【公式】HULFT IoT EdgeStreaming ファーストステップガイド_2020年5月1日_第2版発行

スクリプト変数から一定間隔で値を取得し外部システムに送信するストリーム処理の作成

ここまでの手順で、Modbus TCP対応機器の保持レジスタから得られる温度をスクリプト変数に保存するストリーム処理を作成しました。

ここからはスクリプト変数から一定間隔で値を取得し、REST APIを持つ外部システムに送信するストリーム処理を作成します。

 

  1. ツールパレットから基本-基本-定期イベントをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

  2. 新規定期イベント処理プロパティ設定ダイアログが表示されるので、外部システムにデータを送信する間隔を設定します。

    名前

    任意の値(半角英数字、アンダースコア)を入力

    インターバル

    外部システムに値を送信する間隔を入力(単位:秒)

    今回の例では「60」を入力

     

    完了ボタンを押下すると、プロパティ設定ダイアログが閉じ、定期イベント処理のアイコンがスクリプトキャンバスに配置されます。

     

  3. ツールパレットから汎用プロトコル-HTTP-送信をスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。

     

  4. 新規送信処理プロパティ設定ダイアログが表示されるので、外部システムのREST APIの設定を行います。

    名前

    任意の値(半角英数字、アンダースコア)を入力

    入力データ

    先ほど配置した定期イベント処理のアイコン名を選択

    URL

    REST APIのURIを設定

    メソッド

    REST APIのHTTPメソッド(POSTまたはPUT)を設定

    ヘッダー

    REST APIへリクエストを送信する際に必要となるリクエストヘッダを設定

     

  5. 完了ボタンを押下すると、プロパティ設定ダイアログが閉じ、送信処理のアイコンがスクリプトキャンバスに配置されます。

    定期イベント処理のアイコンと送信処理のアイコンが「ストリームフロー(橙色の破線)」でつながります。

     

  6. 定期イベント処理と送信処理をつなぐストリームフローを右クリックし、メニューからマッピングの追加を選択します。

    定期イベント処理と送信処理の間にMapperが配置されます。

     

  7. 先ほど配置された「mapping_2」アイコンをダブルクリックし、Mapperエディタを開きます。

     

  8. 出力先で、送信処理の入力スキーマを設定します。

    = 備考 =

    設定方法は、「Mapperの追加と設定」の手順 3. 以降を参照してください。

    本シナリオでは、スキーマを以下のように設定します。

     

  9. マッピングリンクを作成します。

    入力元のスクリプト変数「temperature」を押下し、そのままドラッグ&ドロップで出力先の要素「temperature」までマウスカーソルを移動します。

    要素「temperature」の上でマウスのボタンを放すと、以下のようにスクリプト変数「temperature」と要素「temperature」がマッピングリンクでつながります。

 

 

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