クラスター構成システムと相手マシンとの接続について
相手マシンから、HULFTの自ホスト名で通信できる必要があります。仮想IPアドレスと関連付けられたHULFTの自ホスト名をDNSまたはhostsファイルに登録し、自ホスト名で仮想IPアドレスが引けるように設定してください。フェールオーバーが発生した場合でも、HULFTは同一のIPアドレス(仮想IPアドレス)、ホスト名(仮想ホスト名)でアクセスできるようにします。
設定例
HULFTの自ホスト名 |
: |
host00 |
仮想IPアドレス |
: |
172.16.10.10 |
運用系サーバー
ノード名 |
: |
cluster01 |
実IPアドレス |
: |
172.16.10.11 |
待機系サーバー
ノード名 |
: |
cluster02 |
実IPアドレス |
: |
172.16.10.12 |

図3.2 ホスト名とIPアドレスの構成例
相手側のhostsファイル記述例
172.16.10.10 host00
注意
実IPアドレスやノード名が、相手ホスト側の履歴やコンソールに表示されることがあります。これによってHULFTが異常な動作をすることはありません。
この現象の回避方法については、「クラスター環境のHULFTから接続する場合の注意事項」を参照してください。