Web APIでHULFTに配信要求または送信要求を行う

HULFT10 Proxy Serverには、主にクラウドなどの外部ネットワークからHULFT10 Smart Proxyを中継して、オンプレミスにあるHULFTに対して要求を発行できる、クラウドトリガーという機能があります。

クラウドで作成または更新したファイルを自動でオンプミスに転送するなど、クラウド上のイベントをきっかけにオンプレミスとのシームレスな連携が可能となります。

 

クラウドトリガーで、以下の要求をオンプレミスのHULFTに発行できます。

  • 配信要求

  • 再配信要求

  • 送信要求

  • 再送信要求

 

処理の流れは、以下の図のとおりです。

図3.1 HULFT10 Smart Proxy(Web API)での処理の流れ

図3.1 での処理の流れ

1) クラウド上で何らかのイベントが発生

2) 1) のクラウド上で発生したイベントをきっかけに、任意の方法でREST APIにリクエストを発行

REST APIによるリクエスト発行時には、認証のためのAPIキーが必要です。

APIキーの取得および認可の仕組みについては、「REST API使用時の認可」を参照してください。

3) リクエストを受けたHULFT10 Smart Proxyは、指定された要求をオンプレミスのHULFTに発行

 

Web APIでHULFTに要求を依頼するための設定は、「REST API使用時の設定と確認」を参照してください。