ユーザ情報について

ユーザに関する各情報を設定します。各ユーザには、1つの権限グループのみ付与することができます。システム管理に関する権限はHULFT-WebFileTransfer管理者のみに付与することが望ましいです。

ログイン時の認証方法は所属するグループの設定に従うこともユーザごとに設定することもできます。

ユーザ情報の設定に関する詳細は「HULFT-WebFileTransfer 操作ヘルプ」を参照してください。

(1) ユーザ情報の設定項目

表2.11 ユーザ情報の設定項目

設定項目

設定内容

グループID

ユーザが所属するグループのグループID(必須)

定義済みのグループIDから選択します。

初期値:1番目のグループID

ユーザID

ユーザを識別するID(必須)

32バイト以内で指定します。

初期値:ブランク

パスワード

パスワード(*3)

99バイト以内で指定します。

初期値:ブランク

次回ログイン時にパスワードを変更する

次回ログイン時、パスワードの変更を強制するかの設定(*2)

チェックあり

次回ログインした後、パスワード変更画面に遷移する

チェックなし

次回ログインした後、TOP画面に遷移する(初期値)

表示名

ユーザの表示名

128バイト以内で指定します。

初期値:ブランク

メールアドレス

ユーザのメールアドレス

(フォルダイベントのメール連携およびお知らせメール機能を使用する場合は必須)

255バイト以内で指定します。

初期値:ブランク

権限グループ

ユーザに付与する権限グループID

定義済みの権限グループIDから選択します。

初期値:1番目の権限グループID

状態

ユーザの状態

ログアウト

HULFT-WebFileTransferからログアウトしている状態

(初期値)

ログイン

HULFT-WebFileTransferにログインしている状態

ロックアウト

ユーザIDが無効になっている状態

“ログアウト”および“ロックアウト”から“ログイン”に変更することはできません。

認証設定方法

ユーザの認証方法の設定個所

グループ情報を参照する

ユーザが所属するグループの認証方法を利用する
(初期値)

ユーザ情報で設定する

ユーザ情報で設定する認証方法を利用する

ログイン方法(*1)

ログイン時にユーザを認証する方法

ID/パスワード

グループID、ユーザID、およびパスワードで認証する(初期値)

クライアント証明書

クライアント証明書で認証する

ID/パスワード+クライアント証明書

ID/パスワードとクライアント証明書を組み合わせて認証する

ID/パスワード認証方法(*1)

IDとパスワードの認証方法

「ログイン方法」が“ID/パスワード”または“ID/パスワード+クライアント証明書”の場合に指定します。

HULFT-WebFileTransferの認証機能を利用する

HULFT-WebFileTransferが提供する認証機能を利用する(初期値)

認証サーバを利用する

指定した認証サーバを利用する

認証サーバ名(*1)

認証に使用するサーバ名

登録済みの認証サーバから選択します。

「ID/パスワード認証方法」が“認証サーバを利用する”の場合に指定します。

初期値:ブランク

タイムゾーン

グループに適用するタイムゾーン(*4)

コメント

補足情報としてユーザに関するコメント

255バイト以内で指定します。

初期値:ブランク

お知らせメールを送信する

ユーザ情報を登録または修正した場合に、当該ユーザにメールで通知するかどうかの設定

チェックあり

通知メールを送信する

チェックなし

通知メールを送信しない(初期値)

*1

:

「認証設定方法」に“グループ情報を参照する”を設定した場合は設定できません。所属するグループの設定が適用されます。

*2

:

IDとパスワードの認証にHULFT-WebFileTransferの認証機能を利用する場合のみ有効です。認証サーバを利用する場合は無視されます。

*3

:

HULFT-WebFileTransferの認証機能を利用する場合は必須です。
また、「ログイン方法」に“クライアント証明書”を設定した場合は設定できません。

*4

:

指定がない場合HULFT-WebFileTransfer 導入サーバのタイムゾーンが適用されます。

= 備考 =

システム管理画面の[システム動作環境設定]タブの[ログイン設定]セクションでユーザIDやパスワードの入力規則を設定すると、セキュリティの強度を高めることができます。

「お知らせメールを送信する」にチェックマーク(✔)を入れていた場合、[メール編集]画面が表示されます。[メール編集]画面の件名と本文には、システム動作環境設定の「メール設定」で設定した内容が表示されます。メールの件名、本文で使用可能なHULFT-WebFileTransfer置換文字については「共通項目」「(4) メール設定」を参照してください。