配信管理情報
オブジェクトストレージからオブジェクトをダウンロードするには、配信管理情報で以下の設定を行ってください。
ファイル名(FILENAME)
配信ファイルをオブジェクトストレージにダウンロードする場合、ダウンロード元のオブジェクトストレージに合わせて配信管理情報のファイル名に以下のようなパスを指定してください。
オブジェクトストレージ種 |
配信管理情報の「ファイル名」に指定するパス |
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HULFT クラウドストレージオプション
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HULFT クラウドストレージオプション
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Amazon S3 |
s3://バケット名/オブジェクト名 |
s3://バケット名/オブジェクト名 |
Azure Blob Storage |
bs://コンテナー名/オブジェクト名 |
bs://コンテナー名/オブジェクト名 |
Google Cloud Storage |
gs://バケット名/オブジェクト名 |
gs://バケット名/オブジェクト名 |
配信ストレージ管理情報IDについての詳細は、「配信ストレージ管理情報の設定」を参照してください。
-
プレフィックスの“s3://”、“bs://”、および“gs://”の部分は、それぞれのオブジェクトストレージ種に対応した固定文字列です。必ず小文字で指定してください。
-
パスの指定には、"/"を使用してください。
-
ファイル名は、オブジェクトストレージのバケット名、コンテナー名、またはオブジェクト名として使用されます。
オブジェクトストレージ側の仕様として、バケット名またはコンテナー名にはマルチバイト文字を指定できません。
HULFT クラウドストレージオプション Ver.8.5.0以降の場合、集信側ホストで集信ファイル名に$SNDFILEおよび$SNDPATHが指定された場合、配信ファイル名のバケット名は以下のように分割されます。
$SNDPATH |
: |
配信ファイル名のバケット名または配信ストレージ管理情報IDの後の"/"から最後の"/"まで |
$SNDFILE |
: |
配信ファイル名の最後の"/"から後の部分 |
配信ファイル名 |
集信ファイル名(Windows) |
||
---|---|---|---|
$SNDPATH$SNDFILE |
$SNDFILE |
s3://bucket2/$SNDFILE |
|
s3://bucket/hulft |
/hulft |
hulft |
s3://bucket2/hulft |
s3://bucket/hulft/cloud |
/hulft/cloud |
cloud |
s3://bucket2/cloud |
s3://bucket/hulft/cloud/op |
/hulft/cloud/op |
op |
s3://bucket2/op |
集信側ホストでの動作については、以下を参照してください。
集信側ホストがWindowsの場合 |
: |
|
集信側ホストがLinuxの場合 |
: |
配信ファイルの扱い(CLEAR)
“K(保存)”を指定してください。
上記以外の項目は、「オブジェクトストレージからダウンロードするときのHULFTの機能制限」を確認のうえ、運用に合わせて設定してください。