ASCII系からEBCDIC系へのコードセットの変換
ファイル転送時にASCII系コードセットからEBCDIC系コードセットへ変換する場合には、配信側ホストの配信管理情報のシフトコードの扱いにてシフトコードを付加するかどうかの設定を行えます。
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送で、かつフォーマット情報の項目タイプが可変長文字(M)タイプの場合、転送データがバイト数より長くなると、以下の条件によっては変換結果が異なることがあります。
-
転送タイプ
-
配信管理情報のコード変換の設定(配信側変換または集信側変換)
また、EBCDIC系コードセットへのテキスト転送では、転送データが集信ファイルのレコード長をオーバーする場合、以下の条件によっては変換結果が異なることがあります。
-
転送タイプ
-
配信管理情報のコード変換の設定(配信側変換または集信側変換)
配信管理情報については、配信側ホストの「オペレーション マニュアル」を参照してください。
1) 「シフトコードの扱い」が「付加する」の場合
以下のどちらかの条件を満たす場合、2バイトコードがあったときにシフトコードを付加します。
-
テキスト転送
-
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送で、かつフォーマット情報の項目タイプが可変長文字(M)タイプ
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送で、かつフォーマット情報の項目タイプが2バイト表示文字(N)タイプの場合は、シフトコードの扱いの設定は無視されます。
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送で、かつフォーマット情報の項目タイプが可変長文字(M)タイプの場合、シフトコードが付加されることを考慮して、データが欠けないようにデータフォーマットとフォーマット情報を設定してください。
詳細は、「フォーマット転送およびマルチフォーマット転送の場合のコード変換規則」を参照してください。
2) 「シフトコードの扱い」が「付加しない」の場合
以下のどちらかの条件を満たす場合、2バイトコードがあったとしてもシフトコードを付加しません。
-
テキスト転送
-
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送で、かつフォーマット情報の項目タイプが可変長文字(M)タイプ
フォーマット転送またはマルチフォーマット転送で、かつフォーマット情報の項目タイプが2バイト表示文字(N)タイプの場合はシフトコードの扱いの設定は無視されます。
以下に、Shift-JISからJEFへの変換例について示します。
<Shift-JISからJEFへの変換例>
