更新作業

クラスタ構成のノードを待機系(共有ディスクにマウントされていない状態)にし、それぞれ更新作業を行います。

図9.1 システム停止できない場合の更新インストール手順

(1) インストールモジュールの展開

「インストールモジュールの展開」の手順に従って、インストールモジュールを展開してください。

(2) 待機系ノードのHULFT-HUB Serverのバックアップと更新

1. 実行ディレクトリ(HULHUBEXE)のバックアップ

リビジョンアップを行う場合は、待機系ノード(共有ディスクにマウントされていない状態)のバックアップを作成します。実行ディレクトリ(HULHUBEXE)をバックアップしてください。バックアップの方法については「バックアップについて」を参照してください。

2. インストーラの環境設定

「インストーラの起動準備」の手順に従って、インストーラを起動するための環境を設定します。

3. インストーラの起動

「インストーラの起動」の手順に従って、インストーラを起動します。

リビジョンアップを行う場合、インストール方法を選択する画面で「アップデートインストール」を、インストール環境を選択する画面で「クラスタ環境(待機系ノード)」を選択してください。

プロダクトキーを更新する場合は、インストール方法を選択する画面で「プロダクトキー更新」を選択してください。

(3) ノードの切り替え

ノードを切り替えて、(2)で更新した環境を、運用系として起動してください。

(4) 待機系ノードのHULFT-HUB Serverのバックアップと更新

1. 実行ディレクトリ(HULHUBEXE)のバックアップ

リビジョンアップを行う場合は、待機系ノード(共有ディスクにマウントされていない状態)のバックアップを作成します。バックアップの方法については「バックアップについて」を参照してください。

2. インストーラの環境設定

「インストーラの起動準備」の手順に従って、インストーラを起動するための環境を設定します。

3. インストーラの起動

「インストーラの起動」の手順に従って、インストーラを起動します。

リビジョンアップを行う場合、インストール方法を選択する画面で「アップデートインストール」を、インストール環境を選択する画面で「クラスタ環境(待機系ノード)」を選択してください。

プロダクトキーを更新する場合は、インストール方法を選択する画面で「プロダクトキー更新」を選択してください。

(5) ノードの切り替え

ノードを切り替えて、(4)で更新した環境を、運用系として起動してください。

(6) バックアップの削除

リビジョンアップした場合、動作確認後、(2)および(4)で取得したバックアップを削除してください。

 

以上で更新作業は終了です。

 

インストール前の環境によっては更新後に作業が必要となる場合があります。「更新時の注意点」を参照してください。