コンテナの起動
管理コンテナおよび転送コンテナの起動情報について説明します。
動作環境
HULFT10 for Container Services は Amazon ECS へのデプロイをサポートします。
Amazon ECS
Amazon ECSにおけるコンテナの推奨タスクサイズは以下のとおりです。
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コンテナ |
CPU |
メモリ |
|---|---|---|
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管理コンテナ |
0.5 vCPU 以上 |
1GB以上 |
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転送コンテナ |
1 vCPU以上 |
2GB以上 |
引数
必須な引数はありません。
引数は指定せず実行してください。
環境変数
管理コンテナおよび転送コンテナを実行するために、事前に環境変数を設定しておく必要があります。
「コンテナで使用する環境変数」を参照し、各コンテナに引き渡す環境変数を設定してください。
ログの出力先
管理コンテナおよび転送コンテナは、実行している処理の状況や、処理中に発生したエラーの情報をコンソールログに出力します。
このコンソールログはトラブルが発生した場合、サポートで調査を行うために必要です。任意の方法で各コンテナのログを取得し、保存してください。
各コンテナが出力するコンソールログについての詳細は、「エラーコード・メッセージ」の「コンソールログ」を参照してください。
ポートマッピング
管理コンテナおよび転送コンテナで使用するポートへのマッピングについて説明します。
各ポートで使用される通信の詳細は、「コンテナの通信要件」を参照してください。
管理コンテナ
管理コンテナでは以下のポート番号へのマッピングを設定してください。
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30080
転送コンテナ
転送コンテナでは以下のポート番号へのマッピングを設定してください。
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30000
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30443
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31000
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31443
-
33443
コンテナの起動数の設計
管理コンテナおよび転送コンテナは複数を同時に起動して動作させることができます。
それぞれのコンテナについて、以下の点に注意して起動数を設計してください。
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管理コンテナ
管理コンテナは1台で起動することを想定していますが、複数台での起動にも対応しています。
マルチAZ構成などで可用性を求める場合は、管理コンテナを2台以上起動できます。
なお、HULFT10 for Container Services のライセンス利用料は、管理コンテナの起動数に依存します。
そのため、管理コンテナの負荷が高まり動作が不安定になる場合は、コンテナの起動数を増やすのではなく、コンテナのスペックを増強してください。
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転送コンテナ
転送コンテナ1台に対しての負荷が高まり動作が不安定になる場合は、コンテナの起動数を増やしてください。
転送コンテナの転送時の負荷状況は転送データおよび管理情報により変わります
そのため最適な起動数はユーザー環境により異なります。
Amazon ECSのオートスケーリング設定を使用することで、転送コンテナの負荷状況に応じて最適にスケーリングできます。
以下は転送コンテナの負荷状況が高くなる転送の例です。
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CPU負荷が高くなる転送
コード変換あり
圧縮あり
暗号化あり
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ネットワーク負荷が高くなる転送
圧縮なし
起動手順
データベース、管理コンテナおよび転送コンテナは、指定された順序で起動する必要があります。
以下の起動手順に従って起動してください。
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データベースを起動します。
データベースが正常に起動していることを確認してください。
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管理コンテナを起動します。
管理コンテナが正常に起動していることを確認してください。
管理コンテナは正常に起動すると、コンソールログに以下のログを出力します。
[INFO] message="Server listen start" address="[::]:30080"
起動した管理コンテナは30080ポートの/healthにアクセスすると「200 OK」を返却します。
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転送コンテナを起動します。
転送コンテナが正常に起動していることを確認してください。
転送コンテナは正常に起動すると、コンソールログに以下のログを出力します。
[INFO] message="Initialization finished successfully" worker="transfer" [INFO] message="Initialization finished successfully" worker="api"
起動した転送コンテナは30443ポートの/healthにアクセスすると「200 OK」を返却します。
HULFT10 for Container Servicesを停止する場合は、「起動手順」とは逆の順序で停止してください。