配信管理情報

HULFT Appサービスで配信するファイルの詳細情報を指定します。

HULFT アプリケーションの転送機能は、HULFT Transferサービスよりも詳細な設定で転送ができる機能です。

用途に合わせて、HULFT アプリケーションかHULFT Transferサービスかを選択してください。

配信管理情報の設定は、ナビゲーションメニューの > HULFT APP > 配信管理情報から設定するか、HULFT アプリケーション 設定移行ツールを使用して設定できます。

ここでは、配信管理情報の設定時のキーポイントについて解説します。

 

設定のポイント

配信管理情報を新規作成するには、配信管理情報ページの追加を選択し、転送情報を入力します。

登録できる配信管理情報の件数は、2,000件となります。

1サービスあたりのデプロイ件数の上限は、2,000件となります。

今後システム上で制限がかけられます。

注意
  • 集信側のHULFTにて集信完了通知(JOBWAIT)に "J" 正常時ジョブ完了が指定されていた場合、ジョブの実行に350秒以上を要するようなジョブを実行すると、ジョブ完了通知が正常に受け取れない場合があります。

    そのとき、配信側のHULFT Squareでは525-000エラーが、集信側のHULFTでは302-344エラーが記録されます。

  • 配信管理情報の設定を行うには、以下のいずれかの権限が必要です。

    • HULFTAppSendConfigFullAccess

    • HULFTAppSendConfigEditAccess

ここでは、配信管理情報ページからの画面遷移と、配信管理情報の作成および削除などの機能について説明します。

= 備考 =

HULFT Squareの基本的なUI要素などの名称や働きについては、以下のトピックを参照してください。

 

配信管理情報

ナビゲーションメニューの > HULFT APP > 配信管理情報を選択すると表示されます。

(1) 追加

配信管理情報を新規作成して設定するには、このアイコンを選択します。

配信管理情報の設定については、「配信管理情報> 追加」を参照してください。

(2) 設定リスト

作成済の配信管理情報の情報が表形式で表示されます。

(3) アクションメニュー

作成済の配信管理情報に対して操作を実行するには、このアイコンを選択します。

を選択すると、以下の操作メニューが表示されます。

情報

選択中の配信管理情報に関する詳細情報が表示されます。表示されている配信管理情報を編集および削除することができます。

選択すると、配信管理情報> 配信管理情報名が表示されます。

削除

選択中の配信管理情報を削除します。

 

配信管理情報> 追加

配信管理情報ページで追加を選択すると、このページが表示されます。

ウィザード形式のページで、情報を順番に設定して配信管理情報を新規作成します。

 

手順全般

名前

配信管理情報の名前を指定します。

説明

設定する配信管理情報に対する説明コメントを指定します。

次へ

次のページを表示します。

 

手順プロファイル

プロファイル

配信管理情報と紐づけるプロファイルを選択します。

次へ

次のページを表示します。

 

手順設定

配信するファイルのファイル情報を登録します。

項目一覧

HULFT アプリケーションで設定する項目について説明します。

以下の表のグレーアウトの項目はHULFTでのみサポートされている項目です。HULFT アプリケーションではサポートされていません。HULFTとの互換性を確認する場合にご利用ください。

表2.7 配信管理情報項目一覧

項目値

初期値

設定値

省略

備考

画面名称

ファイル

ファイルID

SNDFILE

 

大文字英数字

×

50バイト以内

コメント

COMMENT

 

文字

60バイト以内

配信ファイル名

FILENAME

 

英数字

×

200バイト以内

転送タイプ

TRANSTYPE

 

バイナリデータ

テキストデータ

×

 

M/フォーマットID

FMTID

 

英数字

HULFT Squareではサポートされていません。

圧縮方式

COMP

圧縮なし

圧縮なし

横圧縮(レコード内圧縮)

縦横圧縮(レコード間圧縮)

DEFLATE圧縮

×

 

圧縮単位

COMPSIZE

0

0、1~32760

単位:バイト

DEFLATEレベル

DEFLATELEVEL

 

