ServiceNowのテーブルに接続してみよう
ServiceNowで用意したテーブルの読み込みまたは書き込みを行う方法について説明します。
HULFT Squareでは、ServiceNowで読み込みおよび書き込みが許可されたテーブルの情報のみ取得することができます。
そのため、読み込みおよび書き込みを行いたいテーブルはServiceNow上でtable listに登録し、HULFT Squareでtable listを経由してテーブル情報を取得します。

説明
- 事前準備
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ServiceNowで事前に以下の準備を行ってください。
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ターゲットテーブルの作成
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ステージングテーブルの作成
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Transform mapの作成
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- 処理の流れ
- ポイントとなる機能
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エクスポート処理
入力データをServiceNowのテーブルに書き込みます。
クラウド > ServiceNow > エクスポートで設定できます。
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マルチインポート処理
ServiceNowのテーブルを読み取ります。
クラウド > ServiceNow > マルチインポートで設定できます。
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操作手順
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ServiceNowサイトの画面左上のFilter navigatorにtable listと入力し、検索結果のtablelistを選択します。
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Newを選択します。
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表示された画面で、以下のように項目を設定します。
項目名
設定
Table name
使用するターゲットテーブルを選択する。
staging name
使用するステージングテーブルを選択する。
Read
チェックボックスを選択する。
Write
チェックボックスを選択する。
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Submitを選択します。
これで、table listへの登録が完了しました。
(2) HULFT SquareでServiceNowのコネクションを作成する
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> HULFT INTEGRATE > コネクションを選択します。
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コネクションページで新規追加を選択します。
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コネクション > 新規追加ページ手順種類でリソースタイプを検索します。
検索ボックスにServiceNowと入力します。
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コネクターでServiceNowを選択し、種類でServiceNow接続を選択します。
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次へを選択します。
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手順全般で、以下に示すようにコネクションリソースに関する項目を設定します。
項目名
設定(例)
名前
ServiceNow接続
ワークスペース
Personal
説明
(任意)
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次へを選択します。
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手順設定でServiceNowの接続情報を設定します。
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クライアントID
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クライアントシークレット
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ユーザー名
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パスワード
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トークンエンドポイント
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共通URI
= 備考 =トークンエンドポイントを設定した後、トークンを発行するを選択し、リフレッシュトークンに設定されることを確認してください。
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次へを選択します。
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手順プロファイルでプロファイルを選択します。
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手順 サマリーで確認し完了を選択します。
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HULFT Squareでデザイナーを起動します。
デザイナーの起動方法については、「デザイナーの起動」を参照してください。
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ツールパレットからクラウド > ServiceNow > エクスポートをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。
エクスポート処理の設定は、以下のように行います。
必須設定タブ
項目名
設定値
説明
name-value pairs-name
列名を入力する。
条件に当てはまるレコードを取得します。
name-value pairs-value
値を入力する。
sysparm_fields
列名,列名
列名をカンマ区切り「,」で設定すると、指定の列名のみ取得します。
sysparm_limit
5
数値を入れるとそのレコード数のみ取得します。
sysparm_offset
10
数値を入れるとそのレコードから後のレコードを取得します。
= 備考 =接続先を選択した後、接続先からテーブル名を取得を選択することで、テーブル名にテーブルが選択できていることを確認できます。
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テーブル名を設定した後、テーブルを指定して出力スキーマを設定を選択して出力スキーマを設定します。
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コンポーネントアイコンを以下のように繋ぎます。
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HULFT Squareでデザイナーを起動します。
デザイナーの起動方法については、「デザイナーの起動」を参照してください。
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ツールパレットからクラウド > ServiceNow > マルチインポートをスクリプトキャンバスにドラッグ&ドロップします。
マルチインポート処理の設定は、以下のように行います。
必須設定タブ
= 備考 =接続先を選択した後、接続先からステージングテーブル名を取得を選択することで、テーブル名にテーブルが選択できていることを確認できます。
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ステージングテーブル名を設定した後、ステージングテーブルを指定して入力スキーマを設定を選択して入力スキーマを設定します。
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コンポーネントアイコンを以下のように繋ぎます。