集信処理のメッセージ

XRR0000

HULFT RECEIVER INITIALIZATION COMPLETE

内容)

集信タスクの環境を初期化しました。(ML=I)

XRR0001

CONNECTION MAX OVER MAX-CON=100

内容)

EXECパラメータで指定された集信多重度は「100」以下でなくてはいけません。集信多重度を「100」とします。(ML=W)

XRR0002

INSUFFICIENT MEMORY

内容)

集信処理を実行するためのメモリが足りません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR0003

ISP OPEN FAILED RC=code

code

: 通信エラーコード(「通信エラーコード一覧」参照)

内容)

TISPのオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

主に以下の原因が考えられます。該当する原因を解決し再度起動してください。

応用アプリケーション名が正しくTISPに登録されていない。

既に同名の応用アプリケーションが起動されている。

TISPが起動されていないのに集信を起動した。

XRR0004

macro FAILED RC=code

macro

: 通信マクロ名

code

: 通信エラーコード(「通信エラーコード一覧」参照)

内容)

通信命令実行において何らかの異常が発生しました。(ML=E)

対処)

通信エラーコードの対処を行い、再配信処理を行ってください。

XRR0005

macro FAILED RC=code HST=host FILEID=fileid

macro

: 通信マクロ名

code

: 通信エラーコード(「通信エラーコード一覧」参照)

host

: ホスト名

fileid

: ファイルID

内容)

集信中に通信命令実行において何らかの異常が発生した。(ML=E)

対処)

通信エラーコードの対処を行い、再配信処理を行ってください。

XRR0006

HULFT RECEIVER TERMINATED

内容)

集信プログラムが終了しました。(ML=I)

XRR0007

CONNECTION-MAX IS INVALID; IGNORE

内容)

EXECパラメータの集信多重度は無効です。(ML=W)

対処)

集信多重度は数値で指定してください。

XRR0008

ISP APPL-NAME IS INVALID; IGNORE

内容)

EXECパラメータの集信アプリケーション名は無効です。(ML=W)

対処)

TISPで設定した集信アプリケーション名を指定してください。

XRR0009

UNDEFINED PARAMETER; IGNORE

内容)

EXECパラメータで定義されていないパラメータが指定されました。(ML=W)

XRR0010

HULFT VERSION ERROR

内容)

配信側のバージョンがVER1のため、転送できません。(ML=E)

対処)

配信側のバージョンを確認し、新しいバージョンのHULFTをインストールしてください。

XRR0011

RECEIVE FILE INFORMATION IS NOT FOUND

内容)

配信側より転送されたファイルIDは、集信側で登録されていません。(ML=E)

対処)

集信側で該当ファイルIDを登録して、再配信処理を行ってください。

XRR0012

INSUFFICIENT MEMORY FOR RECEIVE BUFFER

内容)

集信データバッファを取得できません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR0013

INSUFFICIENT MEMORY FOR RECEIVER WORK AREA

内容)

集信処理のためのワークエリアを取得できません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR0014

INSUFFICIENT MEMORY FOR RECEIVE WORK AREA

内容)

集信用ワークエリアを取得できません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR0015

PROTOCOL ERROR (UNDEFIND DATA TYPE)

内容)

集配信のプロトコルエラーが発生しました。(ML=E)

対処)

HULFTのシステムエラーです。技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

XRR0016

CONNECTION COMPLETE HOST=host FILEID=fileid

host

: ホスト名

fileid

: ファイルID

内容)

該当ホストと接続されました。(ML=I)

XRR0017

DISCONNECTED HOST=host FILEID=fileid

host

: ホスト名

fileid

: ファイルID

内容)

該当ホストとの接続を切り離しました。(ML=I)

XRR0018

JOB EXECUTION COMPLETE JOBID=jobid

jobid

: ジョブID

内容)

該当ジョブIDのジョブを実行しました。(ML=I)

XRR0019

RCV-FILE ALLOC ERROR FILEID=fileid RC=code-info VOL=vol

fileid

: ファイルID

code

: 完了コード(表3.5 参照)

info

: 情報コード(表3.5 参照)

vol

: ボリューム通番

内容)

集信ファイルの割り当てに失敗しました。(ML=E)

対処)

DASDの領域に空きがないか、集信ファイルが使用中であることが考えられます。空き領域を作成し再配信処理を行ってください。空き領域が原因でない場合は、完了コードを参考に対処を行ってください。

表3.5 完了コード一覧

完了コード

エラーメッセージ

9999

集信ファイルは順編成ファイル以外の設定はできません。

9998

集信処理を実行するためのメモリが足りません。

9997

集信管理情報の登録モードが新規作成時に該当ファイルが既に存在しています。

0004

指定されたファイルがカタログ簿に存在しません。情報コードにLOCATEマクロのエラーコードが設定されます。

※「システムプログラマの手引き(データ管理編)」のLOCATEマクロのエラーコードを参照してください。

0008

指定されたボリュームに該当ファイルが存在しません。情報コードにOBTAINマクロのエラーコードが設定されます。

※「システムプログラマの手引き(データ管理編)」のOBTAINマクロのエラーコードを参照してください。

000C

集信ファイルの名前の変更に失敗しました。情報コードにRENAMEマクロの完了コードが設定されます。

※「システムプログラマの手引き(データ管理編)」のRENAMEマクロのエラーコードを参照してください。

上記以外

「システムプログラマの手引き(ジョブ管理編)」のDYNALLOCマクロのエラーコードを参照してください。情報コードにDYNALLOCマクロの情報コードが設定されています。

XRR0020

RCV-FILE OPEN ERROR FILEID=fileid RC=code VOL=vol

fileid

: ファイルID

code

: 完了コード(表3.6 参照)

vol

: ボリューム通番

内容)

