インストールモジュールの展開
HULFT-HUB Serverの提供媒体またはダウンロードモジュールから、インストーラをハードディスクへ復元します。
以下では提供媒体としてCD-ROMを入手した場合の例を示します。
(1) CD-ROMのマウント
HP-UX(11.23)の「pfs_mount」コマンドによるマウント例を示します。CD-ROMのデバイス名や指定するマウントオプション等については、お使いのOSマニュアルを参照してください。
# nohup /usr/sbin/pfs_mountd & # nohup /usr/sbin/pfsd & # /usr/sbin/pfs_mount /SD-CDROM
(参考:CD-ROMのマウントに必要な準備作業)
1. CD-ROMドライブのエントリが作成されていることを確認
# cat /etc/pfs_fstab /etc/pfs_fstab/dev/dsk/c5t2d0 /SD_CDROM pfs-iso9660 xlat=unix 0 0…※
※印の行が表示されない(CD-ROMドライブのエントリが作成されていない)場合は、2.でCD-ROMドライブのエントリを作成します。
2. CD-ROMのエントリを作成
vi等のエディタで、/etc/pfs_fstabに以下のエントリを追加します。
dev/dsk/c5t2d0 /SD_CDROM pfs-iso9660 xlat=unix 0 0
(2) インストール作業用ワークディレクトリの準備
# mkdir -p /usr/local/hulfthub/insttmp # cd /usr/local/hulfthub # ls insttmp
インストールは、HULFT-HUB Serverの運用ユーザが行います。インストール作業用ディレクトリは、運用ユーザが読み込み権限、書き込み権限、実行権限を持つディレクトリにしてください。
(3) ハードディスクへの展開
# cd /usr/local/hulfthub/insttmp # pwd /usr/local/hulfthub/insttmp # ls # # tar xf /SD_CDROM/HPUXIA64(※)/hulfthub_tar
OSにより、(※)斜体部のディレクトリ名や展開される内容は異なります。また、ご使用のOSと異なるOSディレクトリ(※)のファイルを展開し、インストールしようとした場合はインストールができません。各OSのディレクトリ名については、必ずインストールCD内のreadmeを参照してください。
モジュールを展開したインストール作業用ワークディレクトリは、インストール後、製品が正常に動作することが確認できたら、以降は不要です。削除してください。