共通の設定

PROXYの設定

インターネットに接続するためにPROXYサーバを使用している場合、PROXYサーバの情報を集信側ホストおよび配信側ホストのOSのシステム環境変数に設定してください。

表2.12 PROXYサーバを使用するためのシステム環境変数

優先度

環境変数名

説明

1

HTTPS_PROXY

PROXYサーバへHTTPSプロトコルで接続する場合に設定

2

https_proxy

3

HTTP_PROXY

PROXYサーバへHTTPプロトコルで接続する場合に設定

4

http_proxy

= 備考 =
  • 上記のシステム環境変数のいずれか1つを設定してください。

  • 複数を設定した場合、表2.12 の優先度の値が最も小さいものが使用されます。

  • Windowsの場合、大文字の環境変数と小文字の環境変数は区別されません。

  • PROXYサーバへの接続がHTTPSプロトコルかHTTPプロトコルかにかかわらず、オブジェクトストレージへの接続にはHTTPSプロトコルが使用されます。

設定方法は以下を参照してください。

オブジェクトストレージ種

参照先

HULFT8 for Windows

 

Amazon S3

「システム環境変数の設定」

Azure Blob Storage

「システム環境変数の設定」

Google Cloud Storage

「システム環境変数の設定」

HULFT8 for Linux

 

Amazon S3

「システム環境変数の設定」

Azure Blob Storage

「システム環境変数の設定」

Google Cloud Storage

「システム環境変数の設定」

注意

HULFT Scriptがインストールされている環境でHULFT Cloud Storageを運用する場合、プロキシ認証の設定を行うとHULFT Scriptの運用にもプロキシ認証が反映されます。

このため、HULFT Scriptのポート番号について、プロキシ除外の設定が必要です。

環境変数の「NO_PROXY(no_proxy)」に“localhost”または“127.0.0.1”のいずれかを設定してください。