環境変数の設定

 

サーバのOSがUNIXまたはLinuxの場合は、HULFT-HUB Serverの環境変数を設定する必要があります。ここでは、HULFT-HUB Serverの環境変数を設定する方法について説明します。

サーバのOSがWindowsの場合は、環境変数の設定をする必要はありません。

= 備考 =

インストール時に指定した環境設定ファイル格納ディレクトリに、環境変数を設定するサンプルプロファイルがコピーされています。

詳細は「表1.2 HULFT-HUB Serverのファイル構成」を参照してください。

(1) HULHUBEXE(実行ディレクトリ)

HULFT-HUB Serverの実行モジュールの格納先ディレクトリを環境変数「HULHUBEXE」に設定します。

【設定例】HULFT-HUB Serverの実行モジュールが/usr/local/hulfthub/binの場合

Cシェル系環境での設定方法

$ setenv HULHUBEXE /usr/local/hulfthub/bin

$ set path=($HULHUBEXE $path)

Bシェル系環境での設定方法

# HULHUBEXE=/usr/local/hulfthub/bin

# export HULHUBEXE

# PATH=$HULHUBEXE:$PATH

# export PATH

 

(2) HULHUBETC(環境設定ディレクトリ)

HULFT-HUB Serverで使用するシステム動作環境設定ファイルを格納するディレクトリを「HULHUBETC」に設定します。

【設定例】HULFT-HUB Serverの環境設定ディレクトリが/usr/local/hulfthub/etcの場合

Cシェル系環境での設定方法

$ setenv HULHUBETC /usr/local/hulfthub/etc

Bシェル系環境での設定方法

# HULHUBETC=/usr/local/hulfthub/etc

# export HULHUBETC

 

注意

HULFT-HUB Serverでは、起動時にシステム動作環境設定の「漢字コード種(KnjCode)」を参照して「EUC/Shift-JIS/UTF-8」を特定しますが、それ以前にトレース出力が必要な場合は、環境変数「LANG」の設定に従い出力します。