ユーザ情報設定

ユーザ情報を設定します。

(1) 必要な権限

RegisterUserInformation APIを使用するには以下の権限が必要です。

  • システム管理の更新権限

 

管理対象種別による違いは以下のとおりです。

システム全体

任意のユーザの情報を設定可能

グループ単位

管理対象グループに所属するユーザの情報のみ設定可能

= 備考 =

権限がなくても、APIを使用するユーザ自身の情報は設定できます。
ただし、その場合でも以下の項目はすでに登録されている内容と同じ値をリクエストする必要があります。

  • auth_id(権限グループID)

  • available(状態)

  • login_type(ログイン方法)

  • user_auth_flag(認証設定方法)

  • auth_available_flag(ID/パスワード認証方法)

  • ldap_auth_id(LDAP認証ID)

(2) リクエストURL

http(s)://Domain:xxxx/コンテキスト名/RegisterUserInformation

(3) リクエストインタフェース

表1.15 ユーザ情報設定のリクエストインタフェースの項目

項目名

説明

文字

省略

省略値

group_id

グループID (*1)(*4)

グループIDを32バイト以内で指定します。

半角

×

 

user_id

ユーザID (*1)

ユーザIDを32バイト以内で指定します。

半角

×

 

passwd

パスワード

パスワードを99バイト以内で指定します。

半角

*2

 

user_name

ユーザ名

ユーザの表示名を128バイト以内で指定します。

混在

user_id

e_mail

メールアドレス

フォルダイベントのメール連携で使用するメールアドレスを255バイト以内で指定します。

半角

ブランク

auth_id

権限グループID

権限グループIDを32バイト以内で指定します。

半角

×

 

available

状態

登録するユーザの状態を指定します。

0

ログアウト

1

ログイン

2

ロックアウト

半角

0

user_auth_flag

認証設定方法

true

ユーザごとに認証方法を設定する

false

グループの認証方法に従う

半角

false

auth_available_flag

ID/パスワード認証方法

true

認証サーバを利用する

false

HULFT-WebFileTransferの認証機能を利用する

半角

false

ldap_auth_id

LDAP認証ID

認証サーバを利用する場合、認証に使用するLDAPサーバのLDAP認証IDを32バイトで指定します。

半角

ブランク

(auth_available_flagがtrueの場合は省略不可)

comment

コメント

コメントを255バイト以内で指定します。

混在

ブランク

edit_user_mail_flag

ユーザ編集メール通知

ユーザ情報を登録または修正した場合に、当該ユーザにメールで通知するかを設定します。

true

メール通知する

false

メール通知しない

半角

false

edit_user_mail_template_flag

ユーザ編集通知メールテンプレート(*3)

true

テンプレートを使用する

false

テンプレートを使用しない

半角

false

edit_user_mail_subject

ユーザ編集通知メールタイトル

メールのタイトルを512 バイト以内で指定します。

混在

ブランク

edit_user_mail_message

ユーザ編集通知メール本文

メールの本文を2048 バイト以内で指定します。

混在

ブランク

force_change_passwd_flag

パスワード変更の強制(*5)

次回ログイン時に強制的にパスワードを変更させるかを設定します。

true

強制的にパスワードを変更させる

false

パスワードの変更を要求しない

半角

false

login_type

ログイン方法

ログイン時の認証方法を指定します。

0

ID/パスワード

1

クライアント証明書

2

ID/パスワード+クライアント証明書

半角

0

timezone_id

ユーザに対して指定するタイムゾーンIDを指定します。

指定可能なタイムゾーンIDの一覧はタイムゾーン情報取得(GetTimeZoneInformation)で取得します。

半角

ブランク

*1

:

「system_service」、「everyone」、「unknown」以外の値を指定します。

*2

:

以下のいずれかの場合は省略可です。

  • auth_available_flag(ID/パスワード認証方法)が“true”(認証サーバを使用する)の場合

  • 既存のユーザ情報を更新する場合

また、以下の場合は指定できません。

  • login_type(ログイン方法)が“1”(クライアント証明書)の場合

*3

:

“true”(テンプレートを使用する)にした場合、システム動作環境情報のedit_user_mail_subjectとedit_user_mail_messageの設定値が適用され、ユーザ情報設定APIのリクエストインタフェースで指定したedit_user_mail_subject(ユーザ編集通知メールタイトル)とedit_user_mail_message(ユーザ編集通知メール本文)の設定値は無視されます。

*4

:

新規登録の場合、登録ユーザ数がregisterable_user_limit(登録可能ユーザ数)に達しているグループを指定するとエラーになります。

*5

:

“true”(強制的にパスワードを変更させる)にした場合、次回ログイン時にパスワードの有効期限が切れた状態(制限付きログイン)として扱われます。

(4) レスポンスインタフェース

表1.16 ユーザ情報設定のレスポンスインタフェースの項目

項目名

説明

備考

group_id

グループID

正常に登録したユーザ情報のグループIDが返却されます。

 

user_id

ユーザID

正常に登録したユーザ情報のユーザIDが返却されます。