集信ファイルのオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

集信ファイルが集信管理情報と違う形式で創成されていると思われます。既存の集信ファイルの場合は、集信管理情報と同じ形式で創成しなおしてください。

表3.6 完了コード一覧

完了コード

エラーメッセージ

5

OPENマクロ実行時にエラーが発生しました

20

集信管理情報のレコード長、ブロック長、またはレコード形式が既存の集信ファイルと異なっています。

上記以外

「データ管理マクロ命令文法書」のOPENマクロのエラーコードを参照してください。

XRR0021

RCV-FILE PUT ERROR FILEID=fileid RC=code VOL=vol

fileid

: ファイルID

code

: 完了コード(表3.7 参照)

vol

: ボリューム通番

内容)

集信ファイルの出力に失敗しました。(ML=E)

対処)

DASD障害が発生している可能性があります。障害回復後、再配信処理を行ってください。

表3.7 完了コード一覧

完了コード

エラーメッセージ

D3D5

フォーマットIDの長さと実データのレコード長が合っていません。

C5D9

ファイルアクセスで異常が発生しています。

コンソールに「XRR1002」が同時に出力されている場合は、そちらも参照してください。

C4D5

受信したデータのレコード長が集信ファイルのレコード長を超えています。

E4E3

指定したユーザコード変換テーブルは使用できません。

フラグを「00」から「FF」に設定してください。

XRR0022

RCV-FILE FREE ERROR FILEID=fileid RC=code VOL=vol

fileid

: ファイルID

code

: DYNALLOCマクロのエラーコード

vol

: ボリューム通番

内容)

集信ファイルの解放に失敗しました。(ML=E)

対処)

集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR0023

LOG DATA ACCESS ERROR RC=code

code

: 完了コード(表3.8 参照)

内容)

集信履歴の出力に失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルを再創成してください。

表3.8 完了コード一覧

完了コード

エラーメッセージ

801C

集配信履歴ファイルの容量が足りません。

上記以外

「VSAMマクロ命令文法書」のフィードバックコードを参照してください。

XRR0024

SYSTEM ERROR MACRO=macro RC=code

macro

: マクロ名

code

: マクロのエラーコード

内容)

内部エラーが発生しました。(ML=E)

対処)

HULFTのシステムエラーです。技術サポート契約を締結していらっしゃるお客様は、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

XRR0025

fileid host errmsg

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

errmsg

: 配信側のエラーメッセージ

内容)

配信側で何らかの異常が発生しました。(ML=E)

対処)

配信側の障害復旧後、再配信処理を行ってください。

XRR0026

DISPLAY COMMAND ACCEPTED

内容)

DISPLAYコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0027

FILEID=fileid,HOST=host,RECCNT=rec-cnt,DTLEN=length,NO=rcv-no

FILE=dsname

SYSTEM-ID=system-id,JOBNAME=job-name

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

rec-cnt

: レコード件数

length

: バイト数

rcv-no

: 集信処理番号

dsname

: 集信ファイル名

system-id

: 集信プログラムが稼働するシステムID

job-name

: 集信プログラムのジョブ名

内容)

現在集信中のファイル情報です。(ML=I)

XRR0028

STATUS COMMAND ACCEPTED

内容)

STATUSコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0029

MAX-CON=max-con ACTIVE=act-cnt INACTIVE=inact-cnt

SYSTEM-ID=system-id,JOBNAME=job-name

max-con

: 集信多重度

act-cnt

: 現在の集信ファイル数

inact-cnt

: 受付可能集信数

system-id

: 集信プログラムが稼働するシステムID

job-name

: 集信プログラムのジョブ名

内容)

集信稼動状態です。(ML=I)

XRR0030

*** NOTHING ***

内容)

DISPLAYコマンドで出力される情報がありません。(ML=I)

XRR0031

INVALID MODIFY COMMAND

内容)

無効なMODIFYコマンドが投入されました。(ML=E)

XRR0032

NORMAL STOP COMMAND ACCEPTED

内容)

ノーマルモードのSTOPコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0033

QUICK STOP COMMAND ACCEPTED

内容)

クイックモードのSTOPコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0034

fileid RECEIVE COMPLETE HOST=host RECCNT=rec-cnt

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

rec-cnt

: レコード件数

内容)

集信が終了しました。(ML=I)

XRR0035

fileid IS NOW RECEIVING

fileid

: ファイルID

内容)

該当ファイルIDは、現在、他で集信中です。(ML=I)

XRR0036

HULFT RECEIVER ABNORMAL ENDED

内容)

ABENDコマンドにより異常終了しました。(ML=I)

XRR0037

CANCEL COMMAND ACCEPTED

内容)

キャンセルコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0038

F=fileid,H=host IS CANCEL

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

該当ファイルID、ホスト名の集信をキャンセルしました。(ML=I)

XRR0039

INVALID OPERAND

内容)

無効なオペランドが指定されました。(ML=E)

XRR0040

F=fileid,H=host IS NOT EXIST

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

該当ファイルID、ホスト名が存在していません。(ML=E)

XRR0041

RECEIVE FILE BACKUP FAILED

内容)

登録モードが追加書きで、異常時の処置が復元の時に作成される集信ファイルのバックアップに失敗しました。(ML=E)

対処)

バックアップファイルの容量が足りているか、すでに同じ名前でバックアップファイルが存在していないか、または、集信ファイルが使用中でないか確認してください。

XRR0042

ISP SUB TASK ENDED CODE=code

code

: 子タスクの完了コード

内容)

集信タスクが終了しました。(ML=I)

XRR0043

F=fileid DOMAIN=domain

fileid

: ファイルID

domain

: ドメイン名

内容)

該当ホストと該当ドメイン名で接続されています。(ML=I)

