ファイル

更新フラグ

-update_flag

update_flag

エクスポートファイル保存先フォルダ名

×

-export_directory

export_directory

エクスポートファイル名

×

-export_file_name

export_file_name

:

パラメータと設定ファイルの両方とも指定を省略できます。

×

:

パラメータと設定ファイルの少なくとも一方に指定が必須です。

 

上記項目を1つもパラメータで指定しなかった場合、設定ファイルの設定が使用されます。

1つでもパラメータで指定した場合、設定ファイルの上記項目の設定は無視されます。そのため、必須項目をすべてパラメータで指定しないとエラーになります。

例)「-update_flag」だけ指定した場合:

エクスポートファイル保存先フォルダ名とエクスポートファイル名がパラメータで指定されないためエラーになります。

アクセス権限との関係

コマンドを実行するユーザのアクセス権限にかかわらず、HULFT-WebFileTransfer上のすべてのフォルダ情報がエクスポートされます。

フォルダのアドレスのバイト数

フォルダ構成によっては、フォルダのアドレスが1024バイトを超える場合があります。その場合、エクスポートしたデータをそのままインポートするとエラーになります。フォルダ構成を変更してアドレスを1024バイト以下にするか、アドレスが1024バイトを超えるデータを削除してからインポートしてください。