ASCII系コードセットからEBCDIC系コードセットへの変換

ASCII系コードセットからEBCDIC系コードセットへ変換する場合のスペースコードの変換規則を表2.22 に示します。

各コードセットの半角スペースと全角スペースの文字コードについては、「スペースコードの変換規則」を参照してください。

表2.22 スペースコードの変換規則2(ASCII系コードセットからEBCDIC系コードセットへの変換)

変換前

転送タイプ

項目タイプ

変換後

連続する2個の半角スペース

テキスト転送

連続する2個の半角スペース

フォーマット転送またはマルチフォーマット転送

可変長文字(M)

2バイト表示文字(N)

全角スペース

:

無関係

(1) Shift-JISからJEFへの変換例

以下に、Shift-JISからJEFへの変換例を示します。

<Shift-JISからJEFへの変換例>

= 備考 =

上記の例は、配信管理情報のシフトコードの扱いを“Y(付加する)”に設定した場合の動作です。

(2) Shift-JISからKEISへの変換例

ASCII系コードセットからKEISへの変換で、かつ配信側変換の場合は、システム動作環境設定のKEIS全角スペースモード(keisspmode)の設定で変換結果が変わります。

以下に、Shift-JISからKEISへの変換例を示します。

<Shift-JISからKEISへの変換例>

= 備考 =

上記の例は、配信管理情報を以下のように設定した場合の動作です。

  • コード変換を“S(配信側)”に設定

  • シフトコードの扱いを“Y(付加する)”に設定

(3) Shift-JISからIBM漢字への変換例

以下に、Shift-JISからIBM漢字への変換例を示します。

<Shift-JISからIBM漢字への変換例>

= 備考 =

上記の例は、配信管理情報のシフトコードの扱いを“Y(付加する)”に設定した場合の動作です。