転送関連情報の一覧表示コマンド

Azure Blob Storageにて、転送時に使用される各項目を一覧表示します。

コマンド形式

utlbsinforef -t {snd|rcv} -f FILE

パラメーター説明

[REQUIRED]

省略できないパラメーターです。

-t, --type {snd|rcv}

情報の種別(省略不可)

転送関連情報を参照したい管理情報の種別を指定します。

snd

: 配信ストレージ管理情報

rcv

: 集信ストレージ管理情報

-f, --filename FILE

確認するファイル名(省略不可)

配信側ホストの転送情報を参照したい場合、配信管理情報に登録されているファイル名を指定してください。

集信側ホストの転送情報を参照したい場合、集信管理情報に登録されているファイル名を指定してください。

配信ファイル名の詳細は、以下を参照してください。

集信ファイル名の詳細は、以下を参照してください。

補足

  • 以下のように、パラメーターと設定値の間にはスペースまたはイコール(=)のどちらでも指定できます。

      --parameter Value
      --parameter=Value

  • パラメーターに「-h」または「--help」を指定すると、Usageが表示されます。

<出力例>

転送に使用される項目のみ、以下の形式にて一覧で表示されます。

配信ストレージ管理情報の出力時

#
# Send Storage Management Information
#
Filename(args):                    bs://cloud01/object01
ID(args):                          cloud01
Bucket(id):                        cloud01
Object(args):                      object01
Timeout(system default):           300
Parallels(user default):           28
Part Size(system default):         5
Auth ID(db):                       cloudauth
Storage Account(env):              ABCDEFGHI
Storage SAS Token(db):             123456789

表示される内容は以下のとおりです。

転送に使用される項目(項目の値の参照元): 項目の値

転送に使用される項目

転送に使用される各管理情報の項目名です。

項目の値の参照元

転送に使用される各管理情報の参照元です。

args

: 転送関連情報の一覧表示コマンドを実行した際に指定されたパラメーター

id

: ストレージ管理情報ID

db

: クラウドストレージDBのID別に登録されている情報

user default

: クラウドストレージDBのデフォルト情報に登録されている情報

system default

: システムの固定値

env

: 環境変数

項目の値

転送に使用される各項目に登録されている値です。