XRR0044

ISP SUB TASK RESTART

内容)

子タスクが再立ち上げされました。(ML=I)

XRR0045

JOB WAIT TIME MAXCEED IS 1440

内容)

ジョブタイムアウトの最大値は1440です。(ML=W)

対処)

ジョブタイムアウトの指定を変更してください。

XRR0046

RECEIVE FILE ALLOC RETRY COUNT ERROR

内容)

集信ファイルのリトライ回数に誤りがあります。(ML=W)

対処)

集信ファイルのリトライ回数は「0」から「9999」の間の数値で指定してください。

XRR0047

RECEIVE TASK ABNORMAL ENDED CODE=code

code

: 子タスクの完了コード(表3.9 参照)

内容)

集信タスクが異常終了しました。(ML=E)

対処)

完了コードを調べ、適切な対処を行ってください。

表3.9 完了コード一覧

完了コード

エラーメッセージ

00001

集信ファイルがクローズ時にパンクしました。集信ファイルサイズを大きくしてください。

上記以外

集信タスクが異常終了したので、集信プログラムを再起動してください。

XRR0048

RECEIVE FILE ALLOC RETRY TIME ERROR

内容)

集信ファイルのリトライ間隔に誤りがあります。(ML=W)

対処)

集信ファイルのリトライ間隔は「0」から「32760」の間の数値で指定してください。

XRR0049

MULTI FORMAT SELECT ERROR

内容)

集信ファイルのキーとマルチフォーマット情報のキーが一致しません。(ML=E)

対処)

マルチフォーマット情報を確認してください。

XRR0050

JOB INFORMATION IS NOT FOUND

内容)

ジョブ起動情報が見つかりません。(ML=E)

対処)

ジョブIDがジョブ起動情報に登録されているか確認してください。

XRR0051

JOB EXECUTION TIMEOUT OCCURED JOBID=jobid

jobid

: ジョブID

内容)

実行ジョブがタイムアウトしました。(ML=E)

対処)

ジョブタイムアウトの時間を変更してください。

XRR0052

JOB EXECUTION ABNORMAL ENDED JOBID=jobid RC=code

jobid

: ジョブID

code

: 完了コード(表3.10 参照)

内容)

実行ジョブが異常終了しました。(ML=E)

対処)

完了コードを調べ、適切な対処を行ってください。

表3.10 完了コード一覧

完了コード

エラーメッセージ

04

ジョブが完了コード異常で終了しました。

08

ジョブが異常終了しました。

12

次のジョブ実行に失敗しました。

99

ジョブの実行で何らかの異常が発生しました。

XRR0053

fileid CHECK POINT RECEIVE INITIATED

fileid

: ファイルID

内容)

チェックポイントでの集信を開始しました。(ML=I)

XRR0054

RCVRETRY IS INVALID; IGNORE

内容)

集信ファイルのリトライ回数の指定に誤りがあります。(ML=W)

対処)

「0」から「9999」の間の数値を設定しているか確認してください。

XRR0055

JOBWTIME IS INVALID; IGNORE

内容)

集信後ジョブ実行タイムアウト時間の指定に誤りがあります。(ML=W)

対処)

「0」から「1440」の間の数値を設定しているか確認してください。

XRR0056

RCVRTIME IS INVALID; IGNORE

内容)

集信ファイルのリトライ間隔の指定に誤りがあります。(ML=W)

対処)

「0」から「32760」の間の数値を設定しているか確認してください。

XRR0060

RESTORE IS NOT SPECIFIED FOR MULTI VOLUME RECEIVING

内容)

マルチボリューム集信時、集信管理情報の「異常時の処置」に「復元」が設定されています。(ML=E)

対処)

シングルボリュームの集信ファイルを指定するか、または集信管理情報の「異常時の処置」を変更してください。

XRR0061

MULTIPLE HOST IS NOT SPECIFIED FOR MULTI VOLUME RECEIVING

内容)

マルチボリューム集信時、集信管理情報の「集信形態」に「複数集信」が設定されています。(ML=E)

対処)

シングルボリュームの集信ファイルを指定するか、または集信管理情報の「集信形態」を変更してください。

XRR0062

CHRSET IS INVALID ; IGNORE

内容)

EXECパラメータの詰め文字の選択(CHRSET)の指定に誤りがあります。(ML=W)

対処)

詰め文字選択(CHRSET)には「S」または「0」いずれかを指定してください。指定がない場合は初期値の「0」が設定されます。

XRR0063

SENDING SIDE HOST NOT EXIST IN TRANSFER GROUP

内容)

配信側のホスト名が集信管理情報の転送グループIDのホスト名に登録されていません。(ML=E)

対処)

転送グループID、ホスト名を確認してください。または、システム動作環境の転送グループチェックを外してください。

XRR0064

HOST INFORMATION IS NOT REGISTERED

内容)

配信側のホスト名が詳細ホスト情報に存在しません。(ML=E)

対処)

配信側のホストを詳細ホスト情報に登録してください。または、システム動作環境のホストチェックを外してください。

XRR0065

RECEIVE DATA LENGTH OR RECORD COUNT UNMATCH

内容)

配信側と集信側のレコード件数、またはレコードサイズが異なります。(ML=E)

対処)

配信データと集信データを確認してください。

= 備考 =

HULFT 暗号オプションを使用している場合、暗号キーが正しく設定されているか確認してください。

XRR0066

RECEIVE FILE NAME IS INVALID

内容)

集信ファイル名に配信ファイル名を使用することに失敗しました。(ML=E)

対処)

汎用機では使用できない文字が使用されていないか、または、ファイル名が44バイトを超えていないか確認してください。

XRR0067

RECEIVE ATTRIBUTE IS SPECIFIED

内容)

