セットアップコマンド

HULFT10 Smart Proxyのセットアップは以下の手順で行います。

  1. 初期セットアップ

  2. ライセンス登録

登録したライセンスを確認したい場合は、「ライセンス一覧」で確認できます。

エラーが発生した場合のエラーコードについては、「コマンドのエラー」で確認できます。

初期セットアップ

HULFT10 Smart Proxyの初期セットアップには、initコマンドを使用します。

setup init

ライセンス登録

HULFT10 Smart Proxyのライセンス登録には、activateコマンドを使用します。

setup activate -p (プロダクトキー) -s (シリアル番号) [-t 期間限定ライセンス]

パラメーター説明

-p, --product-key

プロダクトキーを指定します。

25文字の半角英数字です。大文字と小文字を区別します。

省略できません。

-s, --serial-number

シリアル番号を指定します。

13桁の数字です。

省略できません。

-t, --term-licensekey

期間限定ライセンスキーを指定します。

25文字の半角英数字です。大文字と小文字を区別します。

省略できます。

 

activateコマンドの使用方法を確認したい場合は、helpオプションを使用します。

setup activate --help

ライセンス一覧

登録したライセンスを確認したい場合は、listコマンドを使用します。

setup list

 

出力内容は以下のとおりです。

カッコ内は出力される各項目の名前です。

  • ホスト名(HOSTNAME)

  • プロダクトキー(PRODUCT_KEY)

  • シリアル番号(SERIAL_NUMBER)

  • ライセンス種別(LICENSE_TYPE)

    以下のライセンス種別があります。

    • 製品版(product)

    • 評価版(trial)

    • 期間限定(term)

  • 利用開始日(VALID_SINCE)

    評価版および期間限定ライセンスの利用を開始する日付が出力されます。

    製品版の場合は、“----------”が出力されます。

  • 有効期限(EXPIRY_DATE)

    評価版および期間限定の場合は、ライセンスの有効期限の日付が出力されます。

    製品版の場合は、“----------”が出力されます。

  • 登録日時(ACTIVATED_AT)

    ライセンスを登録した日時が出力されます。

 

出力例は以下のとおりです。

$ setup list
HOSTNAME PRODUCT_KEY               SERIAL_NUMBER LICENSE_TYPE VALID_SINCE EXPIRY_DATE ACTIVATED_AT             
S23352   43ZTL4YRWBMENEPAR5PMBT5QU 3333333333333 term         2025-08-01  2026-08-01  2024-08-27T22:39:37+09:00
S23352   43ZTL4YRWBMENEPAR5PMBT5QU 3333333333333 term         2024-08-01  2025-08-01  2024-08-27T22:39:37+09:00
test2    ABCDEABCDEABCDEABCDEABCDE 2222222222222 product      ----------  ----------  2024-04-01T21:34:56+09:00

コマンドのエラー

エラーが発生した場合、標準エラー出力に以下のエラーが表示されます。

表1.1 セットアップコマンドのエラー

エラーコード

エラーの内容

原因

1

不正な値のエラー

入力された値のエラー

2

IOエラー

主にDBとの通信エラー

255

実行時のエラー

実行時のエラー