インストール作業

インストーラでは、下表の順序でインストール作業を実施します。

インストールするHULFT-HUB Serverのグレード、インストール先のノード、およびインストール方法によって、必要な作業項目は異なります。

表2.2 インストール作業項目

No.

作業項目

評価版

新規インストール

製品版

新規インストール

製品版

更新インストール

プロダクトキー

更新

1

言語の選択

2

シリアル番号とプロダクトキーの入力

3

インストール方法の選択

4

導入先ディレクトリの入力

5

インストール環境の選択

○(*1)

○(*1)

○(*1)

6

各種ディレクトリの入力

○(*2)

○(*2)

7

自ホスト名の入力

○(*2)

○(*2)

8

管理者の登録

○(*2)

○(*2)

9

インストール条件の確認

10

インストールの開始

11

インストールの終了

*1

:

HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-Lをインストールする場合、この作業は不要です(該当する画面は表示されません)。

*2

:

クラスタ環境の待機系ノードにインストールする場合、この作業は不要です(該当する画面は表示されません)。

 

【凡例】 ○: 作業が必要です(該当する画面が表示されます)。
  -: 作業は不要です(該当する画面は表示されません)。

 

各作業項目の説明の先頭に、その作業がどのインストール条件で必要なのかを示す組み合わせ表を記載しています。

表2.3 作業が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版(*3)

製品版(新規)(*3)

製品版(更新)(*3)

プロダクトキー更新(*3)

ENT

運用系(*1)

待機系

L

運用系(*2)

*1

:

非クラスタ環境にインストールする場合とクラスタ環境の運用系ノードにインストールする場合に対応します。

*2

:

Lグレードは非クラスタ環境にのみインストールできます。

*3

:

それぞれ「評価版 新規インストール」、「製品版 新規インストール」、「製品版 更新インストール」、および「プロダクトキー更新」を意味します。

 

【凡例】 ○: 作業が必要です(該当する画面が表示されます)。
  -: 作業は不要です(該当する画面は表示されません)。

 

注意
  • HULFT-HUB Server Ver.1からのバージョンアップはできません。

  • HULFT-HUB Server Ver.3未満からHULFT-HUB Server for UNIX/Linux-Lへのバージョンアップはできません。

  • 評価版の更新インストールはできません。

(1) 言語の選択

表2.4 言語の選択が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

インストーラで使用する言語を選択してください。

この画面は英語のみで表示されます。

[↑]キー、[↓]キーで使用する言語へカーソルを合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

  • インストール作業を英語表示で行う場合は“English”を選択してください。

  • インストール作業を日本語表示で行う場合は、漢字コード種も併せて選択してください。
    漢字コード種は、「インストーラの起動準備」で設定した環境変数「LANG」に合わせてください。

本マニュアルでは、日本語表示を選択した場合の画面を使用して説明しています。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:PROCEED  ESC:EXIT  TAB:Next Field
 SAISON INFORMATION SYSTEMS CO.,LTD.    Arrow Keys: Move Cursor


 Thank you for choosing HULFT-HUB Server and HULFT-HUB Server optional
 products. This program installs HULFT-HUB Server and its optional products in
 your environment. You can also update your product keys, using this program.


 Select a language that you want to use during installation.


   English
   Japanese(SHIFT-JIS)
   Japanese(EUC-JP)
   Japanese(UTF-8)







図2.3 言語の選択

= 備考 =

ここで指定した言語と漢字コード種は以下の内容に影響します。

  • インストーラの画面に表示される文字列の言語と漢字コード種

  • インストールログの言語と漢字コード種

新規インストールの場合は、さらに以下の内容にも影響します。

  • システム動作環境設定ファイルに出力されるタグの説明と「表示名(DispName)」の言語と漢字コード種

  • システム動作環境の「漢字コード種(KnjCode)」と「HUB動作言語(HubLang)」の設定値

注意
  • “Japanese(UTF-8)”を指定した場合、実際の画面上の文字の配置がマニュアルと異なる場合があります。

  • OSによって指定可能な漢字コードが異なります。詳細は「インストールマシン端末について」を参照してください。

(2) シリアル番号とプロダクトキーの入力

表2.5 シリアル番号とプロダクトキーの入力が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

指定されたサイトの指示に従ってプロダクトキーを入手してください。

[TAB]キーを押下すると、入力項目や選択項目に文字カーソルが移動します。文字カーソルを「シリアル番号」および「プロダクトキー」の入力位置に合わせ、それぞれを入力してください。入力後[TAB]キーを押下してカーソルを「次へ」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         

