HULFT管理画面用コマンドプロシージャーの変更
HULFTパラメータライブラリ内のメンバー「HULFTL」の内容を導入環境に合わせて変更し、SYSPROCコマンドライブラリへ任意の名称で格納してください。
[コマンドプロシージャーの変更例]
PROC 0 CONTROL FLUSH MSG LIST ISPEXEC LIBDEF ISPMLIB DATASET ID('HULFT.MSG') ISPEXEC LIBDEF ISPPLIB DATASET ID('HULFT.PANEL') ALLOC F(XRFILE) DA('HULFT.FILE') SHR ALLOC F(XRHOST) DA('HULFT.HOST') SHR ALLOC F(XRLOG) DA('HULFT.LOG') SHR ALLOC F(XRLOG1) DA('HULFT.LOG.PATH1') SHR ALLOC F(XRLOG2) DA('HULFT.LOG.PATH2') SHR ALLOC F(XRQUE) DA('HULFT.QUEUE') SHR ALLOC F(XRSYSIN) DA('HULFT.PARMLIB(HULPRM)') SHR [ALLOC F(XREXTLIB) DA('HULFT.LOAD') SHR ] ALLOC F(IPGET) DA('HULFT.HOSTS.LOCAL') SHR ISPEXEC SELECT PGM(XRMENU2) FREE F(XRFILE XRLOG XRLOG1 XRLOG2 XRQUE XRHOST XRSYSIN [XREXTLIB] IPGET) ISPEXEC LIBDEF ISPMLIB DATASET ID() ISPEXEC LIBDEF ISPPLIB DATASET ID() END
ファイル名 |
項目名 |
説明 |
---|---|---|
ISPMLIB |
HULFT.MSG |
HULFT ISPFメッセージライブラリ |
ISPPLIB |
HULFT.PANEL |
HULFT ISPFパネルライブラリ |
XRFILE |
HULFT.FILE |
集配信管理ファイル |
XRHOST |
HULFT.HOST |
詳細ホスト情報ファイル |
XRLOG |
HULFT.LOG |
集配信履歴ファイルIDキーファイル |
XRLOG1 |
HULFT.LOG.PATH1 |
集配信履歴ホスト名キーファイル |
XRLOG2 |
HULFT.LOG.PATH2 |
集配信履歴日付キーファイル |
XRQUE |
HULFT.QUEUE |
配信制御ファイル |
XRSYSIN |
HULFT.PARMLIB(HULPRM) |
システム動作環境設定ファイル |
XREXTLIB |
HULFT.LOAD |
HULFTロードモジュールライブラリ(*1) |
IPGET |
HULFT.HOSTS.LOCAL |
IP管理ファイル |
*1 |
: |
外字テーブル使用時 |
DNSを使用して名前解決をする場合は、「DNSまたはTCP/IPホストファイルを使用するための設定」を参照してください。
-
外字テーブルを使用してコード変換を行うにはXREXTLIBを定義します。
HULFT管理画面のコマンドプロシージャーで定義した外字テーブルは、以下の条件をすべて満たす場合のみ使用できます。
-
HULFT管理画面から配信要求を発行
-
配信管理情報の転送方法(DIRECT)に“W(ワークファイル)”を設定
-
配信管理情報のコード変換(CODE-CONV)に“S(配信側)”を設定
外字テーブルの詳細は「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
-
-
HULFT管理画面から要求を発行する場合、インターナル・リーダにJESコマンド実行権限が与えられている必要があります。
JESコマンド実行権限については「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。
-
システム動作環境設定の配信後クリアの扱い(CLEARMODE)を指定する場合、配信プログラム起動時のシステム動作環境設定の配信後クリアの扱いと同じ値を必ず指定してください。
複数のHULFTでHULFT管理画面または簡易転送配信要求コマンドを使用する場合は、コマンドプロシージャーを環境ごとに作成する必要があります。
以下のいずれかの操作を行って、作成した各コマンドプロシージャーを使い分けてください。
-
SYSPROCコマンドライブラリへの格納名称を変更
-
ALTLIBコマンドを使用してコマンドライブラリを変更
ALTLIBコマンドの詳細は「TSO/Eコマンド解説書」を参照してください。