転送関連情報の取得コマンド(Azure Blob Storage)

Azure Blob Storageにて、転送時に使用される項目について、「情報を取得するキー(KEY)」で指定した項目の値を出力します。

転送関連情報の取得コマンド

utlbsinforef -t {snd|rcv} -f FILE -k KEY

パラメータ説明

[REQUIRED]

転送関連情報を取得する際のオプションです。

-t, --type {snd|rcv}

情報を取得するキー(省略不可)

転送関連情報を取得したい項目のキーを指定します。

snd

: 配信ストレージ管理情報

rcv

: 集信ストレージ管理情報

-f, --filename FILE

確認するファイル名(省略不可)

配信側ホストの転送情報を参照したい場合、配信管理情報に登録されているファイル名を指定してください。

集信側ホストの転送情報を参照したい場合、集信管理情報に登録されているファイル名を指定してください。

配信ファイル名の詳細は、以下を参照してください。

集信ファイル名の詳細は、以下を参照してください。

-k, --key KEY

情報を取得するキー(省略不可)

転送関連情報を取得したい項目のキーを指定します。

表6.2 項目のキー

項目名

キー

配信

集信

配信ストレージ管理情報ID

id

集信ストレージ管理情報ID

id

コンテナー名

bucket

オブジェクト名

object

ストレージタイムアウト

timeout

1転送あたりの最大並列数

parallels

パートサイズ

partsize

ストレージ認証情報ID

auth-id

Azureストレージアカウント

storage-account

AzureストレージSASトークン

storage-sas-token

Azureストレージキー

storage-key

マネージドID有効化

enable-managed-id

:

転送情報関連の情報を取得可能な項目

:

転送情報関連の情報を取得できない項目

補足

  • 以下のように、パラメータと設定値の間にはスペースまたはイコール(=)のどちらでも指定できます。

      --parameter Value
      --parameter=Value

  • パラメータに「-h」または「--help」を指定すると、Usageが表示されます。