集信管理情報の「MF間集信属性」が「配信ファイルの属性を使用」に指定されていますが、配信側の属性が使用できないため集信側の属性を使用します。(ML=W)

XRR0068

EBCDIC CODE CONVERSION ERROR

内容)

EBCDICコード間変換ができません。(ML=E)

対処)

転送相手が指定した「EBCDICコードセット」に対応しているか、または集信管理情報の「EBCDICコードセット」がユーザテーブル以外になっているか確認してください。

XRR0069

RECEIVE FILE DEVICE CHECK FAILED

内容)

集信ファイルのUNITの取得に失敗しました。(ML=E)

対処)

集信ファイルのUNIT・ボリューム通番・データセット名を確認してください。

XRR0070

SYSTEM FILE OPEN FAILED

内容)

管理情報ファイルのオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

管理情報ファイルを再創成してください。

XRR0071

LOG FILE OPEN FAILED

内容)

集信履歴のオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルを再創成してください。

XRR0072

RECEIVE ATTRIBUTE IS NOT FOUND

内容)

集信管理情報の属性が指定されていません。(ML=E)

対処)

「MF間集信属性」が「配信ファイルの属性を使用」に指定されていますが、配信側の属性が使用できません。配信側が汎用機以外の場合は、集信管理情報に属性を設定してください。

XRR0073

GAIJI CONVERT ERROR CODE=code

code

: 外字変換できなかった漢字コード(16進数で表示)

内容)

外字変換できません。(ML=E)

対処)

変換できなかった漢字コードが外字テーブルに存在するか確認してください。また、システム動作環境の外字未登録時の処理により、外字テーブルに未登録の漢字コードがある場合、エラーとせず、デフォルトコードを使用することができます。

XRR0074

RECEIVE DATA DECODE ERROR

内容)

暗号データの復号化に失敗しました。(ML=E)

対処)

暗号化ルーチンの設定を確認してください。

XRR0083

RESTORE MODIFY MULTI_RECEIVE IS NOT SPECIFIED FOR MT DIRECT RECEIVING

内容)

テープ装置への直接集信ができません。(ML=E)

対処)

集信管理情報を確認してください。テープ装置への集信時には、集信形態が「複数集信」、登録モードが「追加」、異常時の処置が「復元」は指定できません。

XRR0084

MULTI_RECEIVE VOLUME UNKNOWN

内容)

複数集信時に、ボリューム通番が指定されていません。(ML=E)

対処)

ボリューム通番を指定するか、または集信ファイルをカタログしてください。

XRR0085

MSG CHANGE FAILED

内容)

メッセージ(&MSG)の変換処理に失敗しました。(ML=E)

対処)

配信から送られてくるメッセージ内容と管理情報のメッセージの指定を確認してください。

XRR0086

MULTI_VOLUME DIVISION UNMATCH

内容)

マルチボリューム区分の指定に誤りがあります。(ML=E)

対処)

集信管理情報を確認してください。集信ファイルのボリューム区分と集信管理情報の「ボリューム区分」が異なっています。

XRR0087

RECEIVE FILE INFORMATION IS UNSUITABLE

内容)

集信管理情報の設定に誤りがあります。(ML=E)

対処)

集信管理情報を確認してください。マルチボリューム区分が「マルチ」のとき、カタログ処理で「世代管理」を指定することができません。

XRR0088

CANCEL COMMAND OPERAND ERROR

内容)

キャンセルコマンドのオペランドに誤りがあります。(ML=E)

XRR0091

RECEIVE FILE SPACE UNITS ERROR

内容)

集信ファイルをトラック、シリンダ以外で作成することはできません。(ML=E)

対処)

集信管理情報の「MF間集信属性」を「配信ファイルの属性を使用」以外に指定するか、または集信管理情報の容量を指定してください。

XRR0092

LOG FILE CLOSE COMMAND ACCEPTED

内容)

集配信履歴ファイル再編成プログラム(XRREORG)から集配信履歴ファイルクローズコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0093

LOG FILE CLOSED

内容)

集配信履歴ファイルをクローズしました。(ML=I)

XRR0094

LOG FILE OPEN COMMAND ACCEPTED

内容)

集配信履歴ファイルオープンコマンドを受け付けました。(ML=I)

XRR0095

LOG FILE OPENED

内容)

集配信履歴ファイルをオープンしました。(ML=I)

XRR0096

LOG FILE CLOSE FAILED

内容)

コマンドによる集配信履歴ファイルのクローズに失敗しました。(ML=E)

対処)

集配信履歴ファイルの属性、集配信履歴ファイルを他のユーザジョブで使用していないか確認してください。

XRR0097

LOG FILE OPEN FAILED

内容)

コマンドによる集配信履歴ファイルのオープンに失敗しました。

または再編成前の集配信履歴ファイルを使用しています。(ML=W)

対処)

集配信履歴ファイルの属性、集配信履歴ファイルを他のユーザジョブで使用していないか確認してください。LOGOPENコマンドを投入してもこのメッセージが出力される場合はHULFTを再起動してください。

XRR0098

HULFT RECEIVER IS OPERATING

内容)

集信タスクは稼動中です。(ML=I)

XRR0099

HULFT RECEIVER IS STOPPING

内容)

集信タスクは停止中です。(ML=I)

XRR0101

SERIOUS ERROR OCCURED,CHANGE TO STOPPING

内容)

重大なエラーが発生したため、すべての集信の完了を待って集信タスクが終了します。(ML=E)

対処)

集信タスクの終了後、環境を確認の上、集信を再起動してください。

XRR0103

CANCEL COMMAND CANNOT BE EXECUTED ID=fileid

id

: ファイルID

内容)

上記ファイルIDで発行されたキャンセルコマンドは実行されませんでした。(ML=E)

