Managerインストールの実行

(1) Windowsの場合

インストール手順

以下の手順を管理者権限を持つユーザーで実行してください。

1. ファイル「Install.exe」の実行

インストール作業用フォルダーのInstall.exeを実行します。セットアップ画面が表示されます。セットアップ画面が表示されなかった場合は、「Managerインストールのトラブルシューティング」を参照してください。

2. セットアップ画面で、事前に準備しておいた以下の項目を入力します。

入力項目 製品版 評価版
シリアル番号
プロダクトキー
利用期間ライセンスキー ×

○:必須、×:不要

3. インストール先を変更します。

インストール先を変更する場合は[Options]ボタンをクリックしてください。インストールフォルダーを指定する画面が表示されます。インストール先を指定して、[OK]ボタンをクリックしてください。デフォルトではC:\HULFT Familyフォルダー下にインストールされます。インストール先を変更しない場合は、次の手順に進みます。

4. [Install]ボタンをクリックします。

進行状況を表示する画面が表示され、インストールが開始されます。

インストールが完了すると、メッセージが表示されます。

5. [Close]ボタンをクリックします。

6. サービスを確認します。

インストールが完了すると、Windowsサービスに登録されたManagerとHULFTが開始されます。Windowsの[サービス]を起動して、次に示すサービスが開始されていることを確認してください。

  • Managerのサービス:[HULFT IoT Manager
  • HULFTのサービス:[HULFT(HULFT IoT Manager)

以上で、Managerのインストールは完了です。インストール作業用フォルダーは不要ですので、削除しても問題ありません。

 

インストールが失敗した場合には次の画面が表示されます。「Managerインストールのトラブルシューティング」を参照してください。

また、「運用上の注意点」も確認してください。

インストール後のサーバ構成

マネージャ側の環境は、デフォルトのインストールフォルダー(C:\HULFT Family)を使用した場合、以下の表に示す構成になります。

表2.1 インストール後のサーバ構成(Windowsの場合)

ソフトウェア

項目

設定値

Manager

インストールフォルダー

C:\HULFT Family\hulftiot-manager\manager

サービス名

HULFT IoT Manager

登録名([プログラムと機能]に表示される名前) IoT Manager
ポート番号 8765

HULFT

インストールフォルダー

C:\HULFT Family\hulftiot-manager\hulft

サービス名

HULFT(HULFT IoT Manager)

登録名([プログラムと機能]に表示される名前) HULFT8 (IoT Manager)
ポート番号 30000

転送コードセット

SHIFT-JIS

日付形式

YYYY/MM/DD

集信多重度

50

ログ切り替え値 999999
コンソールログサイズ(KB) 102400

コンソールログのバックアップ

0(バックアップなし)
PostgreSQL

インストールフォルダー

C:\HULFT Family\hulftiot-manager\manager\postgresql

サービス名

PostgreSQL(HULFT IoT Manager)

登録名([プログラムと機能]に表示される名前) IoT Manager

データベース名

hulftiot

データベースのポート番号

5432

:

環境設定ファイル(application.properties)が格納されます。「環境設定ファイル格納フォルダー」です。

(2) Linuxの場合

インストール手順

以下の手順を管理者権限を持つユーザーで実行してください。

1. ファイル「install.sh」の実行

インストール作業用ディレクトリのinstall.shを実行します。

実行形式

./install.sh -s SERIALNUMBER -p PRODUCTKEY [-t TERMLICENSEKEY] [-i INSTALLATIONDIRECTORY]

パラメータ 製品版 評価版
-s SERIALNUMBER

シリアル番号を入力します。

-p PRODUCTKEY

プロダクトキーを入力します。

-t TERMLICENSEKEY

利用期間ライセンスキーを入力します。

×
-i INSTALLATIONDIRECTORY

インストールディレクトリを入力します。

○:必須、△:任意 、×:不要

:

省略した場合は、以下のディレクトリが指定されます。

/opt/hulftiot-manager

実行例

./install.sh -s 123-1234-123456 -p 12345-12345-12345-12345-12345 -t 12345-12345-12345-12345-12345

2. 実行結果の確認

インストールが完了すると、メッセージが表示されます。インストールされたかどうか、次のコマンドで確認してください。

HULFTを確認する実行例

# ps -e | grep hul

3137 pts/0 00:00:00 hulrcvd

3141 pts/0 00:00:00 hulsndd

3145 pts/0 00:00:00 hulobsd

3146 pts/0 00:00:00 hulobsd

PostgreSQLを確認する実行例

# ps -e | grep postgres

17510 ? 00:00:02 postgres

17512 ? 00:00:00 postgres

17513 ? 00:00:02 postgres

17514 ? 00:00:02 postgres

17515 ? 00:00:02 postgres

17516 ? 00:00:04 postgres

17891 ? 00:00:00 postgres

17892 ? 00:00:00 postgres

17893 ? 00:00:00 postgres

17894 ? 00:00:00 postgres

17895 ? 00:00:00 postgres

17896 ? 00:00:00 postgres

17897 ? 00:00:00 postgres

17898 ? 00:00:04 postgres

17899 ? 00:00:00 postgres

17900 ? 00:00:00 postgres

Managerを確認する実行例

# ps -ef | grep hulft-iot-manager.jar | grep -v grep

root 17872 1 0 11月24 ? 00:03:22 /bin/java -Xmx1G -Dhulftiot.home=/opt/hulftiot-manager -jar /opt/hulftiot-manager/manager/hulft-iot-manager.jar service

以上で、Managerのインストールは完了です。インストール作業用ディレクトリは不要ですので、削除しても問題ありません。

インストールが失敗した場合には、「Managerインストールのトラブルシューティング」を参照してください。

また、「運用上の注意点」も確認してください。

インストール後のサーバ構成

マネージャ側の環境は、デフォルトのインストールディレクトリを使用した場合 (/opt/hulftiot-manager)、以下の表に示す構成になります。

表2.2 インストール後のサーバ構成(Linuxの場合)

ソフトウェア

項目

設定値

Manager

インストールディレクトリ※1

/opt/hulftiot-manager/manager

サービス名

Red Hat Enterprise Linux 7の場合

 hulftiot-manager.service

Amazon Linuxの場合

 hulftiot-manager

ポート番号 8765

HULFT

インストールディレクトリ

/opt/hulftiot-manager/hulft

サービス名

Red Hat Enterprise Linux 7の場合

• hulftsnd-iot.service(配信デーモン用サービス)

• hulftrcv-iot.service (集信デーモン用サービス)

• hulftobs-iot.service (要求受付デーモン用サービス)

Amazon Linuxの場合

 hulft-iot※2

ポート番号 30000

転送コードセット

UTF-8

日付形式

YYYY/MM/DD

集信多重度 50
ログ切り替え値 999999
 

PostgreSQL

インストールディレクトリ

/opt/hulftiot-manager/manager/postgresql

サービス名

Red Hat Enterprise Linux 7の場合

 pgsql-iot.service

Amazon Linuxの場合

 pgsql-iot

データベース名

hulftiot

データベースのポート番号

5432

※1

:

環境設定ファイル(application.properties)が格納されます。「環境設定ファイル格納ディレクトリ」です。

※2

:

3種類のデーモン(配信デーモン、集信デーモン、要求受付デーモン)を一括管理します。