 シリアル番号とプロダクトキーを入力してください。
--------------------------------------------------------------------------------
 ホスト名
   Server1
 製品                    HULFT-HUB Server for Linux
 製品バージョン          Ver.03.XX.XX
 環境情報                Linux(x86/x64, 32bit)
--------------------------------------------------------------------------------
   シリアル番号   [     -      -        ]
   プロダクトキー [       -       -       -       -       ]

 以下のサイトで使用許諾契約を締結し、プロダクトキーを発行してください。
   https://www.hulft.com/


            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.4 シリアル番号とプロダクトキーの入力

= 備考 =
  • プロダクトキーは、画面に表示されたURLから入手します。

  • ホスト名は、HULFT-HUB Serverのインストーラによって自動表示されます。ユーザの必要に応じ、ホスト名をhostnameコマンドで確認することもできます。

  • ホスト名を変更した場合は、再度プロダクトキーを入手し、再セットアップを行う必要があります。再セットアップの際は、インストール方法に「プロダクトキー更新」を選択してください。

注意
  • インストールするホストごとにプロダクトキーが異なります。別のホストにインストールする際は、改めてプロダクトキーを入手しなおしてください。

  • シリアル番号・プロダクトキーの入力を間違えると、インストールができません。また、ご購入いただいた製品以外のプロダクトキーを入力するとエラーメッセージが表示されます。

(3) インストール方法の選択

表2.6 インストール方法の選択が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

[↑]キー、[↓]キーで実施したいインストール方法へカーソルを合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         




 インストールを行う方法を選択してください。


   新規インストール

   アップデートインストール

   プロダクトキー更新









図2.5 インストール方法の選択

新規インストール

新規にHULFT-HUB Serverをインストールします。

アップデートインストール

HULFT-HUB Serverをバージョンアップ、レベルアップ、またはリビジョンアップします。

プロダクトキー更新

以下の場合に、モジュールのコピーを行わずに製品情報を更新します。

  • ホスト名を変更した場合

  • 暗号オプションを追加または変更する場合

  • 評価版から製品版へ移行する場合

(4) 導入先ディレクトリの入力

表2.7 導入先ディレクトリの入力が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

「導入先ディレクトリの決定」で決定したディレクトリのうち、以下のディレクトリを入力してください。

  • 実行モジュール格納ディレクトリ

  • 環境設定ファイル格納ディレクトリ

入力後、[TAB]キーを押下してカーソルを「次へ」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

= 備考 =
  • 画面上の各ディレクトリ説明の後の()内にある「HULHUBEXE」と「HULHUBETC」は、製品が動作時に利用する環境変数です。

  • インストーラ起動時に上記環境変数が設定されていた場合、導入先ディレクトリの入力画面で初期値として表示されます。
    環境変数が設定されていなかった場合、初期値はインストーラを起動したディレクトリになります。

注意
  • 各ディレクトリは以下のように指定してください。

    インストール先の環境

    実行モジュール格納ディレクトリ

    環境設定ファイル格納ディレクトリ

    非クラスタ環境

    ローカルディスク上のディレクトリ

    ローカルディスク上のディレクトリ

    クラスタ環境

    共有ディスク上のディレクトリ

  • クラスタ環境の待機系にインストールする場合、環境設定ファイルのコピーやコンバートは行いませんが、環境設定ファイル格納ディレクトリの入力は必須です。

 

非クラスタ環境にインストールする場合の設定例

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         


 インストールを行うパスを入力してください。

   HULFT-HUB Server 実行モジュール格納ディレクトリ(HULHUBEXE)
   [ /usr/local/hulfthub                                ]/bin

   HULFT-HUB Server 環境設定ファイル格納ディレクトリ(HULHUBETC)
   [ /usr/local/hulfthub                                ]/etc







            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.6 導入先ディレクトリの入力(非クラスタ環境)

 

クラスタ環境にインストールする場合の設定例

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         


 インストールを行うパスを入力してください。

   HULFT-HUB Server 実行モジュール格納ディレクトリ(HULHUBEXE)
   [ /usr/local/hulfthub                                ]/bin

   HULFT-HUB Server 環境設定ファイル格納ディレクトリ(HULHUBETC)
   [ /mnt/shareddisk/hulfthub                           ]/etc







            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.7 導入先ディレクトリの入力(クラスタ環境)

