EdgeStreaming Runtimeのレベルアップ

EdgeStreaming Studioのレベルアップ

詳細は「EdgeStreaming Studioのレベルアップ」を参照してください。

スクリプトの自動実行設定を解除

IoTゲートウェイでスクリプトを自動で実行する設定を行っている場合は、その設定を解除します。

1. 自動実行しているスクリプトを停止します。

   #  systemctl stop es-agent.service 
   

2. EdgeStreaming Runtimeを自動で実行する設定を解除します。

    #  systemctl disable es-agent.service
   

旧レベルのスクリプトのバックアップ

旧レベルのスクリプトのバックアップを取得します。

#  cd /opt
#  cp -r ./edge ~/backup/
#  rm -r ./edge/*

新レベルのEdgeStreaming StudioでスクリプトをIoTゲートウェイに転送する

新レベルのEdgeStreaming Studioでスクリプトを開き、IoTゲートウェイに転送して自動実行の設定を行います。

1. 新レベルのEdgeStreaming Studioで、運用したいスクリプトが入っているプロジェクトを開きます。

2. デザイナのプロジェクトエクスプローラで運用したいスクリプトをダブルクリックし、スクリプトを開きます。

設定例は、「スクリプトをIoTゲートウェイに転送する」を参照してください。

起動スクリプトの復元

起動スクリプト「run.sh」をバックアップから復元します。

#  cd /opt/edge
#  cp ~/backup/edge/run.sh ./

スクリプトの自動実行を再度設定

スクリプトの自動実行を再度設定します。

#  systemctl enable es-agent.service

これで、旧レベルで動作していたスクリプトを新レベルのスクリプトに置き変えることができました。

念のため、設定が正しく行えたことを確認します。

「systemctl start <サービス名>」でサービスを起動し、「systemctl status <サービス名>」でサービスの状態と標準出力の内容を確認します。

このときエラーが出力されていなければ、スクリプトが正しくサービス化され、起動を行うことができています。

# systemctl start es-agent.service

# systemctl status es-agent.service
● es-agent.service - es-agent
   Loaded: loaded (/etc/systemd/system/es-agent.service; enabled)
   Active: active (running) since Tue 2020-02-25 06:00:39 CET; 7s ago
  Process: 1577 ExecStop=/bin/kill -TERM ${MAINPID} (code=exited, status=0/SUCCESS)
 Main PID: 1661 (es-agent)
   CGroup: /system.slice/es-agent.service
           └─1661 /opt/edge/es-agent run -c /opt/edge/es-agent.yaml

Feb 25 06:00:39 debian run.sh[1661]: time="2020-02-25T05:00:39Z" level=info msg="no plugins to load" file=loade...script
Feb 25 06:00:39 debian run.sh[1661]: time="2020-02-25T05:00:39Z" level=info msg="Starting the server on :15601"
Feb 25 06:00:39 debian run.sh[1661]: {"cpu":99.99999999779732,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:40 debian run.sh[1661]: {"cpu":0,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:41 debian run.sh[1661]: {"cpu":0,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:42 debian run.sh[1661]: {"cpu":0.9900990099009309,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:43 debian run.sh[1661]: {"cpu":0,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:44 debian run.sh[1661]: {"cpu":0,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:45 debian run.sh[1661]: {"cpu":0,"disk_avail":14.960063934326172}
Feb 25 06:00:46 debian run.sh[1661]: {"cpu":0,"disk_avail":14.960063934326172}