再配信待ちキューの削除
再配信待ちレコードを削除できます。
再配信待ちキューの削除プログラム
プログラム名
XRRSNDDL
実行(EXECステートメント)パラメーター
[DEL-ALL]
- DEL-ALL
-
全削除
再配信待ちレコードをすべて削除する場合に指定します。
このパラメーターを指定した場合、XRCRD定義カードの内容は無視されます。
XRSYSIN定義カード
HULFTシステムの動作環境を設定します。設定内容の詳細は、以下を参照してください。
HULFT10 for zOS アドミニストレーション マニュアル :
XRCRD定義カード
再配信待ちキューを削除するための定義カードの形式は以下のとおりです。
定義カードの形式
a b c d DELRSND [FILE-ID=xxxxxxxx] [,HOST=xxxx...xxxx] [,DSNAME=xxxx...xxxx][,NO=99999999]
定義カードが2行にまたがる場合は、以下のいずれかの方法で定義カードを記述してください。
-
1行目は71カラム目まで記述した後、72カラム目に「-」(ハイフン)を記述する。2行目は1カラム目から記述する。
-
パラメーターの後の「,」(カンマ)まで記述した後、半角スペースを空けた上で71カラム目までに「-」(ハイフン)を記述する。
定義カードの入力内容
- a.ファイルID
-
削除対象となる再配信待ちのファイルIDを指定します(省略可)。
英大文字で始まる50バイト以内の英数字および“_”を指定します。
省略すると、すべてのファイルIDが削除対象となります。
- b.ホスト名
-
削除対象となる再配信待ちの相手ホスト名を指定します(省略可)。
英大文字で始まる50バイト以内の英数字を指定します。
省略すると、すべてのホスト名が削除対象となります。
- c.データセット名
-
削除対象となる再配信待ちの配信ファイルのデータ・セット名を指定します(省略可)。
メンバー名を含めて44バイト以内の英数字で指定します。
省略すると、すべてのデータ・セット名が削除対象となります。
- d.再配信処理番号
-
削除対象となる再配信待ちの再配信処理番号を指定します(省略可)。
“1”~“99999999”の範囲で指定します。
省略すると、すべての再配信処理番号が対象になります。
JCL例
//XRRSNDDL JOB CLASS=A,MSGCLASS=B //XRRSNDDL EXEC PGM=XRRSNDDL //STEPLIB DD DSN=HULFT.LOAD,DISP=SHR //XRQUE DD DSN=HULFT.QUEUE,DISP=SHR //XRSYSIN DD DSN=HULFT.PARMLIB(HULPRM),DISP=SHR //SYSOUT DD SYSOUT=* //XRCRD DD * DELRSND FILE-ID=LOOPTEST,HOST=ZOS //
DD名 |
項目名 |
説明 |
---|---|---|
STEPLIB |
HULFT.LOAD |
HULFTロードモジュールライブラリー |
XRQUE |
HULFT.QUEUE |
配信制御ファイル |
XRSYSIN |
HULFT.PARMLIB(HULPRM) |
システム動作環境設定ファイル |