その他の共通メッセージ

(1) 集信システムまたは要求受付システムで出力されるエラーメッセージ

XRY0001

GETCLIENTID ERROR

内容)

クライアントIDを取得するための、GETCLIENTIDに失敗しました。(ML=E)

対処)

TCP/IPで何らかの障害が発生したと思われます。ネットワーク環境を確認してください。

XRY0002

GIVESOCKET ERROR

内容)

ソケットを子タスクに引き渡すための、GIVESOCKETに失敗しました。(ML=E)

対処)

TCP/IPで何らかの障害が発生したと思われます。ネットワーク環境を確認してください。

XRY0003

GIVESOCKET SELECT TIMEOUT OCCURRED

内容)

ソケットを子タスクに引き渡すためのGIVESOCKETで、子タスクが引き継がないためにタイムアウトが発生しました。(ML=E)

対処)

TCP/IPで何らかの障害が発生したと思われます。ネットワーク環境を確認してください。

XRY0004

GETCLIENTID ERROR

内容)

クライアントIDを取得するための、GETCLIENTIDに失敗しました。(ML=E)

対処)

TCP/IPで何らかの障害が発生したと思われます。ネットワーク環境を確認してください。

XRY0005

TAKESOCKET ERROR

内容)

ソケットを獲得し新しいソケットを作成するための、TAKESOCKETに失敗しました。(ML=E)

対処)

TCP/IPで何らかの障害が発生したと思われます。ネットワーク環境を確認してください。

XRY0006

HOST IS NOT FOUND

内容)

指定された転送相手のホスト名が、DNSまたはTCP/IPホストファイルに登録されていません。(ML=E)

対処)

「導入 マニュアル」を参照し、設定している内容を確認してください。

(2) 要求処理の完了コードおよび詳細コードに出力されるエラーメッセージ

XRZ0001

TIMEOUT OCCURED,RETRY

内容)

接続処理でタイムアウトが発生しました。接続を再試行します。(ML=W)

XRZ0002

RESET RECEIVED,RETRY

内容)

接続処理で相手機種より強制切断(RST)を受信しました。接続を再試行します。(ML=W)

(3) すべてのプログラムで出力されるエラーメッセージ

XRC0000

INSUFFICIENT MEMORY FOR MESSAGE

内容)

メッセージを出力するためのメモリが足りません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、再度実行してください。

XRC0001

SEND FILE NOW USED

内容)

配信ファイルが使用中です。(ML=I)

XRC0003

JCL LIBRARY IS NOW USED

内容)

JCLライブラリが使用中です。(ML=I)

XRC0004

SYSTEM FILE STATUS ERROR

内容)

集配信管理ファイルの状態が正しくありません。(ML=E)

対処)

管理情報のコンバートに失敗している可能性があります。インストール手順に従い、正しくコンバートしてください。

XRC0005

SYSTEM FILE VERSION ERROR

内容)

集配信管理ファイルのバージョンエラーです。(ML=E)

対処)

集配信管理ファイル、詳細ホスト情報ファイルのバージョンが最新ではありません。インストール手順に従い、正しく最新バージョンのファイルを創成してください。

XRC0006

LOG FILE STATUS ERROR

内容)

集配信履歴ファイルの状態が正しくありません。(ML=E)

対処)

履歴のコンバートに失敗している可能性があります。インストール手順に従い、正しくコンバートしてください。

XRC0007

LOG FILE VERSION ERROR

内容)

集配信履歴ファイルのバージョンエラーです。(ML=E)

対処)

履歴ファイルのバージョンが最新ではありません。インストール手順に従い、正しく最新バージョンのファイルを創成してください。

XRC0008

YMDGET TIME GET ERROR

内容)

日付時刻の取得に失敗しました。(ML=E)

対処)

TODクロックが使用可能か確認し、再度実行してください。

XRC0009

GETUTC TIME GET ERROR

内容)

日付時刻の取得に失敗しました。(ML=E)

対処)