XRR0104

SYSTEM FILE OPEN COMPLETED

内容)

管理情報ファイルのオープンが正常に完了しました。(ML=I)

XRR0105

LOG FILE OPEN COMPLETED

内容)

集配信履歴ファイルのオープンが正常に完了しました。(ML=I)

XRR0106

RECEIVING ENDED RC= code-fdbk FILEID=fileid HOST=host

code

: 完了コード

fdbk

: 詳細コード

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

集信処理が終了しました。(ML=I)

対処)

「集信処理の完了コードおよび詳細コード」を参照してください。

XRR0107

EXCEPT BINARY TRANS IS NOT SPECIFIED FOR RDW RECEIVE

内容)

RDW付集信時、バイナリ以外の転送は受け付けられません。(ML=E)

対処)

転送タイプにバイナリを指定してください。

XRR0108

DATA VERIFY CHECK ERROR

内容)

データ検証でエラーが発生しました。(ML=E)

対処)

この転送データは通信中にデータの欠落が生じた可能性があります。ネットワークの状態を確認し、再度実行してください。

XRR0109

DATA VERIFY VERSION CHECK ERROR

内容)

データ検証でエラーが発生しました。(ML=E)

対処)

配信側ホストのバージョンはデータ検証が行えるバージョンではありません。配信側ホストのバージョンと集信管理情報のデータ検証の設定を見直してください。

XRR0112

RDW RECEIVE FILE IS NOT VARIABLE

内容)

RDW付集信時、集信ファイルが可変長形式でありません。(ML=E)

対処)

可変長形式ファイルを指定してください。

XRR0113

RDW RECEIVE DATA ERROR

内容)

RDW付集信時、不正なデータを受け付けました。(ML=E)

対処)

配信側の設定、データを確認の上、再度集信してください。

XRR0116

AES-CIPHER IS NOT EXIST

内容)

HULFT8 暗号オプション(AES)モジュールのロードに失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT8 暗号オプション(AES)を使用する場合、HULFT8 暗号オプション(AES)をインストールしてください。

XRR0117

EBCDIC CODESET ERROR

内容)

UTF-8からのコード変換時、ユーザテーブルは指定できません。(ML=E)

対処)

集信管理情報のEBCDICコードセットを確認し、ユーザテーブル以外を指定してください。

XRR0119

HULFT RCV TERMINATED DUE TO ISP ERR

内容)

通信命令実行において続行不能な異常が発生しました。すべての集信の完了を待って、集信プログラムは終了します。(ML=E)

対処)

集信プログラム終了後、環境を確認の上、集信プログラムを再起動してください。

XRR0120

XML ERROR

内容)

配信管理情報の連携DBIDにXMLを指定した集信はできません。(ML=E)

対処)

配信管理情報の連携DBIDにXML以外を指定してください。

XRR0123

NOT EXIST NO= recv-no

recv-no

: 集信処理番号

内容)

該当の集信処理番号の集信処理は存在しません。(ML=E)

XRR0124

RECEIVING STARTS IN TEST-RUN MODE F=file-id

H=host

file-id

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

テストモードで集信します。(ML=I)

XRR0125

RECEIVING IN TEST-RUN MODE TERMINATED RC=code-fdbk F=file-id

H=host

code

: 完了コード

fdbk

: 詳細コード

File-id

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

テストモードによる集信が完了しました。(ML=I)

XRR0126

TEST-RUN ERROR OCCURRED DUE TO SND HOST OF UNSUPPORTED VERSION

内容)

配信側ホストが転送テスト機能に非対応なバージョンか、HULFT7通信モードが有効になっています。(ML=E)

対処)

配信側ホストのシステム動作環境設定、または詳細ホスト情報を確認してください。

XRR0127

CHANGED TO TEST-RUN MODE ACCORDING TO SETTING

内容)

配信側ホストの設定によりテストモードに切り替えます。(ML=W)

XRR0128

RECEIVING HOST IS IN TEST-RUN MODE

内容)

集信側ホストはテストモードで動作します。(ML=I)

XRR0129

FILE-ID=fileid

fileid

: ファイルID

内容)

集信ワークファイルからデータを集信ファイルに書き込みます。(ML=I)

XRR0130

HOST-ID=host

host

: ホスト名

内容)

集信ワークファイルからデータを集信ファイルに書き込みます。(ML=I)

XRR0131

IN-FILE=file

file

: 集信ワークファイル名

内容)

集信ワークファイルからデータを集信ファイルに書き込みます。(ML=I)

XRR0132

DATE =date

date

: 実行日付

内容)

集信ワークファイルからデータを集信ファイルに書き込みます。(ML=I)

XRR0133

TIME =time

time

: 実行時間

内容)

集信ワークファイルからデータを集信ファイルに書き込みます。(ML=I)

XRR0134

RECEIVE INF OPEN FAILED RC=fdbk

fdbk

: 詳細コード(「VSAMマクロ命令文法書」参照)

内容)

集信管理情報のオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

集信管理情報を確認してください。

XRR0135

RECEIVE INF ACCESS ERROR RC=fdbk

fdbk

: 詳細コード(「VSAMマクロ命令文法書」参照)

内容)

集信管理情報のアクセスに失敗しました。(ML=E)

対処)

集信管理情報を確認してください。

XRR0136

CONTROL FILE ALLOCATION FAILED RC=code

code

: DYNALLOCマクロのエラーコード(「システムプログラマの手引き(ジョブ管理編)」参照)

内容)

複数集信情報ファイルのアロケーションに失敗しました。(ML=E)

対処)

エラーコードを調べ対処を行ってください。

XRR0137

FILE MERGE ERROR RC=code

code

: DYNALLOCマクロのエラーコード(「システムプログラマの手引き(ジョブ管理編)」参照)

