操作ログバックアップファイルについて

「操作ログの自動切り替え」または「操作ログの手動切り替え」を行う場合、システム動作環境設定のコマンド実行ログバックアップ出力先データセット名（OPLCMDBK）およびファイルアクセスログバックアップ出力先データセット名（OPLFILEBK）を指定する必要があります。

「バックアップ出力先データセット」は、世代管理ファイルとして作成されます。世代ファイルについての詳細は、お手持ちのOSのマニュアルを参照してください。

(1) 世代管理ファイル名

世代管理ファイルで作成された「バックアップ出力先データセット」は、最新の世代管理ファイルを（0）とし、これ以前の古い世代は負の10 進整数（-n）で表します。システム動作環境設定のコマンド実行ログバックアップ出力先データセット名およびファイルアクセスログバックアップ出力先データセット名を指定する場合は、世代番号を指定しないでデータセット名のみ記述します。

例）「バックアップ出力先データセット」の設定値を、“HULFT.OPLBK”とした場合

最新のバックアップ出力先データセット：HULFT.OPLBK(0)
一つ前のバックアップ出力先データセット：HULFT.OPLBK(-1)

(2) 世代管理機能使用時の制限

世代管理するファイルの個数は“9999”固定です。
世代管理機能の使用時、動的に割り当てた世代管理ファイル名がすでに存在する場合はエラーとなります。
動的に割り当てるファイル名は、“9999”まで達すると“0”に戻ります。

(3) 世代管理機能使用時の注意

世代管理する場合、カタログ簿の領域不足が発生すると、カタログ処理が失敗します。この際、転送自体は正常終了しますが、最新世代として登録されません。したがって、以降、操作ログの切り替えにおけるバックアップを、世代管理で行うことができなくなります。この場合は、カタログ簿を拡張し、操作ログバックアップファイルを手動でカタログしてください。