仕様制限
デザイナー全般
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スクリプト変数とコンポーネントアイコンで、同一の名前を設定することはできません。
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デザイナーで開いているプロジェクトには、権限の変更が反映されません。プロジェクトを開き直すことで権限の変更が反映されます。
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プロパティ設定のダイアログでは、Enterキーを押しても、選択されているボタンや入力フィールドに関係なく、常に設定が完了され、ダイアログが閉じられます。
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接続に時間がかかるコンポーネントのプロパティ設定のダイアログをダブルクリックで開いている最中に、再度ダブルクリックでダイアログを開くと、複数のダイアログが開く場合があります。
その場合、一番手前のプロパティ設定のダイアログで設定を行って完了ボタンで閉じ、残りのダイアログは取消ボタンで閉じてください。
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プロセスフローがつながれていないコンポーネントのコンポーネント変数を、プロセスフローがつながれているコンポーネントのプロパティ項目に設定した場合、スクリプトのコンパイルに失敗します。
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スクリプトの実行が失敗した際に表示されるスクリプト実行のエラーダイアログで、ダイアログのサイズを変更しても、エラー詳細エリアの縦サイズが一定以上の大きさになりません。
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デバッグ実行時、フロー処理(繰り返し処理や条件分岐など)の終了アイコンへのプロセスフローはハイライト表示されません。
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以下の事象が発生した場合、表示メニューからレイアウトの初期化を選択してください。
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スクリプトキャンバスを最大化した状態でデザイナーを閉じ、再度デザイナーを開くと各フレームが閉じた状態で起動される
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実行ログ、またはエラーログ詳細を最大化してもとのサイズに戻すと、レイアウトが崩れた状態で表示される
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単一行の入力フィールドに改行を含むデータを貼り付けると、改行より前のデータのみが貼り付けられます。
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ファイルメニューでプロジェクトを開くを選択した時に表示されるプロジェクトの選択画面で、日時データのカラムに対する~と一致する~と一致しないのフィルタが想定通りの動作にならない場合があります。~より大きい~以上~より小さい~以下などのフィルタを使用して絞り込みを行ってください。
排他制御
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同一のファイルに対する書き込みや操作をマルチスレッドで行った場合の動作は保証していません。
プロジェクトエクスプローラ
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ロード中のスクリプトでは、右クリックメニューのプロパティを選択できません。
実行履歴
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スレッド処理内でスクリプト呼び出し処理を複数呼び出した場合、実行履歴のツリー構造が正しく表示されません。
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スクリプト呼び出し処理の実行時に、デザイナーで呼び出し先のスクリプトを開いていない場合、実行履歴に呼び出し先スクリプトの処理情報が表示されません。
実行ログ
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バイナリ型のスクリプト変数に値を代入した際、実行ログに表示される変数の型は「String」です。「binary」ではありません。
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バイナリ型のスクリプト変数にバイナリデータを代入すると、実行ログには「/0101/0110/1」、デバッグ情報には「[B@12498b5」といった形式で値が表示されます。
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以下のようなスクリプト実行においてログが10000件を超え、表示上の上限に達した場合、エラーと終了メッセージ以外は表示されなくなります。
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ログレベルにDEBUGを設定した上で、デバッグ実行で多量のデータを取り扱う
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ループ実行などによって、多量の処理が発生する
すべてのログを見るにはHULFT Integrateのイベントログを参照してください。フィルター機能にある日時の時分秒や、ログレベルのエラーを活用し、参照箇所を絞り込んで確認してください。
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プレビューア
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1MBまで読み込むことができます。
1MB以上のファイルを指定した場合には、先頭1MBまで読み込まれます。
チューザー
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ファイルチューザーでディレクトリーを選択すると、選択したディレクトリー名がファイル名の入力フィールドに設定されます。
コネクションリソースの設定
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デザイナーでは、コネクションリソースの名前を変更することはできません。
= 参照 =コネクションリソースの変更については、「コネクションリソース」を参照してください。
スクリプトコンポーネント
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例外監視処理のチェック対象にスクリプト呼び出し処理が設定されているスクリプトで、スクリプト呼び出し処理中に処理を停止した場合、処理の中断ができません。
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スクリプトプロセスの最大同時実行数を超えるスクリプトが同時に実行された場合、実行待ち状態になっているスクリプトの実行順序は保証していません。
コネクター全般
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すべてのコネクターで、リクエストから350秒経過する前に応答がない場合、その後応答が返されたとしてもスクリプト側で応答を検知できず、ステータスが実行中のままとなる場合があります。
コネクターの設定で、タイムアウトを指定できる場合には、350秒よりも短い長さを指定してください。
タイムアウト設定が無いコネクターの場合、スレッド処理と条件分岐処理、および待機処理を用いてスクリプトの実行タイムアウトを実装することができます。
詳細は、HULFT SquareのFAQ(https://support.square.hulft.com/hc/ja/articles/12512042730388)をご確認ください。
FAQを参照する場合は、サポート契約が必要です。
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CSVコネクターの列一覧/列名などのテーブルプロパティで、必須入力の項目が未設定の場合、フィールドが入力状態のとき以外に「×」アイコンが表示されません。
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オペレーションを新規にスクリプトキャンバスに配置した際に、データベースコネクターのテーブル名などの必須入力のリストプロパティに、未選択状態を表す「×」アイコンが表示されない場合があります。
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設定が不正などの理由で接続できないコネクションリソースが設定されているコンポーネントアイコンを選択するとしばらくレスポンスが返ってこなくなる場合があります。
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一部のコネクターでは、マイクロ秒のデータを扱うことができません。
マイクロ秒に対応しているコネクターは、以下のとおりです。
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DB2コネクター
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Oracleコネクター
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PostgreSQLコネクター
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SQL Serverコネクター
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ファイル操作を行うコネクター
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ファイル操作を行うコネクターのファイル読み取りオペレーションにて、大容量ファイルを読み込む際にディスクの容量不足が発生する場合があります。該当した場合でもスクリプト実行はエラーとならず、ファイルのデータが欠損した状態で処理が進みます。
単一のHULFT Integrateサービスで同時に複数のファイル操作を実行するなど、扱えるファイルサイズの上限を超えるようなスクリプトを実行するとこの問題が発生します。
2024年12月現在、同時に扱えるファイルサイズの目安は約12GBとなります。クラウド系のコネクターではS3コネクターを除き約6GBとなります。 S3コネクターの同時に扱えるファイルサイズの目安は約12GBとなります。
- 回避策
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ファイルを分割する、処理のタイミングをずらすなどして、上限値にヒットしないようにしてください。
- 対象となるファイル操作に関連するコネクター
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基本
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アサーション
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ファイル比較
ファイル
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CSV
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Excel
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Excel(POI)
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XML
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固定長
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可変長
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ファイル操作
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ファイルシステム
ネットワーク
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REST
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FTP
クラウド *
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Amazon S3
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Azure BLOBストレージ *
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Google BigQuery *
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Google Cloud Storage *
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Google ドライブ *
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Google スプレッドシート *
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Box *
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SharePoint *
暗号化
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PGP
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クラウド系のコネクターについては、ディスクの消費量が取り扱うファイルサイズの2倍の容量となる場合があります。
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