内容)

集信ファイルへのマージ処理に失敗しました。(ML=E)

対処)

エラーコードを調べ対処を行ってください。

XRR0138

SYNAD ERR(errmsg)

errmsg

: SYNADエラーメッセージ

内容)

集信ファイル作成中にエラーが発生しました(ML=E)

対処)

「VSAMマクロ命令文法書」を参照し、対処してください。

XRR0139

RECEIVE FILE IS NOW USED,RETRY=R,STOP=E

内容)

集信ファイルは使用中です。(ML=I)

対処)

リトライを繰り返す場合は「R」、処理を終了させるには「E」をリプライ要求に返答してください。

XRR0142

CODE SET COMBINATION ERROR

内容)

詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されている相手ホストとのコード変換はサポートされていません。(ML=E)

対処)

詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」で設定されている相手ホストのコードセットとのコード変換がサポートされていることを確認してください。

詳細は、「コード変換 マニュアル」の「変換可能なコードセットの組み合わせ」を参照してください。

XRR0143

COMBINATION ERROR WITH EBCDIC SET

内容)

詳細ホスト情報の「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されているコードセットと、配信管理情報または集信管理情報に設定されているEBCDICセットの組み合わせはサポートされていません。(ML=E)

対処)

「転送コードセット(KCODETYPE)」に設定されているコードセットと、配信管理情報または集信管理情報に設定されている「EBCDICセット」の組み合わせがサポートされていることを確認してください。

詳細は、「コード変換 マニュアル」の「変換可能なコードセットの組み合わせ」を参照してください。

XRR0144

CHANGE RECIEVE MULTIPLE FRM AAA TO BBB

AAA

: 元の多重度

BBB

: 変更後の多重度

内容)

集信多重度をAAAからBBBへ変更しました。(ML=I)

XRR0145

INSTANT TRANSFER RCVLOC(VOL) LENGTH ERROR

内容)

配信側から指定されたボリューム通番(RCVLOC)の長さが6バイトを超えています。(ML=E)

対処)

ボリューム通番(RCVLOC)を6バイト以内にしてください。

XRR0146

INSTANT TRANSFER RCVFILE LENGTH ERROR

内容)

配信側から指定された集信ファイル名(RCVFILE)の長さが44バイトを超えています。(ML=E)

対処)

集信ファイル名は44バイト以下にしてください。

XRR0147

INSTANT TRANSFER RCVFILE NAME ERROR

内容)

配信側から指定された集信ファイル名を利用できません。(ML=E)

対処)

汎用機では使用できない文字が使用されていないかを確認してください。

XRR0148

INSTANT TRANSFER REQUEST REJECTED

内容)

INSTTRANSRCVDCBの設定の組み合わせに不整合が発生しています。レコード形式、レコード長、ブロック長において、初期値で動作します。(RECFM=VB,LRECL=256,BLKSIZE=6233)。(ML=E)

対処)

システム動作環境設定の対象のタグの設定を見直してください。

XRR0149

CNTL FILE OPEN FAILED RC=code-fdbk

code

: 完了コード(表3.14 参照)

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「VSAMマクロ命令文法書」参照)

内容)

システム制御ファイルのオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

システム動作環境設定に指定したシステム制御ファイルが正しいか確認してください。

XRR0150

CNTL FILE GET FAILED TYPE=type RC=code-fdbk

type

: 弊社内部で使用する値です。フィードバックコードのみで解決しない場合は、フィードバックコードとtypeの値を、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

※問い合わせの際は技術サポート契約の締結が必要となります。

code

: 完了コード(表3.14 参照)

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「VSAMマクロ命令文法書」参照)

内容)

システム制御ファイルの情報を取得できません。(ML=E)

対処)

システム動作環境設定に指定したシステム制御ファイルが正しいか確認してください。

XRR0151

CNTL FILE MODIFY FAILED TYPE=type RC=code-fdbk

type

: 弊社内部で使用する値です。フィードバックコードのみで解決しない場合は、フィードバックコードとtypeの値を、技術サポートサービス窓口までお問い合わせください。

※問い合わせの際は技術サポート契約の締結が必要となります。

code

: 完了コード(表3.14 参照)

fdbk

: VSAMマクロの詳細コード(「VSAMマクロ命令文法書」参照)

内容)

システム制御ファイルの情報の変更に失敗しました。(ML=E)

対処)

システム動作環境設定に指定したシステム制御ファイルが正しいか確認してください。

XRR0153

INSTANT TRANSFER RCVFILE NAME IS NOT ALLOWED

内容)

指定されたファイル名が簡易転送集信ファイル名許可リストで許可されていない為、簡易転送要求を拒否しました。(ML=E)

対処)

簡易転送集信ファイル名許可リストに集信するファイル名のプレフィックスを登録してください。

XRR0154

INSTANT TRANSFER RCVLOC(VOL) IS NOT ALLOWED

内容)

指定されたボリュームが簡易転送集信ボリューム許可リストで許可されていない為、簡易転送要求を拒否しました。(ML=E)

対処)

簡易転送集信ボリューム許可リストに集信するボリュームを登録してください。

XRR0155

INSTTRANSDSNLST ALLOC ERROR RC=code-info

code

: DYNALLOCマクロの完了コード

info

: DYNALLOCマクロの情報コード

内容)

簡易転送集信ファイル名許可リストのアロケーションに失敗しました。簡易転送によるすべてのファイルの集信を拒否します。(ML=E)

対処)

エラーコードを調べ対処を行ってください。

XRR0156

INSTTRANSDSNLST FILE OPEN ERROR

内容)

簡易転送集信ファイル名許可リストのオープンに失敗しました。簡易転送によるすべてのファイルの集信を拒否します。(ML=E)

