システム動作環境情報(info_sysconf)

表2.16 info_sysconfの項目詳細

項目名

説明

sysconf_id

システム動作環境設定ID

システム動作環境設定IDを32バイト以内で指定します。

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255バイト以内で指定します。

parallel_id_flag

ユーザID/パスワード同一拒否

ユーザIDとパスワードが同じ場合にエラーとするかどうかを指定します。

true

適用する

false

適用しない

supposable_id_flag

ユーザIDを含むパスワード拒否

パスワードにユーザIDが含まれている場合にエラーとするかどうかを指定します。

true

適用する

false

適用しない

numerical_user_flag

数字のみユーザID拒否

数字(0-9)だけのユーザIDをエラーとするかどうかを指定します。

true

適用する

false

適用しない

numerical_passwd_flag

数字のみパスワード拒否

数字(0-9)だけのパスワードはエラーとするかどうかを指定します。

true

適用する

false

適用しない

alphabetical_user_flag

英字のみユーザID拒否

英字(a-z,A-Z)だけのユーザIDはエラーとするかどうかを指定します。

true

適用する

false

適用しない

alphabetical_passwd_flag

英字のみパスワード拒否

英字(a-z,A-Z)だけのパスワードはエラーとするかどうかを指定します。

true

適用する

false

適用しない

lowerbound_passwd

パスワード文字数下限

パスワード文字数に下限値を設定します。

設定範囲:1~99

user_id_limit

ユーザID有効期限

ユーザIDの有効期限を設定します。

設定範囲:0、1~999(単位:日)(0は無期限)

passwd_limit

パスワード有効期限

パスワードの有効期限を設定します。

設定範囲:0、1~366(単位:日)(0は無期限)

lockout_count

連続ログイン失敗回数

アカウントをロックアウトするための連続ログイン失敗回数

設定範囲:0、1~20(単位:回)(0は無制限)

lockout_time

連続ログイン失敗後のロック時間

設定範囲:0、1~9999(単位:分)(0は無期限)

ssl_all_flag

SSL適用(すべて)(*3)

true

適用する

false

適用しない

operation_time_flag

アクセス受付時間適用可否

true

適用する

false

適用しない

operation_start

アクセス受付時間(自)

アクセス受付開始時間をHHMMSS形式で設定します。

例)2時56分02秒⇒025602

operation_end

アクセス受付時間(至)

アクセス受付終了時間をHHMMSS形式で設定します。

例)2時56分02秒⇒025602

data_check_flag

データ検証有無(*3)

サーバ側がデータ受信する場合にデータ検証するかどうかを設定します。

true

適用する

false

適用しない

cipher_flag

暗号フラグ(*3)

サーバ側でファイルを保存するときにデータを暗号化(AES256暗号)するかどうかを設定します。

true

適用する

false

適用しない

object_limit

1ファイルあたりの最大サイズ(*3)

システム全体で転送できる1ファイルあたりの最大サイズを設定します。

設定範囲:102400~107374182400(単位:バイト)

operation_log_output

操作ログ出力種別(*3)

0

すべて

1

ファイルアクセスログ

2

コマンド実行ログ

3

出力しない

mail_account

メールアカウント(*3)

HULFT-WebFileTransferで送信するメールのアカウント名を設定します。

mail_sender

メール送信者(*3)

メール送信時に表示する送信者名を設定します。

mail_host

メールサーバ名(*3)

メールサーバのホスト名を設定します。

mail_port

SMTPポート(*3)

SMTPのポート番号を設定します。

設定範囲:1~65535

smtps_flag

SMTPSフラグ(*3)

メール送信時にSMTPSで接続するかどうかを設定します。

true

SMTPSで接続する

false

SMTPで接続する

smtp_user

SMTPユーザ名(*3)

SMTP認証を行う場合のユーザ名を255バイト以内で指定します。

smtp_passwd

SMTPパスワード(*3)

SMTP認証を行う場合のパスワードを255バイト以内で指定します。

mail_domain

メールドメイン(*3)

メールサーバのドメイン名を設定します。

mail_reply_to

メールの返信先(*3)

メールを返信する際の返信先に指定したいアカウントを設定します。

mail_errors_to

エラーメールの転送先(*3)

エラーメールを転送する際の宛先に指定したいアカウントを設定します。

event_timeout

フォルダイベントタイムアウト(*3)

イベントのタイムアウト値を設定します。

設定範囲:10~3600(単位:秒)

common_event_filter

共通イベント実行選択(*3)

0

すべて

1

アップロード

2

ダウンロード

3

実行しない

storage_type

ファイル保存先区分(*3)

ユーザデータの保存先を指定します。

0

DBに保存

1

ディレクトリに保存

lines_per_page

一覧表示件数(*2)(*3)

一覧画面の表示件数を設定します。

設定範囲:10~999(単位:件)

passwd_change_history

パスワード変更履歴

指定した回数のパスワード変更履歴を保持します。

設定範囲:0~20(単位:回)

passwd_change_interval

パスワード変更禁止期間

パスワードの変更禁止期間を設定します。

設定範囲:0~366(単位:日)

storage_warn

クォータの警告値(*1)(*3)

システムのクォータの警告値を設定します。

設定範囲:0、1~999999(単位:GB)(0は無制限)

storage_limit

クォータの上限値(*3)

システムのクォータの上限値を設定します。

設定範囲:0、1~999999(単位:GB)(0は無制限)

mail_quota_to

クォータ管理メール通知先(*3)

メールの宛先を1件あたり255バイト以内で指定します。

カンマ区切りによる複数指定可。

例)a@z,b@z,c@z

quota_mail_subject

クォータ管理メールのタイトル(*3)

メールのタイトルを512バイト以内で指定します。

quota_mail_message

クォータ管理メールの本文(*3)

メールの本文を2048バイト以内で指定します。

warn_quota_mail_flag

クォータの警告値超過メール通知フラグ(*3)

クォータの警告値を超過するファイルをアップロードした際に、メールで通知するか設定します。

true

通知する

false

通知しない

limit_quota_mail_flag

クォータの上限値超過メール通知フラグ(*3)

クォータの上限値を超過するファイルをアップロードした際に、メールで通知するか設定します。

true

通知する

false

通知しない

edit_user_mail_subject

各項目の内容は、「ユーザ情報設定」を参照してください。(*3)

edit_user_mail_message

option_replaceable_flag

オプション置換フラグ(*3)

HULFT-WebFileTransfer置換文字$OPTION1、$OPTION2、$OPTION3をoption1、option2、option3の設定値に置換するかを設定します。

true

置換する

false

置換しない

session_timeout

セッションタイムアウト

セッションタイムアウト値を設定します。

設定範囲:0~9999(単位:分)

*1

:

storage_limit(クォータの上限値)が1~999999 の範囲内の場合、storage_warn(クォータの警告値)はstorage_limit(クォータの上限値)より小さい値のみ設定可能です。

*2

:

システム動作環境情報設定(RegisterSystemConfiguration)APIを使用する場合は、共通項目のlines_per_page(1ページあたりの表示行数)をリクエストパラメータに含めないでください。

*3

:

システム全体に同じ設定値が適用される共通項目です。sysconf_id(システム動作環境設定ID)に“default”を指定した場合のみ設定可能です。

= 備考 =

上記以外の項目はシステムのリザーブ項目です。