 

(5) インストール環境の選択

表2.8 インストール環境の選択が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

[↑]キー、[↓]キーで選択するインストール先ノードへカーソルを合わせ、[SPACE]キーを押下して選択してください。

選択した項目には「*」(アスタリスク)がつきます。

選択後、[TAB]キーを押下してカーソルを「次へ」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動    SPACE:選択


 HULFT-HUB Serverをインストールする環境の確認

 HULFT-HUB Serverをインストールする環境の種類を選択してください。
 選択したい項目へ移動し、スペースキーで選択できます。

   [*] 非クラスタ環境

   [ ] クラスタ環境(運用系ノード)

   [ ] クラスタ環境(待機系ノード)




            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.8 インストール環境の選択

非クラスタ環境

クラスタを構成しない環境へインストールします。

クラスタ環境(運用系ノード)

クラスタを構成する環境の運用系ノードへインストールします。

クラスタ環境(待機系ノード)

クラスタを構成する環境の待機系ノードへインストールします。

環境設定ファイルのコピーまたはコンバートは行いません。

(6) 各種ディレクトリの入力

表2.9 各種ディレクトリの入力が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

「導入先ディレクトリの決定」で決定した導入先ディレクトリのうち、以下のディレクトリを入力してください。

  • 管理情報格納ディレクトリ

  • システム状況格納ディレクトリ

  • 蓄積データ格納ディレクトリ

 

入力後、[TAB]キーを押下してカーソルを「次へ」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

= 備考 =

各ディレクトリの入力欄には、「(4) 導入先ディレクトリの入力」で環境設定ファイル格納ディレクトリの入力欄に指定した値が初期値として表示されます。

注意
  • 蓄積データの格納ディレクトリは、HULFT-HUB Server for UNIX/Linux-ENTをインストールする場合に指定します。

  • 各ディレクトリは以下のように指定してください。

    インストール先の環境

    各種ディレクトリ

    非クラスタ環境

    ローカルディスク上のディレクトリ

    クラスタ環境

    共有ディスク上のディレクトリ

非クラスタ環境にインストールする場合の設定例

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         


 HULFT-HUB Serverで使用する各種ディレクトリを入力してください。

 管理情報の格納ディレクトリを指定してください。
   [ /usr/local/hulfthub                                ]/db

 システム状況の格納ディレクトリを指定してください。
   [ /usr/local/hulfthub                                ]/mmap

 蓄積データの格納ディレクトリを指定してください。
   [ /usr/local/hulfthub                                ]/mbox




            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.9 各種ディレクトリの入力(非クラスタ環境)

 

クラスタ環境にインストールする場合の設定例

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         


 HULFT-HUB Serverで使用する各種ディレクトリを入力してください。

 管理情報の格納ディレクトリを指定してください。
   [ /mnt/shareddisk/hulfthub                           ]/db

 システム状況の格納ディレクトリを指定してください。
   [ /mnt/shareddisk/hulfthub                           ]/mmap

 蓄積データの格納ディレクトリを指定してください。
   [ /mnt/shareddisk/hulfthub                           ]/mbox




            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.10 各種ディレクトリの入力(クラスタ環境)

(7) 自ホスト名の入力

表2.10 自ホスト名の入力が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

HULFT-HUB Serverの自ホスト名を44バイト以内の英数字で入力してください。

クラスタ環境の運用系ノードにインストールする場合は、クラスタソフトウェアで設定する仮想IPアドレス(フローティングIPなど)に対応するホスト名(仮想ホスト名、パッケージ名など)を入力してください。

初期値は「hostname」コマンドで表示されるホスト名が設定されます。

入力後[TAB]キーを押下してカーソルを「次へ」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         


 自ホスト名の指定

 HULFT-HUB Serverの自ホスト名を設定してください。
 HULFT-HUB Serverをクラスタ環境でお使いになる場合、クラスタソフトで設定する
 仮想IPアドレスに対応するホスト名を自ホスト名として設定してください。
 省略するとhostnameコマンドで取得されるホスト名が設定されます。

   自ホスト名
   [ Server1                                                              ]





            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.11 自ホスト名の入力

(8) 管理者の登録

表2.11 自ホスト名の入力が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

HULFT-HUB Serverの環境構築や運用を行う管理者のパスワードを登録します。

パスワードは8~32バイトの範囲で入力してください。また、入力の誤りを防止するため、2回入力してください。

入力後[TAB]キーを押下してカーソルを「次へ」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         


 管理者のユーザ情報を入力してください。

   ユーザID:administrator

   パスワード:
    [                                 ]
   パスワードの入力確認:
    [                                 ]
     8~32バイトの範囲で入力してください。





