ServiceNow コネクターのメッセージおよび制限事項

 

オペレーションについては「ServiceNow」(オペレーショントップページ)を参照してください。

SERVICENOWカテゴリのメッセージコード一覧

ServiceNow Connectorで発生するエラーに対応するメッセージコードです。

 

SERVICENOW001E

入力値が正しくない場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

[sysparm_limits]および[sysparm_offset]に数値以外を入力する、または入力値が正しくない場合に発生します。

sysparm_limitには「1」以上の値を入力してください。

sysparm_offsetには「0」以上の値を入力してください。

SERVICENOW002E

ServiceNow上でエラーが発生した場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

マッピングの指定を間違えるなどで、ServiceNow上の実行に失敗した場合に発生します。

ServiceNow上でエラーが発生しています。

マルチインポート操作の場合、以下の手順でログを確認し対策をおこなってください。

  1. System Import SetsからMulti Import Setsを開きます。

  2. Import Logタブを表示します。

エクスポート操作の場合、以下の手順でログを確認し対策をおこなってください。

  1. HULFT Square ConnectorExport Logsをクリックします。

  2. Export Logsを表示します。

SCRIPT003E

接続先が設定されていない、ステージングテーブル名またはテーブル名が指定されていない、または対象テーブルではない場合に出力されるメッセージコードです。

原因

対策

接続先が設定されていない、ステージングテーブル名またはテーブル名が指定されていない、または対象テーブルではない場合に発生します。

正しい接続先、およびテーブル名を入力してください。

SERVICENOWカテゴリの制限事項

エクスポート処理

仕様制限

  • 1回のリクエストでエクスポートするレコード数は、10000件までを推奨します。10000件を超えるエクスポートは、繰り返し処理を用いてリクエストを分けるなどして対応してください。

    データ量や通信環境によっては、パフォーマンスに影響がある場合もあります。

    設定が完了したら、運用前に動作確認を行うことを推奨します。

  • sysparam_fieldsで任意の列名をカンマ区切りをせずに設定したり、指定外の列名を入力した場合、null が出力されます。

マルチインポート処理

仕様制限

  • インポートする先のテーブルにおいて、列名の語頭の文字を小文字で作成した場合に、ServiceNow側の動作として語頭の文字の見た目が大文字に設定されます。それにより、HULFT Squareを経由したインサートが失敗して(empty)となる場合があります。テーブルの列名の語頭を大文字で作成するか、以下の手順でServiceNow側で列名の設定の更新が必要となります。

    1. ServicenowメニューSystem Difinition > Tablesへ移動して問題が発生しているテーブルをクリックします。

    2. HULFT Squareからインサートした値が(empty)になるカラムをクリックします。

      例)test01

    3. Column labelとColumn nameで大文字と小文字の不一致が確認されます。このとき、このカラムへのHULFT Squareを経由したインサートが(empty)となります。

    4. 右上のupdateをクリックします。

      注意

      updateの際に、Column labelを任意の値に変更してもかまいません。Column labelの頭文字の先頭が小文字の状態を維持したい場合は、updateの際にColumn labelを小文字に変更してからupdateを実行してください。

    5. 再度HULFT Squareからのインサートを実行し、値が取得されることを確認してください。

  • 1回のリクエストでインポートするレコード数は、10000件までを推奨します。10000件を超えるインポートは、繰り返し処理を用いてリクエストを分けるなどして対応してください。

    データ量や通信環境によって、パフォーマンスに影響がある場合もあります。

    設定が完了したら、運用前に動作確認を行うことを推奨します。