HULFT10 Smart Proxyの導入

HULFT10 Smart Proxyの導入について説明します。

HULFT10 Smart Proxyのディレクトリー構成

HULFT10 Smart Proxyは以下のディレクトリー構成で導入されます。

-導入ディレクトリー

 

 

-bin

 

 

 

-hsp-wss-server

・・・WSS Server実行ファイル

 

 

-hsp-api-server

・・・API Server実行ファイル

 

 

-hspctl

・・・管理コマンド実行ファイル

 

 

-api-keytool

・・・API Keytool実行ファイル

 

 

-setup

・・・セットアップコマンド

 

 

+migrations

・・・SQLファイル格納ディレクトリー

 

-etc

 

 

 

-api-config.yml

・・・APIサーバー設定ファイル

 

 

-wss-config.yml

・・・WSSサーバー設定ファイル

 

+thirdparty_license

・・・サードパーティーライセンスのファイルを格納するディレクトリー

 

-readme_hulft10_smart_proxy.txt

・・・ソフトウェア説明書

導入手順

HULFT10 Smart Proxyの導入手順は以下のとおりです。

  1. 任意のディレクトリーにHULFT10 Smart Proxy(hulft-smart-proxy-v100200.tar.gz)を展開します。

  2. HULFT10 Smart Proxyを導入したディレクトリーを環境変数(HULFT_SMART_PROXY_HOME)に設定します。

    必要に応じて環境変数のPATHを設定してください。

    例)導入ディレクトリーが /usr/local/smartproxy の場合

    $ HULFT_SMART_PROXY_HOME=/usr/local/smartproxy
    $ export HULFT_SMART_PROXY_HOME

  3. HULFT10 Smart Proxyの設定ファイルに、「1.4 PosgreSQLの導入」で導入したPostgreSQLの接続情報などをテキストエディタで設定します。

    HULFT10 Smart Proxyには、以下の2つの設定ファイルがあります。

    • APIサーバー設定ファイル

      HULFT10 Smart Proxy(Web API)を使用するためのサーバー関連の情報、ログおよびデータベース関連の項目を設定するファイルです。

    • WSSサーバー設定ファイル

      HULFT10 Smart Proxy(WSS)を使用するための識別情報、通信、セキュリティ、ログおよびデータベース関連の項目を設定するファイルです。

    各設定ファイルは以下にあります。

    • APIサーバー設定ファイル

      $HULFT_SMART_PROXY_HOME/etc/api-config.yml

    • WSSサーバー設定ファイル

      $HULFT_SMART_PROXY_HOME/etc/wss-config.yml

    各設定ファイルの項目については、「設定ファイル」を参照して設定してください。

  4. セットアップを行います。

    HULFT10 Smart Proxyのセットアップには、セットアップコマンドを使用します。

    セットアップコマンドは、以下のディレクトリーにあります。

    $HULFT_SMART_PROXY_HOME/bin

     

    詳細は、「セットアップコマンド」を参照してください。

 

以上で、HULFT10 Smart Proxyの導入は完了です。

HULFT10 Smart Proxyの起動については、「HULFT10 Smart Proxyの起動と終了」を参照してください。