対処)

INSTTRANSDSNLSTに指定したファイルが正しいか確認してください。

XRR0157

INSTTRANSDSNLST RECORD IN LINE reccnt IS INVALID.

reccnt

: レコード番号

内容)

指定された簡易転送集信ファイル名許可リストに誤りがあります。対象のレコードは読み飛ばされました。(ML=W)

対処)

reccntに表示されたレコード番号のレコードを確認し、正しい値を指定してください。

XRR0158

INSTTRANSVOLLST ALLOC ERROR RC=code-info

code

: DYNALLOCマクロの完了コード

info

: DYNALLOCマクロの情報コード

内容)

簡易転送集信ボリューム許可リストのアロケーションに失敗しました。簡易転送によるすべてのファイルの集信を拒否します。(ML=E)

対処)

エラーコードを調べ対処を行ってください。

XRR0159

INSTTRANSVOLLST FILE OPEN ERROR

内容)

簡易転送集信ボリューム許可リストのオープンに失敗しました。簡易転送によるすべてのファイルの集信を拒否します。(ML=E)

対処)

INSTTRANSDSNLSTに指定したファイルが正しいか確認してください。

XRR0160

INSTTRANSVOLLST RECORD IN LINE reccnt IS INVALID.

reccnt

: レコード番号

内容)

指定された簡易転送集信ボリューム許可リストに誤りがあります。対象のレコードは読み飛ばされました。(ML=W)

対処)

reccntに表示されたレコード番号のレコードを確認し、正しい値を指定してください。

XRR0161

INSUFFICIENT MEMORY FOR ALLOW LIST

内容)

簡易転送集信ファイル名許可リストまたは簡易転送集信ボリューム許可リストを読み込むためのメモリが足りません。(ML=E)

対処)

REGIONサイズを大きくして、集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR0163

FORCED STRONG KEY MODE IS ENABLED. HOWEVER, AES CIPHER OPTION IS NOT INSTALLED

内容)

高強度暗号強制モードが有効になっていますが、AES暗号オプションがインストールされていません。(ML=E)

対処)

AES暗号オプションが必要です。以下の2点を確認してください。

  1. AES暗号オプションの導入

  2. 「暗号化方式(CIPHERTYPE)」に1 : 暗号オプションの暗号化方式を使用 を指定

XRR0165

FORCED STRONG KEY MODE ERROR OCCURRED DUE TO INSTANT TRANSFER

内容)

高強度暗号強制モードが有効での簡易転送はできません。(ML=E)

対処)

配信側で指定した集信側ホストの情報を確認してください。

XRR0166

FAILED TO COMMUNICATE BECAUSE FORCED STRONG KEY MODE IS DISABLED ON THE DESTINATION HOST

内容)

高強度暗号強制モードが有効になっていますが、相手の高強度暗号強制モードが無効なため通信に失敗しました。(ML=E)

対処)

相手ホストが高強度暗号強制モードが有効になっているかを確認してください。

XRR0167

FORCED STRONG KEY MODE ERROR OCCURRED

内容)

高強度暗号強制モードが有効になっていますが、相手がV8.4未満であるため通信に失敗しました。(ML=E)

対処)

配信側ホストのバージョンを確認してください。

XRR0168

CIPHER KEY LENGTH ERROR

内容)

システム動作環境設定の高強度暗号強制モードと、管理情報の暗号キー長に不整合があります。(ML=E)

対処1)

高強度暗号強制モードが有効の場合は、暗号キーに64桁の16進文字列を設定してください。

対処2)

高強度暗号強制モードが無効の場合は、暗号キーに0または8~20バイトの英数字を設定してください。

XRR0169

INSTANT TRANSFER DEFAULT VOL NOTHING

内容)

配信側ホストからの簡易転送要求を拒否しました。(ML=E)

対処)

簡易転送要求発行時に、集信側ロケーションパスに集信ボリュームを指定してください。

XRR0171

FAILED TO COMMUNICATE IN FORCED STRONG KEY MODE BECAUSE THE DESTINATION HOST IS LOWER THAN V8.4

内容)

高強度暗号強制モードが有効になっていますが、相手がV8.4未満であるため通信に失敗しました。(ML=E)

対処)

配信側で指定した集信側ホストの情報を確認してください。

XRR0172

FORCED STRONG KEY MODE IS ENABLED. HOWEVER, CIPHERTYPE IS 0

内容)

高強度暗号強制モードが有効になっていますが、「暗号化方式(CIPHERTYPE)」に0が指定されています。(ML=E)

対処)

「暗号化方式(CIPHERTYPE)」に1 : 暗号オプションの暗号化方式を使用 を指定してHULFTを起動してください。

XRR1001

RECEIVE FILE RECORD LENGTH ERROR

内容)

既存の集信ファイルと集信管理情報に登録したレコード長が異なっています。または、受信したデータのレコード長が集信ファイルのレコード長を超えています。(ML=E)

対処)

登録したレコード長を確認し変更するか、または既存の集信ファイルを削除してください。

XRR1002

errmsg

errmsg

: SYNADエラーメッセージ

内容)

集信ファイルをアクセス中に起きたエラーの内容を表示しています。(ML=E)

対処)

データ管理マクロ命令文法書のSYNADエラーメッセージを確認してください。

XRR1003

RECEIVE FILE IS NOW USED FILE=dsname

dsname

: 集信ファイル名

内容)

集信ファイルは現在使用中です。集信ファイルの再割当てを試みます。(ML=W)

XRR8005

macro FAILED RC=code F=fileid

H=host

macro

: 通信マクロ名

code

: 通信エラーコード(「通信エラーコード一覧」参照)

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

集信中に通信命令実行において何らかの異常が発生した。(ML=E)

対処)