TODクロックが使用可能か確認し、再度実行してください。

XRC0010

UNABLE TO PERFORM CODE CONVERSION RC=code FDBK=fdbk

code

: z/OS Unicode Servicesの戻りコード(「Support for Unicode:変換サービスの使用」参照)

fdbk

: z/OS Unicode Servicesの理由コード(「Support for Unicode:変換サービスの使用」参照)

内容)

内部エラーが発生しました。(ML=E)

対処)

システム動作環境の「HULFTキャラクタセット」の値が正しくない可能性があります。戻りコードと理由コードを参照し、適切な処置をおこなってください。

XRC0011

INSUFFICIENT MEMORY

内容)

メモリが足りません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、再度実行してください。

XRC0012

SEND FILE NOW USED

内容)

配信ワークファイル、または配信ワークファイル作成用に指定されたボリュームが使用中です。(ML=W)

XRC0013

ATTEMPT TO ALLOCATE MEMORY ON 64-BIT STORAGE FAILED RC=code RSN=rsn

code

: IARV64マクロの戻りコード

rsn

: IARV64マクロの理由コード(システム完了コードDC2の理由コード)

内容)

64ビット・ストレージでのメモリ確保に失敗しました。(ML=E)

対処)

64ビット・ストレージでのメモリ確保が許可されていない可能性があります。64ビット・ストレージへのメモリ確保が可能となるようにJCL、または、OSの設定を変更してください。設定を変更しても事象が改善しない場合、技術サポート契約を締結済みのお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

XRC0014

MEM ALLOC ON 64BIT STORAGE FAILED SO MEMORY ALLOCATED ON 31BIT STORAGE RC=code RSN=rsn

code

: IARV64マクロの戻りコード

rsn

: IARV64マクロの理由コード(システム完了コードDC2の理由コード)

内容)

64ビット・ストレージでのメモリ確保に失敗した為、31ビット・ストレージにメモリを確保しました。(ML=W)

対処)

64ビット・ストレージでのメモリ確保が許可されていない可能性があります。64ビット・ストレージへのメモリ確保が可能となるようにJCL、または、OSの設定を変更してください。設定を変更しても事象が改善しない場合、技術サポート契約を締結済みのお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

XRC0101

AUTO DELETE CNTROL REC RENEW ERR FDBK=fdbk

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」参照)

内容)

履歴自動削除の制御レコードの更新に失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルを再創生し、履歴件数情報付加プログラム(XRLOGCNT)を実行してください。

XRC0102

AUTO DELETE CNTROL REC GET ERR FDBK=fdbk

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」参照)

内容)

履歴自動削除の制御レコードの取得に失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルを再創生し、履歴件数情報付加プログラム(XRLOGCNT)を実行してください。

XRC0103

AUTO DELETE REC COUNT ERR FDBK=fdbk

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」参照)

内容)

履歴総件数のカウントに失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルを再創生し、履歴件数情報付加プログラム(XRLOGCNT)を実行してください。

XRC0104

AUTO DELETE CNTROL REC PUT ERR FDBK=fdbk

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」参照)

内容)

履歴自動削除の制御レコードの出力に失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルを再創生し、履歴件数情報付加プログラム(XRLOGCNT)を実行してください。

XRC0105

LOG FILE ROLLBACK FAILED

内容)

集配信履歴ファイル出力のエラー復帰処理に失敗し、履歴データに不整合が発生しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイル再編成プログラム(XRREORG)を実行し、履歴データの整合性を取ってください。

XRC0106

LOG FILE DELETE FAILED

内容)

集配信履歴ファイル削除に失敗し、履歴データに不整合が発生しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイル再編成プログラム(XRREORG)を実行し、履歴データの整合性を取ってください。

XRC0107

LOG FILE UPDATE FAILED

内容)

集配信履歴ファイル更新に失敗し、履歴データに不整合が発生しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイル再編成プログラム(XRREORG)を実行し、履歴データの整合性を取ってください。

XRC0108

TRANSFER LOG FILE ACCESS ERROR IS DETECTED RC=code FDBK=fdbk

code

: 完了コード

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード

内容)

