注意点

共通の注意点は「コマンド共通の注意点」を参照してください。

権限グループ情報インポートコマンドに固有の注意点は以下のとおりです。

パラメータと設定ファイルの関係

以下の項目は、すべてパラメータで指定するか、すべて設定ファイルで指定するかのいずれかになります。

表2.60 パラメータと設定ファイルのどちらでも指定できる項目

項目

省略

パラメータ

設定ファイル

更新フラグ

-update_flag

update_flag

インポートファイル名

×

-import_file

import_file

:

パラメータと設定ファイルの両方とも指定を省略できます。

×

:

パラメータと設定ファイルの少なくとも一方に指定が必須です。

 

上記項目を1つもパラメータで指定しなかった場合、設定ファイルの設定が使用されます。

1つでもパラメータで指定した場合、設定ファイルの上記項目の設定は無視されます。そのため、必須項目をすべてパラメータで指定しないとエラーになります。

例)「-update_flag」だけ指定した場合:

インポートファイルがパラメータで指定されないためエラーになります。

異常終了時の動作

CSVファイルのデータ不整合などで異常終了した場合、問題がなかったレコードも含めて権限グループ情報は1件もインポートされません。HULFT-WebFileTransferのデータベースはコマンド実行前の状態を保持します。