高強度暗号強制モード
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システム動作環境設定に「高強度暗号強制モード」が追加されました。
Ver.8.4.0未満のHULFTで配信ホストと集信ホストで暗号化方式が異なる場合は、双方で利用可能な暗号化方式を採用して通信します。
Ver.8.4.0以降の場合、高強度暗号強制モードを有効にすることで、よりセキュアな通信が可能です。
高強度暗号強制モードを有効にすると、HULFTは以下に示す環境で動作します。
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高強度暗号強制モードを”有効”にしているホスト同士でのみ通信可能
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暗号化方式は「AES」のみ使用可能(HULFT8暗号オプション(AES)の導入が必須)
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暗号キーは64桁に拡張(64桁の指定が必須)
高強度暗号強制モードが有効に設定されているホストと、無効に設定されているホストまたはHULFT Ver.8.4.0未満のホストは通信できずにエラーとなります。
高強度暗号強制モードが無効のホスト、またはVer.8.4.0未満のホストと通信する場合は、高強度暗号強制モードを無効に設定してください。
また、高強度暗号強制モードが有効な場合、以下の製品からの接続に制限があります。
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HULFT Manager Ver.8.4.0未満
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HULFT-HUB Ver.3.9.0未満
制限の詳細は、以下を参照してください。
高強度暗号強制モードが有効な場合、簡易転送は使用できません。
詳細は、「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。