集配信履歴ファイルの読み込みに失敗しました。(ML=E)

対処)

エラーコードを参照し、対処を行ってください。

XRC0109

START LOG AUTO DELETION

内容)

履歴自動削除処理が開始しました。(ML=I)

XRC0110

END LOG AUTO DELETION

内容)

履歴自動削除処理が完了しました。(ML=I)

XRC0111

LOG-FILE OPEN ERROR

内容)

履歴ファイルのオープン時に、エラーが発生しました。(ML=E)

対処)

HULFT 本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

XRC0112

LOG-FILE DELETE ERROR

内容)

履歴の削除に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT 本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

XRC0113

JOBLOG DELETE ERROR

内容)

ジョブ実行履歴の削除に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT 本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

XRC0114

LOG-FILE POINTER ERROR

内容)

履歴ファイルの参照に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT 本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

XRC0115

JOBLOG READ ERROR

内容)

ジョブ実行履歴の読み込みに失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT 本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

XRC0201

SUCCEEDED IN RESETTING COUNTER FOR SEND SEQ

内容)

配信処理番号のリセットを行いました。(ML=I)

XRC0202

SUCCEEDED IN RESETTING COUNTER FOR RESEND QUEUE LIST

内容)

再配信処理番号のリセットを行いました。(ML=I)

XRC0203

FAILED TO ACCESS SEND CONTROL FILE

内容)

配信制御ファイルへのアクセスに失敗しました。(ML=E)

対処)

配信制御ファイルを再創成してください。

XRC0204

UNABLE TO RESET COUNTER BECAUSE SND RECORDS STILL EXIST

内容)

配信待ちレコードが存在するため、配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドが実行できませんでした。(ML=W)

対処)

配信待ちレコードが0件の状態で実行してください。

XRC0205

UNABLE TO RESET COUNTER BECAUSE RESND RECORDS STILL EXIST

内容)

再配信レコードが存在するため、配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドが実行できませんでした。(ML=W)

対処)

再配信レコードが0件の状態で実行してください。

XRC0206

UNABLE TO RESET COUNTER BECAUSE SND RECORDS STILL EXIST

内容)

配信処理番号しきい値を超えましたが、配信待ちレコードが存在するため、配信処理番号のリセット処理ができません。(ML=W)

対処)

配信制御ファイルの容量が不足する可能性があります。配信待ちレコードが0件の状態にして、配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドを実行してください。

XRC0207

UNABLE TO RESET COUNTER BECAUSE RESND RECORDS STILL EXIST

内容)

再配信処理番号しきい値を超えましたが、再配信レコードが存在するため、再配信処理番号のリセット処理ができません。(ML=W)

対処)

配信制御ファイルの容量が不足する可能性があります。再配信レコードが0件の状態にして、配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドを実行してください。

XRC0208

SEND SEQ NO. EXCEEDED SYSTEM MAX VALUE.

内容)

配信制御ファイルへ格納できる配信処理番号が最大値を超えました。(ML=E)

対処)

配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドを実行してから再度実行してください。

XRC0209

RESEND QUEUE LIST NO. EXCEEDED SYSTEM MAX VALUE.

内容)

配信制御ファイルへ格納できる再配信処理番号最大値を超えました。(ML=E)

対処)

配信処理番号または再配信処理番号のリセットコマンドを実行してから再度実行してください。

XRC0212

SYSCNTL CNTROL REC ACCESS ERROR RC=code FDBK=fdbk

code

: 完了コード(表3.15 参照)

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」参照)

内容)

システム制御ファイルのアクセスに失敗しました。(ML=E)

対処)

システム制御ファイルを再創成してください。

XRC0213

QUE STATUS ERROR

内容)

配信制御ファイルの状態が正しくありません。(ML=E)

対処)

配信制御ファイルを再創成してください。

XRC0214

QUE VERSION ERROR

内容)

配信制御ファイルのバージョンエラーです。(ML=E)

対処)

