項目一覧

インストール情報ファイルの設定項目について、標準インストールの場合とカスタムインストールの場合に分けて説明します。

インストール方法が「標準インストール」の場合

インストール情報ファイルの設定項目の一覧を表3.1 に示します。

インストール情報ファイルの各項目は、セットアッププログラムの画面で設定する項目に対応しています。

各項目は「標準インストール」の説明も参照してください。

表3.1 インストール情報ファイルの修正対象項目(標準インストールの場合)

タグ名

対応するセットアッププログラムの
画面項目名

省略

省略値

設定値

SERIAL

シリアル番号

不可

-

13バイトの数字

PRODUCTKEY

プロダクトキー

不可

-

25バイトの英数字

TERMLICENSEKEY

利用期間ライセンスキー

(*1)

-

25バイトの英数字

INSTALLATIONROUTE

インストール方法

不可

-

EXPRESS

HULPATH

HULFT環境設定ファイル格納ディレクトリ

-

(*2)

/usr/local/HULFT/etc

HULEXEP

HULFT実行モジュール格納ディレクトリ

-

(*2)

/usr/local/HULFT/bin

INSTALLATIONTYPE

インストールタイプ

-

(*3)

NEW,UPDATE

MYHOSTNAME

自ホスト名

-

(*2)

ローカルホスト名 (*4)

TMPDIR

一時ファイル作成パス

-

(*2)

/usr/local/HULFT/tmp

HULLANG

HULFT動作言語

-

(*2)

システムのロケールに基づいて決定される値

CS4TRNSFR

転送コードセット

-

(*2)

システムのロケールに基づいて決定される値

DATEFMT

日付形式

-

(*2)(*5)

システムのロケールに基づいて決定される値

INSTALLNODE

HULFTをインストールする環境

-

(*2)

指定なし

PIDDIR

pidファイル作成パス

-

-

使用されない

TRACEOUTPUTROUTE

トレースログ出力方式

(*6)

-

 

-

:

指定できない。

*1

:

製品版(期間限定ライセンス)の場合は省略不可。それ以外は使用されません。

*2

:

標準インストールの場合、設定値の値が指定されたものとして動作します。

*3

:

導入先ディレクトリにすでにHULFTがインストールされている場合、自動的にアップデートインストール(UPDATE)になります。

*4

:

hostnameコマンドで取得されるホスト名になります。

*5

:

日本語環境の場合は“1(YMD)”、英語環境の場合は“2(MDY)”が省略値として設定されます。

*6

:

アップデート前のHULFTがVer.8.4.0未満の場合は省略できません。

アップデート前のHULFTがVer.8.4.0以降の場合は指定は不要です。

注意
  • 「#」で始まる行はコメントです。また、空行および空白だけの行は無視されます。

  • 「項目=設定値」の前後にあるスペースまたはタブはカットされます。

  • 「=」の前後にスペースまたはタブを記述することはできません。

  • 1行の最大長は4095バイトです。

  • 項目名の重複チェックは行いません。後に指定された項目が有効になります。

インストール方法が「カスタムインストール」の場合

インストール情報ファイルの設定項目の一覧を表3.2 に示します。

インストール情報ファイルの各項目は、セットアッププログラムの画面で設定する項目に対応しています。

各項目は「カスタムインストール」の説明も参照してください。

表3.2 インストール情報ファイルの修正対象項目(カスタムインストールの場合)

タグ名

対応するセットアッププログラムの
画面項目名

省略

省略値

設定値

SERIAL

シリアル番号

不可

-

13バイトの数字

PRODUCTKEY

プロダクトキー

不可

-

25バイトの英数字

TERMLICENSEKEY

利用期間ライセンスキー

(*1)

-

25バイトの英数字

INSTALLATIONROUTE

インストール方法

不可

-

CUSTOM

HULPATH

HULFT環境設定ファイル格納ディレクトリ

不可

-

200バイト以内の英数字

HULEXEP

HULFT実行モジュール格納ディレクトリ

不可

-

200バイト以内の英数字

INSTALLATIONTYPE

インストールタイプ

不可

NEW

NEW,UPDATE,KEYUPDATE

MYHOSTNAME

自ホスト名

不可

(*2)

68バイト以内の英数字

TMPDIR

一時ファイル作成パス

(*3)

-

200バイト以内の英数字

HULLANG

HULFT動作言語

(*4)

-

JPN,ENG

CS4TRNSFR

転送コードセット

不可

-

EUC-JP、SJIS、UTF-8、
GB18030

DATEFMT

日付形式

不可

(*5)

1(YMD),2(MDY),3(DMY)

INSTALLNODE

HULFTをインストールする環境

不可

指定なし

指定なし,
ACTIVE,STANDBY

PIDDIR

pidファイル作成パス

(*6)

HULPATH

200バイト以内の英数字

TRACEOUTPUTROUTE

トレースログ出力方式

(*7)

-

 

-

:

指定できない。

*1

:

製品版(期間限定ライセンス)の場合は省略不可。それ以外は使用されません。

*2

:

省略値はhostnameコマンドで取得されるホスト名になります。

*3

:

新規インストールの場合は省略不可。それ以外は使用されません。

*4

:

新規インストールの場合は省略不可。それ以外は省略可。

*5

:

日本語環境の場合は“1(YMD)”、英語環境の場合は“2(MDY)”が省略値として設定されます。

*6

:

「INSTALLNODE」に“ACTIVE”を指定した場合は省略不可、それ以外の場合は使用されません。

*7

:

アップデート前のHULFTがVer.8.4.0未満の場合は省略できません。

アップデート前のHULFTがVer.8.4.0以降の場合は指定は不要です。

注意
  • 「#」で始まる行はコメントです。また、空行および空白だけの行は無視されます。

  • 「項目=設定値」の前後にあるスペースまたはタブはカットされます。

  • 「=」の前後にスペースまたはタブを記述することはできません。

  • 1行の最大長は4095バイトです。

  • 項目名の重複チェックは行いません。後に指定された項目が有効になります。