通信エラーコードの対処を行い、再配信処理を行ってください。

XRR8016

RECEIVING STARTED F=fileid

H=host

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

集信を開始しました。(ML=I)

XRR8019

FILE ALLOC ERROR RC=code-info VOL=vol F=fileid

code

: 完了コード(表3.5 参照)

info

: 情報コード(表3.5 参照)

vol

: ボリューム通番

fileid

: ファイルID

内容)

集信ファイルの割り当てに失敗しました。(ML=E)

対処)

DASD の領域に空きがないか、集信ファイルが使用中であることが考えられます。空き領域を作成し再配信処理を行ってください。空き領域が原因でない場合は、完了コードを参考に対処を行ってください。

XRR8020

FILE OPEN ERROR RC=code VOL=vol F=fileid

code

: 完了コード(表3.6 参照)

vol

: ボリューム通番

fileid

: ファイルID

内容)

集信ファイルのオープンに失敗しました。(ML=E)

対処)

集信ファイルが集信管理情報と違う形式で創成されていると思われます。既存の集信ファイルの場合は、集信管理情報と同じ形式で創成しなおしてください。

XRR8021

FILE PUT ERROR RC=code VOL=vol F=fileid

code

: 完了コード(表3.7 参照)

vol

: ボリューム通番

fileid

: ファイルID

内容)

集信ファイルの出力に失敗しました。(ML=E)

対処)

DASD 障害が発生している可能性があります。障害回復後、再配信処理を行ってください。

XRR8022

FILE FREE ERROR RC=code VOL=vol F=fileid

code

: DYNALLOC マクロのエラーコード

vol

: ボリューム通番

fileid

: ファイルID

内容)

集信ファイルの解放に失敗しました。(ML=E)

対処)

集信プログラムを立ち上げなおしてください。

XRR8025

errmsg F=fileid

H=host

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

errmsg

: 配信側のエラーメッセージ

内容)

配信側で何らかの異常が発生しました。(ML=E)

対処)

配信側の障害復旧後、再配信処理を行ってください。

XRR8027

F=fileid

H=host

RECCNT=rec-cnt,DTLEN=length,NO=rcv-no

FILE=dsname

SYSTEM-ID=system-id,JOBNAME=job-name

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

rec-cnt

: レコード件数

length

: バイト数

rcv-no

: 集信処理番号

dsname

: 集信ファイル名

system-id

: 集信プログラムが稼働するシステムID

job-name

: 集信プログラムのジョブ名

内容)

現在集信中のファイル情報です。(ML=I)

XRR8034

RECEIVE PROCESSING ENDED F=fileid

RCNT=rec-cnt H=host

fileid

: ファイルID

rec-cnt

: レコード件数

host

: ホスト名

内容)

集信処理が終了しました。(ML=I)

XRR8035

RECEIVING BY OTHERS F=fileid

fileid

: ファイルID

内容)

該当ファイルID は、現在、他で集信中です。(ML=I)

XRR8038

CANCELLED F=fileid

H=host

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

該当ファイルID、ホスト名の集信をキャンセルしました。(ML=I)

XRR8040

NOT EXIST F=fileid

H=host

fileid

: ファイルID

host

: ホスト名

内容)

該当ファイルID、ホスト名が存在していません。(ML=E)

XRR8052

JOB ENDED UNSUCCESSFULLY RC=code JOBID=jobid

code

: 完了コード(表3.10 参照)

jobid

: ジョブID

内容)

実行ジョブが異常終了しました。(ML=E)

対処)

完了コードを調べ、適切な対処を行ってください。

XRR8053

RECEIVING FRM CHECKPOINT STARTED F=fileid

fileid

: ファイルID

内容)

チェックポイントでの集信を開始しました。(ML=I)

XRR8106

RECEIVING TERMINATED RC=code-fdbk F=fileid

H=host

code

: 完了コード

fdbk

: 詳細コード

fileid

: ファイル ID

host

: ホスト名

内容)

集信が終了しました。 (ML=I)

対処)

「集信処理の完了コードおよび詳細コード」を参照してください。

XRRM001

RECEIVE MAX CONNECTION OVER

内容)

集信多重度を超えて接続されました。(ML=E)

対処)

集信多重度を大きく設定して再起動してください。

XRRM002

RECEIVE MAX CONNECTION RECOVERY ENDED

内容)

集信多重度オーバーに関する修復処理を完了しました。(ML=I)

XRRM003

RECOVERY BUFFER RELEASE FAILED

内容)

集信多重度オーバーに関する修復処理を行う領域の解放に失敗しました。(ML=W)

XRR9002

BKUP FILE SCRATCH FAILED

内容)

集信バックアップファイルの削除に失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT以外の他のジョブまたはユーザが集信バックアップファイルを使用中であることが考えられます。

XRR9004

BKUP FILE ALLOC FAILED

内容)

集信バックアップファイルの割り当てに失敗しました。(ML=E)

対処)

HULFT以外の他のジョブまたはユーザが集信バックアップファイルを使用中であることが考えられます。

XRR9005

BKUP FILE RENAME FAILED

内容)

集信バックアップファイルのリネームに失敗しました。(ML=E)

対処)

集信バックアップファイルが作成されたボリュームに何らかの障害が発生したことが考えられます。

XRR9006

BKUP FILE FREE FAILED

内容)

集信バックアップファイルの解放に失敗しました。(ML=E)

対処)

集信バックアップファイルが作成されたボリュームに何らかの障害が発生したことが考えられます。

XRR9999

SYNAD ERR (errmsg)

errmsg

: SYNADエラーメッセージ

内容)

集信バックアップファイル作成中に、I/Oエラーが発生しました。(ML=E)

対処)

データ管理マクロ命令文法書のSYNADエラーメッセージを確認してください。