EBCDIC系コードセットからASCII系コードセットへの変換

EBCDIC系コードセットからASCII系コードセットへ変換する場合のスペースコードの変換規則を表2.23 に示します。

各コードセットの半角スペースと全角スペースの文字コードについては、「スペースコードの変換規則」を参照してください。

表2.23 スペースコードの変換規則3(EBCDIC系コードセットからASCII系コードセットへの変換)

変換前

転送タイプ

項目タイプ

変換後

シフトコード内の0x4040

テキスト転送

全角スペース(*1)

フォーマット転送またはマルチフォーマット転送

可変長文字(M)

0x4040

フォーマット転送またはマルチフォーマット転送

2バイト表示文字(N)

:

無関係

*1

:

HULFT for Mainframeで、EBCDIC系コードセットからEUC-JPへ配信側変換する場合は、以下の設定により連続する2個の半角スペースか全角スペースかを選択できます。

  • HULFT for Mainframeのシステム動作環境設定のEUCコード変換時のスペースコードの扱い(EUCSP)

EUCコード変換時のスペースコードの扱い(EUCSP)の詳細は、HULFT for Mainframeの「アドミニストレーション マニュアル」を参照してください。

(1) JEFからのShift-JISへの変換例

以下に、JEFからShift-JISへの変換例を示します。

<JEFからのShift-JISへの変換例>

= 備考 =

上記の例は、配信管理情報のシフトコードの扱いを“C(カット)”に設定した場合の動作です。

(2) IBM漢字からShift-JISへの変換例

以下に、IBM漢字からShift-JISへの変換例を示します。

<IBM漢字からShift-JISへの変換例>

= 備考 =

上記の例は、配信管理情報のシフトコードの扱いを“C(カット)”に設定した場合の動作です。