HULFTの構成とディスク容量について
HULFTシステム構成
[HULFT提供媒体の内容]
- HULFT JCLライブラリー
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.JCL
HULFTのユーティリティーや導入時に使用する雛形JCLを格納しているライブラリーです。
- HULFT ISPFパネルライブラリ(JPN)
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.JPN.PANEL
ISPF機能を利用して、HULFT管理画面を日本語で表示させるためのライブラリーです。
- HULFT ISPFパネルライブラリ(ENG)
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.ENG.PANEL
ISPF機能を利用して、HULFT管理画面を英語で表示させるためのライブラリーです。
- HULFT ISPFメッセージライブラリ(JPN)
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.JPN.MSG
HULFT管理画面で出力される日本語のメッセージ用ライブラリーです。
- HULFT ISPFメッセージライブラリ(ENG)
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.ENG.MSG
HULFT管理画面で出力される英語のメッセージ用ライブラリーです。
- HULFTパラメーターライブラリー
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.PARMLIB
HULFTで使用するパラメーターファイルを格納しているライブラリーです。
- HULFTロードモジュールライブラリー
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- ライブラリー名
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: HULFT.V10INST.LOAD
HULFTプログラムの実行モジュールを格納しているライブラリーです。
- HULFT導入ライブラリー復元の雛形JCL
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- ファイル名
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: HULFT10.INST.JCL.ZOS.TXT
HULFT導入ライブラリーを復元するための雛形JCLです。
[HULFTのシステムファイルの構成]
- 集配信管理ファイル
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配信管理情報、集信管理情報、ジョブ起動情報、転送グループ情報、フォーマット情報、マルチフォーマット情報、管理情報セキュリティーで登録したデータを管理しているファイルです。
- 詳細ホスト情報ファイル
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詳細ホスト情報を管理しているファイルです。
- 集配信履歴ファイル
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配信状況照会、集信状況照会、要求状態確認に表示される履歴データを管理しているファイルです。
ファイルIDキーファイル、ホスト名キーファイル、日付キーファイルの3つのファイルで構成されています。
- 配信制御ファイル
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転送状況一覧、再配信待ち状況一覧で表示される配信待ちレコードおよび再配信待ちレコードを管理しているファイルです。
- システム制御ファイル
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HULFTが内部的に使用するファイルです。
- IP管理ファイル
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転送相手となるマシンのIPアドレス、ホスト名を管理しているファイルです。
- PORT管理ファイル
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集信処理、要求受付処理で使用する集信ポート番号、集信アプリケーション名、要求受付ポート番号、要求受付アプリケーション名を管理しているファイルです。
- ファイルアクセスログファイル
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システムファイルに対する追加(新規作成)、変更、削除の記録を格納しているファイルです。
- コマンド実行ログファイル
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ユーザーによる要求の発行またはコマンド実行の記録を格納しているファイルです。
複数のオペレーティングシステムからHULFTのシステムファイルを同時にアクセスしないでください。
複数のオペレーティングシステムから同時にアクセスすると、HULFTのシステムファイルが破損する恐れがあります。HULFTのシステムファイル構成については、以下を参照してください。
HULFT10 for zOS アドミニストレーション マニュアル :
インストールに必要なディスク容量(3390型ディスクの場合)
- 本体
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: 約76CYL