ManagerからAgentにファイルを配付する
Agentにファイルを配付するには、Agentに割り当てられているプロファイルで受信設定を作成します。
1. Managerの操作画面の表示
Managerの操作画面を表示します。
2. プロファイルの作成
既存のプロファイルを使用する場合は、「3. プロファイルでの受信設定の作成」の手順に移動します。
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Managerの操作画面で[プロファイル]を選択します。
プロファイル一覧画面に、作成済みのプロファイルの情報が表示されます。
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[追加]をクリックします。
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プロファイル作成画面でユニットを選択し、プロファイル名を入力します。
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[プロファイル作成]をクリックします。
プロファイル一覧画面に、作成したプロファイルが追加されます。
Managerの操作画面で、受信設定します。
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Managerの操作画面で[プロファイル]を選択します。
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受信設定するプロファイルの行をクリックします。
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プロファイル詳細画面の[基本設定]タブで、[受信設定]の下にある[追加]ボタンをクリックします。
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受信設定画面で、次の項目を入力します。
表3.10 受信設定の設定項目
項目名
項目の説明
設定値
設定名 受信設定を識別するための名称を入力します。
64文字以内の文字
配置先ファイル名 IoT機器で受信したときのファイル名を、IoT機器でのファイルの格納先となる絶対パスで指定します。
256バイト
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受信が成功したときにジョブを実行する場合は、次の項目を設定します。
表3.11 受信設定のジョブの設定項目
項目名
項目の説明
設定値
デフォルト値
ジョブ実行モード 配付ファイルの受信が成功したときに実行するジョブを、スクリプト単位で実行するかステップ単位で実行するかを選択します。
[スクリプト実行]、[ステップ実行]
[スクリプト実行]
ジョブ 配付ファイルの受信が成功したときに実行するジョブを記入します。
2048文字以内のASCII文字
(半角英数字および記号)
なし
- 使用できる環境変数
- ジョブでは、次の表に示す環境変数を使用できます。環境変数の使用例については、「(4) 環境変数の使用」を参照してください。
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表3.12 使用できる環境変数
変数名
変換規則
FILENM 配置先ファイルのファイル名に変換されます。
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受信設定画面で、[保存]をクリックします。
4. 配付するファイルのアップロード
プロファイルの[受信設定]からファイルアップロード画面で、配付するファイルをアップロードします。
アップロードできるファイルの大きさは、環境設定ファイル(application.properties)の配付ファイルサイズの設定(spring.servlet.multipart.max-file-size, spring.servlet.multipart.max-request-size)に依存します。環境設定ファイルの設定内容については、「(2) 環境設定ファイルの設定内容」を参照してください。
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Managerの操作画面で[プロファイル]を選択します。
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受信設定したプロファイルの行をクリックします。
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配付したいファイルをアップロードする受信設定のチェックボックスをクリックします。
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プロファイルの基本設定画面で、[受信設定]の下にある[操作]から[アップロード]をクリックします。
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ファイルアップロード画面で、配付するファイルを選択します。
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ファイルアップロード画面で、[アップロード]をクリックします。
ファイルをアップロードすると、Agentは[受信キューポーリング間隔]でタスクを確認し、ファイルを受信します。
5. 受信タスクキューのタスク確認
Managerの操作画面で未実行のタスクを確認します。
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Managerの操作画面で、[エージェント]をクリックします。
エージェント一覧画面が表示されます。
- エージェント一覧画面でタスクを表示したいAgentのチェックボタンをクリックし、[操作]ボタンをクリックします。
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[受信タスクキュー管理]をクリックします。
受信タスクキュー管理画面に、未実行のタスクが表示されます。
Agentが受信に失敗した場合、タスクは「受信タスクキュー」から削除されます。