簡易転送
ファイル転送に必要なHULFTの管理情報を設定せずに、「ファイル名」と「相手ホスト名」だけを指定してファイルを転送できます。この機能を「簡易転送」といいます。
簡易転送は、一度きりの転送など一時的に手早くファイルを転送したい場合に便利です。
また、簡易転送は、疎通確認などに使用することも可能です。

図2.30 簡易転送
簡易転送を使えば容易にファイルを転送できる一方、OSのシステムファイルや機密性の高いファイル、または業務で使用している実行ファイルなどを意図せず書き換えてしまったり、外部からの攻撃の対象になったりするリスクがあります。
このようなリスクを防止するため、HULFTでは以下に示す機能を備えています。
- 簡易転送の受信を、特定のホストだけに許可する機能
-
悪意のあるユーザーからファイルを書き換えられるリスクを防止します。
- 集信できる場所やファイルを制限する機能
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システムファイルや実行ファイルが書き換えられるリスクを防止します。
簡易転送の詳細は、以下を参照してください。
HULFT10 for Windows アドミニストレーション マニュアル :
HULFT10 for Linux/AIX アドミニストレーション マニュアル :
HULFT10 for IBMi アドミニストレーション マニュアル :
HULFT10 for zOS アドミニストレーション マニュアル :
集信ファイルの保存先の指定方法は、ホストのOSによって異なります。詳細は以下を参照してください。
HULFT10 for Windows オペレーション マニュアル :
HULFT10 for Windows オペレーション マニュアル :
HULFT10 for Windows オペレーション マニュアル :
HULFT10 for Linux/AIX オペレーション マニュアル :
HULFT10 for IBMi オペレーション マニュアル :
HULFT10 for zOS オペレーション マニュアル :
HULFT10 for zOS オペレーション マニュアル :