圧縮速度優先

標準

圧縮率優先

圧縮方式DEFLATE圧縮の場合に有効

コード変換

KJCHNGE

 

配信側ホストで変換

集信側ホストで変換

変換せずに配信

×

 

EBCDICセット

CODESET

0

(*1)

 

配信ファイルの扱い

CLEAR

保存

保存

クリア

削除

ロック

 

転送グループID

GRPID

 

英数字

×

50バイト以内

配信前ジョブID

PREJOBID

 

英数字

HULFT Squareではサポートされていません。

正常時ジョブID

JOBID

 

英数字

HULFT Squareではサポートされていません。

異常時ジョブID

EJOBID

 

英数字

HULFT Squareではサポートされていません。

連携DBID

DBID

 

CSV

HULFT Squareではサポートされていません。

転送間隔

INTERVAL

0

0~32760

単位:ミリ秒

転送優先度

TRANSPRTY

50

1~256

×

 

転送ブロック長

BLOCKLEN

0

0、128~65520

×

HULFT Squareではサポートされていません。

転送ブロック数

BLOCKCNT

0

0~99

×

HULFT Squareではサポートされていません。

シフトコードの扱い

SHIFTTRANSACT

On

On:シフトコードを付加する

Off:シフトコードを付加しない

 

高強度暗号強制モード(*2)

 

チェックなし

チェックなし:無効

チェックあり:有効

 

暗号キー

(高強度暗号強制モードが無効)(*3)

PASSWORD

 

英数字

8~20バイト

暗号キー
(高強度暗号強制モードが有効)(*4)

PASSWORD

 

16進文字列

 

:

省略可

×

:

省略不可

*1

:

項目の詳細は、「各項目の説明」を確認してください。

*2

:

HULFT APPセキュリティカテゴリにある高強度暗号強制モードで指定したモードを設定します。

*3

:

高強度暗号強制モード無効を設定した場合に設定できます。

*4

:

高強度暗号強制モード有効を設定した場合に設定する必要があります。

各項目の説明

配信管理情報に設定する各項目について説明します。( )内はパラメータファイル使用時に指定する項目名です。

ファイルID(SNDFILE)

配信するファイルを認識するためのIDを指定します。

コメント(COMMENT)

配信するファイルに対するコメントを指定します。

配信ファイル名(FILENAME)

HULFT Squareのストレージ上に格納されている配信ファイルのファイル名を、ワークスペースを含めたパスで指定します。

転送タイプ(TRANSTYPE)

配信するファイルのデータタイプを選択します。

  • バイナリデータ

  • テキストデータ

圧縮方式(COMP)

ファイルを転送するときの圧縮の種類を選択します。

  • 圧縮なし

  • 横圧縮(レコード内圧縮)

  • 縦横圧縮(レコード間圧縮)

  • DEFLATE圧縮

圧縮単位(COMPSIZE)

バイナリファイルを圧縮するときのレコード単位を指定します。

値が大きいほど、高速に処理を行います(ただし、メモリを消費します)。

以下の場合は省略できません。

  • 転送タイプバイナリデータ圧縮方式横圧縮(レコード内圧縮)の場合

  • 転送タイプバイナリデータ圧縮方式縦横圧縮(レコード間圧縮)の場合

DEFLATEレベル(DEFLATELEVEL)

DEFLATE圧縮時に使用する圧縮レベルを選択します。

圧縮方式(COMP)DEFLATE圧縮を指定した場合のみ、設定できます。

  • 圧縮速度優先

  • 標準

  • 圧縮率優先

省略すると標準が設定されます。

コード変換(KJCHNGE)

配信するファイルのコード変換の方法を選択します。

  • 配信側ホストで変換

  • 集信側ホストで変換

  • 変換せずに配信

EBCDICセット(CODESET)