配信制御ファイルのバージョンが最新ではありません。インストール手順に従い、正しく最新バージョンのファイルを創成してください。

XRC0215

SYSCNTL OPEN ERROR RC=code FDBK=fdbk

code

: 完了コード(表3.15 参照)

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「DFSMS Macro Instructions for Data Sets」参照)

内容)

システム制御ファイルのオープン時に、エラーが発生しました。(ML=E)

対処)

HULFT本体に指定したシステム制御ファイルが正しいか確認してください。

XRC0300

TRANSFER MANAGEMENT FILE ACCESS ERROR IS DETECTED RC=code FDBK=fdbk

code

: 完了コード

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード

内容)

集配信管理情報ファイル、あるいはホスト情報ファイルのアクセスに失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信管理情報ファイル、あるいはホスト情報ファイルに何らかの障害が発生しています。VSAMの詳細コードを参照し、適切な処置をおこなってください。

XRC0301

TRANSFER MANAGEMENT FILE ACCESS ERROR IS DETECTED RC=code FDBK=fdbk

code

: 完了コード

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード

内容)

集配信管理情報ファイル、あるいはホスト情報ファイルのアクセスに失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信管理情報ファイル、あるいはホスト情報ファイルに何らかの障害が発生しています。VSAMの詳細コードを参照し、適切な処置をおこなってください。

XRC9001

CONS-MSGFILTER ALLOCATION ERROR RC=code FDBK=fdbk

code

: 完了コード

fdbk

: DYNALLOCマクロの詳細コード

内容)

メッセージフィルタファイルのアロケーションに失敗しました。(ML=E)

対処)

DYNALLOCマクロの詳細コードを参照し、適切な処置をおこなってください。

XRC9002

CONS-MSGFILTER OPEN ERROR

内容)

メッセージフィルタファイルのオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

メッセージフィルタファイルを確認してください。

XRC9003

CONS-MSGFILTER DCB ERROR

内容)

メッセージフィルタファイルの属性情報が取得できません。(ML=E)

対処)

メッセージフィルタファイルを確認してください。

XRC9999

DATA EXCEPTION (0C7) ITEM=itemname

itemname

: 異常が発生した項目名

内容)

フォーマット変換または、マルチフォーマット変換の数値項目に、数値でない値が設定されています。(ML=E)

対処)

itemnameに表示された項目の属性、開始位置、長さとファイル内のデータを確認し、正しい内容に修正してください。

XRY0007

SNDSOCKSIZE SET FAILED

内容)

SNDSOCKSIZEの設定に失敗しました。(ML=E)

XRY0008

RCVSOCKSIZE SET FAILED

内容)

RCVSOCKSIZEの設定に失敗しました。(ML=E)

XRY0010

GETMAIN ERROR

内容)

メモリエラーが発生しました。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、再度実行してください。

YITGET2

GETMAIN ERROR

内容)

メモリエラーが発生しました。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、再度実行してください。

* XRSNDWRK *

SEND FILE NOW USED

内容)

配信ワークファイル、または配信ワークファイル作成用に指定されたボリュームが使用中です。(ML=W)

(4) 履歴自動削除のメッセージ

* XRLOGATT * START LOG AUTO DELETION

内容)

履歴自動削除処理が開始しました。(ML=I)

* XRLOGATT * END LOG AUTO DELETION

内容)

履歴自動削除処理が完了しました。(ML=I)

*XRLOGATT* LOG-FILE OPEN ERROR

内容)

履歴ファイルのオープン時に、エラーが発生しました。(ML=E)

対処)

HULFT本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

*XRLOGATT* LOG-FILE DELETE ERROR

内容)

履歴の削除に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

*XRLOGATT* JOBLOG DELETE ERROR

内容)

ジョブ実行履歴の削除に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

*XRLOGATT* LOG-FILE POINTER ERROR

内容)

履歴ファイルの参照に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。

*XRLOGATT* JOBLOG READ ERROR

内容)

ジョブ実行履歴の読み込みに失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT本体に指定した履歴ファイルが正しいか確認してください。