転送ファイルのコードセットがGB18030またはIBM簡体字の場合の機能制限

(1) 下位バージョンへ配信する場合

以下の組み合わせでファイル転送を行った場合の、コード変換の制限について説明します。

配信側ホスト

HULFT Ver.8.1以降

システム動作環境設定の転送コードセットに「GB18030」または「IBM簡体字」を設定

集信側ホスト

HULFT Ver.8.1未満

表3.5 配信時の制限(転送コードセット:GB18030またはIBM簡体字)

転送タイプ

コード変換先

集信側ホストの自機種コード(*1)

UTF-8

UTF-8以外

バイナリ転送

テキスト転送、フォーマット転送、マルチフォーマット転送

配信側変換

×

集信側変換

×

×

無変換

:

コード変換できる

×

:

コード変換できない

*1

:

下位バージョンのHULFTの自機種コードについては、「転送コードセット」を参照してください。

(2) 下位バージョンから集信する場合

以下の組み合わせでファイル転送を行った場合の、コード変換の制限について説明します。

配信側ホスト

HULFT Ver.8.1未満

集信側ホスト

HULFT Ver.8.1以降

システム動作環境設定の転送コードセットに「GB18030」または「IBM簡体字」を設定

表3.6 集信時の制限(転送コードセット:GB18030またはIBM簡体字)

転送タイプ

コード変換先

配信側ホストの自機種コード(*1)

UTF-8

UTF-8以外

バイナリ転送

テキスト転送、フォーマット転送、マルチフォーマット転送

配信側変換

×

×

集信側変換

○(*2)

×

無変換

:

コード変換できる

×

:

コード変換できない

*1

:

下位バージョンのHULFTの自機種コードについては、「転送コードセット」を参照してください。

*2

:

HULFT for zOSではコード変換できません。

(3) 下位バージョンで結合ファイル分解する場合

以下の組み合わせで複数ファイル結合および結合ファイル分解を行った場合の、コード変換の制限について説明します。

結合側ホスト

HULFT Ver.8.1以降

システム動作環境設定の転送コードセットに「GB18030」または「IBM簡体字」を設定

分解側ホスト

HULFT Ver.8.1未満

表3.7 分解時の制限(転送コードセット:GB18030またはIBM簡体字)

ファイルタイプ

分解側ホストの自機種コード(*1)

UTF-8

UTF-8以外

バイナリ形式、テキスト形式、フォーマット形式、
マルチフォーマット形式

×

×

:

コード変換できる

×

:

コード変換できない

*1

:

下位バージョンのHULFTの自機種コードについては、「転送コードセット」を参照してください。

(4) 下位バージョンで複数ファイル結合する場合

以下の組み合わせで複数ファイル結合および結合ファイル分解を行った場合の、コード変換の制限について説明します。

結合側ホスト

HULFT Ver.8.1未満

分解側ホスト

HULFT Ver.8.1以降

システム動作環境設定の転送コードセットに「GB18030」または「IBM簡体字」を設定

表3.8 結合時の制限(転送コードセット:GB18030またはIBM簡体字)

ファイルタイプ

結合側ホストの自機種コード(*1)

UTF-8

UTF-8以外

バイナリ形式

テキスト形式、フォーマット形式、マルチフォーマット形式

×

:

コード変換できる

×

:

コード変換できない

*1

:

下位バージョンのHULFTの自機種コードについては、「転送コードセット」を参照してください。