ユーザ情報
ユーザ情報をインポート/エクスポートする際のCSVファイルの形式は以下のとおりです。
ユーザ情報については「ユーザ情報について」も合せて参照してください。
(1) 項目一覧
ヘッダ |
設定項目(*1) |
設定値 |
省略値(*2) |
---|---|---|---|
Group ID |
グループID |
32バイト以内の英数字 |
― |
User ID |
ユーザID |
32バイト以内の英数字 |
― |
Password |
パスワード |
99バイト以内の英数字 |
ブランク |
Display Name As |
表示名 |
128バイト以内の文字 |
ブランク |
Email Address |
メールアドレス |
255バイト以内の半角文字 |
ブランク |
Right Group |
権限グループ |
32バイト以内の英数字 |
― |
Authenticate According To |
認証設定方法 |
True,False |
― |
Login Based On |
ログイン方法 |
0、1、2 |
0 |
LDAP Server Nickname |
認証サーバ名 |
255バイト以内の文字 |
ブランク |
TimeZone ID |
タイムゾーンID |
64バイト以内の英数字 |
ブランク |
Prompt User To Change Password |
次回ログイン時にパスワードを変更する |
True,False |
― |
Lockout State |
ロックアウト状態 |
True,False |
False |
Comment |
コメント |
255バイト以内の文字 |
ブランク |
*1 |
: |
ユーザ情報登録画面の同名の設定項目に対応しています。 |
*2 |
: |
省略値が「―」となっているのは必須項目です。 |
(2) 各項目の説明
- グループID
-
ユーザが所属するグループのグループID(必須)
32バイト以内で指定します。
= 備考 =「system_service」、「everyone」、「unknown」以外の値を指定してください。
- ユーザID
-
登録するユーザを識別するID(必須)
32バイト以内で指定します。
= 備考 =「system_service」、「everyone」、「unknown」以外の値を指定してください。
- パスワード
-
ユーザのパスワード(省略時:ブランク)
99バイト以内で指定します。
新規登録でHULFT-WebFileTransferの認証機能を利用する場合は必須です。
認証サーバを利用する場合は無視されます。
登録済みのユーザIDを更新する場合、ブランクを指定するとパスワードは変更されません。
= 備考 =ユーザ情報をエクスポートした場合、パスワードは出力されず、ブランクになります。
- 表示名
-
ユーザの表示名(省略時:ブランク)
128バイト以内で指定します。
- メールアドレス
-
ユーザのメールアドレス(省略時:ブランク)
255バイト以内で指定します。
フォルダイベントのメール連携およびお知らせメール機能で利用します。
- 権限グループ
-
ユーザに付与する権限グループID(必須)
32バイト以内で指定します。
- 認証設定方法
-
ユーザの認証方法の設定個所(必須)
“True”または“False”で指定します。
- True
-
: ユーザ情報で設定する
- False
-
: グループ情報を参照する
- ログイン方法
-
ユーザのログイン時の認証方法(省略時:0)
“0”、“1”、または“2”で指定します。
- 0
-
: ID/パスワード
- 1
-
: クライアント証明書
- 2
-
: ID/パスワード+クライアント証明書
- 認証サーバ名
-
認証に使用するサーバ名(省略時:ブランク)
IDとパスワードの認証に認証サーバを利用する場合は必須です。認証サーバ情報に登録した認証サーバの名称を255バイト以内で指定します。
IDとパスワードの認証にHULFT-WebFileTransferの認証機能を利用する場合はブランクを指定します。
なお、認証サーバ情報が削除されるなどして、認証サーバ名が設定されていないユーザをエクスポートした場合、以下の文言が出力されます。
[NOT FOUND LDAP Server Information]
必要に応じて認証サーバ名を変更してください。
- タイムゾーンID
-
ユーザに指定するタイムゾーンID(省略時:ブランク)
64バイト以内で指定します。
- 次回ログイン時にパスワードを変更する
-
次回ログイン時、パスワードの変更を強制するかの設定(必須)
“True”または“False”で指定します。
- True
-
: 次回ログインした後、パスワード変更画面に遷移する
- False
-
: 次回ログインした後、TOP 画面に遷移する
- ロックアウト状態
-
ユーザのロックアウト状態(省略時:False)
“True”または“False”で指定します。
- True
-
: ロックアウト状態
- False
-
: ロックアウト解除状態
- コメント
-
補足情報としてユーザに関するコメント(省略時:ブランク)
255バイト以内で指定します。
(3) 注意点
インポートを行うユーザに紐付けられた情報が予期せず変更されて不整合が生じるのを避けるため、インポートを行うユーザのユーザ情報を更新することはできません。インポートを行うユーザを除いたデータを用意してください。
インポートを行うユーザが含まれている場合はエラーになります。
登録したユーザの状態は「ログアウト」または「ロックアウト」になります。
登録処理時のサーバに過剰な負荷がかからないように、インポートするユーザ情報に対して、システム動作環境設定の以下の項目のチェックは行いません。
-
ユーザIDとパスワードの入力規則
-
ユーザIDの有効期限
-
パスワードの有効期限
-
パスワード変更履歴
-
パスワード変更禁止期間
ユーザ情報に紐付けられた以下の管理情報があらかじめ登録されている必要があります。
-
「グループID」に指定したグループIDを持つグループ情報
-
「権限グループ」に指定した権限グループIDを持つ権限グループ情報
-
「認証サーバ名」に指定した名称を持つ認証サーバ情報