1バイトコードを変換するときに使用するEBCDIC系コードセットを選択します。

集信側ホスト(相手ホスト)のEBCDICセットを指定します。

  • 自動

  • EBCDICカナ文字

  • EBCDIC英小文字

  • EBCDIC-ASCII

  • EBCDIC-ASPEN

  • IBM英小文字

  • IBM英小文字拡張

  • NECカナ文字

  • IBMカナ文字拡張

  • 中国語簡体字拡張

  • ユーザテーブル1

  • ユーザテーブル2

  • ユーザテーブル3

省略すると自動が設定されます。

この設定は、集信側ホストがMF-IBMi系機種で、配信側変換の場合に有効です。

配信ファイルの扱い(CLEAR)

配信ファイルの配信中の排他制御と、正常終了したときの処置を選択します。

  • 保存

    配信中はロックを行わず、正常終了後ファイルを保存します。

  • クリア

    配信中はロックを行い、正常終了後0バイトファイルになります。

  • 削除

    配信中はロックを行い、正常終了後ファイルを削除します。

  • ロック

    配信中はロックを行い、正常終了後ファイルを保存します。

省略すると保存が設定されます。

転送グループID(GRPID)

配信するファイルの配信先が登録されているIDを指定します。

転送グループIDの詳細は「転送グループ情報」を参照してください。

転送間隔(INTERVAL)

転送単位(転送ブロック長×転送ブロック数)ごとの間隔を指定します。

省略すると0が設定されます。

転送優先度(TRANSPRTY)

ファイル転送を起動するときの待ち行列での優先度を指定します。

優先度は、小さい数字ほど高くなります。

シフトコードの扱い(SHIFTTRANSACT)

MF-IBMi系機種とコード変換を行うときのシフトコードの扱いを指定します。

  • On

    シフトコードを付加します。

  • Off

    シフトコードを付加しません。

省略するとOnが設定されます。

高強度暗号強制モード

暗号キーを高強度暗号として扱うかどうかを指定します。

HULFT APPセキュリティカテゴリにある高強度暗号強制モードで設定したモードを指定します。

  • チェックなし

    高強度暗号強制モードを無効します。暗号キーを高強度暗号として扱いません。

  • チェックあり

    高強度暗号強制モードを有効します。暗号キーを高強度暗号として扱います。

暗号キー(高強度暗号強制モードが無効)(PASSWORD)

データを暗号化するキーを指定します。

配信するファイルにセキュリティをかけることができます。相手ホストの集信管理情報に設定されている暗号キーと同じ暗号キーを設定してください。

省略すると、ファイルは暗号化されません。

暗号キー(高強度暗号強制モードが有効)(PASSWORD)

データを復号するキーを指定します。

配信するファイルにセキュリティをかけることができます。相手ホストの集信管理情報に設定されている暗号キーと同じ暗号キーを設定してください。

暗号キーの値を必ず指定してください。配信側が高強度暗号強制モードでない場合は転送エラーになります。

次へ

次のページを表示します。

 

配信管理情報> 配信管理情報名

配信管理情報ページで、設定リストのアクションメニューから情報を選択すると、このページが表示されます。

選択中の配信管理情報に関する詳細情報を確認できます。

(1) 配信管理情報名

配信管理情報名に、配信管理情報の名前が表示されます。

(2) プロファイル

アクセス権があるプロファイルが一覧で表示されます。

プロファイルごとに配信管理情報を設定できます。

(3) 転送グループID

設定した転送グループIDが表示されます。リンクを選択すると、「転送グループ情報> 転送グループ情報名」ページに遷移します。

(4) 編集

配信管理情報を編集します。

Copy Configuration Fromで配信管理情報を選択すると、コンフィギュア済みの配信管理情報の設定をコピーできます。

設定の編集後、プレビューを選択し変更前後の内容を確認します。内容に問題がなければ適用を選択します。

(5) 所有権の変更

選択中の配信管理情報の所有権を他のメンバーに変更します。所有権を変更すると作成者が変更されます。

所有権を変更するには、配信管理情報の参照権限に加えてChangeOwnership権限が必要です。

(6) 削除

すべての配信管理情報の設定を削除します。