トランザクション処理

オペレーション名

トランザクション

機能概要

トランザクション処理を行います。

トランザクション処理で囲まれたフローは新しいトランザクションが開始されます。(REQUIRES_NEW と同じ動作となります)

 

= 備考 =

トランザクションの詳細については、こちらを参照してください。

トランザクションの構成

アイコン

名前

説明

トランザクション開始

トランザクションの開始です。

トランザクション終了

トランザクションの終了です。

プロパティ

= 備考 =

変数の使用については、「変数」を参照してください。

基本設定

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

名前

必須

使用不可

スクリプトキャンバス上での名前を入力します。

 

コメント

項目名

必須/省略可

変数の使用

説明

備考

コメント

省略可

使用不可

このコネクターの簡単な説明を記述することができます。

 

アイコンクリックメニュー

アイコン

項目名

説明

備考

折り畳み/展開

アイコン上に表示される[+]または[-]を選択して操作します。

[トランザクション開始]から[トランザクション終了]の間にあるアイコンの表示/非表示を切り替えます。

折り畳んだ場合、[トランザクション開始]のみが表示されます。

PSPでの使用について

PSPでは使用できません。

仕様制限

  • タイムアウトの設定はできません。

  • トランザクション開始アイコンとトランザクション終了アイコン間に、例外通知処理・end処理・break処理・continue処理を配置した場合、スクリプトのコンパイルに失敗します。

例外メッセージ

ありません。

注意事項

  • プロパティ設定ダイアログを開くことはできません。

  • トランザクション処理で囲まれた処理のロールバックまたはコミットは、トランザクション処理の終了状態で判断されます。

    たとえば、トランザクション処理内でエラーが発生しても、そのエラーがトランザクション処理内の例外監視処理のチェック対象になっている場合は、トランザクション処理は正常終了するため、コミットします。

処理イメージ

トランザクション処理を使用し、スクリプト呼び出し処理でエラーが発生した際に、CSVファイルへの書き込みをロールバックさせるスクリプトを作成します。

  1. 以下のようなスクリプトを作成します。

  2. CSVファイル書き込み処理のプロパティ設定ダイアログを開き、[トランザクション]タブの[トランザクション処理を行う]にチェックを入れます。

  3. スクリプト呼び出し処理でエラーが発生するように、不適切な設定を行います。

  4. Mapperで、以下のようにマッピングを行います。

  5. スクリプトを実行すると、CSVファイルの内容や、実行履歴ビューのログを参照することで、トランザクションが正しく動作していることを確認することができます。

    = 備考 =

    実行ログでロールバックが実行されたかどうかを確認するには、ログレベルをFINFO以上に設定する必要があります。

    ログレベルの設定については、「ログレベル」を参照してください。