クラスター環境へのリビジョンアップ

クラスター環境を構築していないHULFTから、クラスター環境下のHULFTへリビジョンアップを行う場合です。

クラスターシステムにおけるHULFTの運用系ノードと待機系ノードに、それぞれインストールを行います。以下にその手順を説明します。

図11.1 クラスター環境へのリビジョンアップインストール

1) 運用系ノードへ既存のHULFTからアップデートインストールを実施します。

2) 待機系ノードへ新規インストールを実施します。

 

インストールは、「カスタムインストール」の手順に沿ってインストールを行います。

その際、以下の項目を選択してください。

  • 「インストールタイプの選択」

    • 運用系ノードへインストールする場合アップデートインストールを選択

    • 待機系ノードへインストールする場合新規インストールを選択

  • 「インストール環境の確認」

    • 運用系ノードへインストールする場合クラスター環境(運用系ノード)を選択

    • 待機系ノードへインストールする場合クラスター環境(待機系ノード)を選択

注意
  • クラスター環境でHULFTを使用する場合に必要な製品およびグレードの詳細は、「クラスタ対応 マニュアル」を参照してください。

  • この作業にはディスク容量として、ご利用いただいておりました既存のHULFTに相当する空き容量が別途必要となります。

    パーティションの状態については、作業を行う前にdf コマンドなどによりあらかじめ確認してください。