            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.12 管理者の登録

注意

パスワードは、半角英数字記号で指定してください。

= 備考 =
  • ユーザIDは“administrator”固定です。

  • パスワードには、入力文字数分の“*”(アスタリスク)が表示されます。

(9) インストール条件の確認

表2.12 インストール条件の確認が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

「↑」キー、「↓」キーを押下して画面をスクロールし、製品をインストールする以下の条件を確認してください。

表示される条件はインストールタイプによって異なります。

表2.13 インストール条件と表示される項目の関係

表示される項目

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

インストールタイプ

製品情報 (*1)

環境情報

ディレクトリ情報

自ホスト名

インストールする環境

管理者ユーザIDとパスワード

*1

:

本体製品に加えて、同時にインストールされるオプション製品の情報も表示されます。

 

【凡例】

○:

項目は表示されます。

  -:

項目は表示されません。

 

問題がなければ、[TAB]キーを押下してカーソルを「はい」に合わせ、[ENTER]キーを押下してください。インストールを開始します。

条件に合わない場合は、カーソルを「戻る」に合わせて[ENTER]キーを押下し、前画面に戻ってインストール条件を変更してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         

 次の条件でインストールを行います。
 設定したインストール内容は、上下キーでスクロールします。
*------------------------------------------------------------------------------*
 インストールタイプ      製品版新規インストール
 製品                    HULFT-HUB Server for UNIX-ENT
                         HULFT-HUB Server Cipher Option(AES) for UNIX
 製品バージョン          Ver.03.XX.XX
 環境情報                HP-UX(Itanium)

 HULFT-HUB Server 実行モジュール格納ディレクトリ(HULHUBEXE)
 /usr/local/hulfthub/bin

 HULFT-HUB Server 環境設定ファイル格納ディレクトリ(HULHUBETC)
 /usr/local/hulfthub/etc
*------------------------------------------------------------------------------*
            *-------------------------------------------------------*
            | *------------------------* *------------------------* |
            | |          次へ          | |          戻る          | |
            | *------------------------* *------------------------* |
            *-------------------------------------------------------*

図2.13 インストール条件の確認

(10) インストールの開始

表2.14 インストール条件の確認が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

指定された条件に従い、製品インストールを行います。インストールディレクトリの作成、モジュールのコピー、環境設定ファイルのコピーまたは引き継ぎなど、処理の内容が画面に表示されます。

= 備考 =
  • 起動中の環境に対して更新インストールを行った場合、以下のメッセージが表示されます。

    HULFT-HUB Serverは起動中です。強制終了モードで停止しますか?(y/n)

    “y”を選択した場合、HULFT-HUB Serverは強制停止され、インストール作業が続行されます。

    “n”を選択した場合、インストール作業は終了します。

  • 非クラスタ環境への更新インストール、またはクラスタ環境の運用系ノードへの更新インストールの場合、インストール処理中に以下のメッセージが表示されます。

    インストール完了後に自動起動しますか?(y/n)

    “y”を選択した場合は、インストール完了後にHULFT-HUB Serverが自動的に起動します。“n”を選択した場合は、インストールが完了してもHULFT-HUB Serverは起動しませんので、必要に応じて手動で起動してください。

(11) インストールの終了

表2.15 インストール条件の確認が必要なインストール条件の組み合わせ

グレード

ノード

評価版

製品版(新規)

製品版(更新)

プロダクトキー更新

ENT

運用系

待機系

L

運用系

 

インストールが正常に終了した場合は、インストールの終了画面が表示されます。何かキーを押下すると、インストーラが終了します。

インストール作業の詳細は、インストーラを起動したカレントディレクトリに「install.log」というファイル名で保存されます。必要に応じて確認してください。

                                                                                
 HULFT-HUB Server Installation Program  RET:決定     ESC:終了  TAB:項目移動
 株式会社セゾン情報システムズ           ↑↓←→:項目移動         




 インストールは正常に終了しました。

 詳細はカレントディレクトリのinstall.logファイルを参照してください。

 何かキーを入力すると終了します。












図2.14 インストールの終了

 

注意

ディスク空き容量や、ディレクトリ作成のパーミッションエラー等により、インストール作業が失敗する場合があります。エラー発生時は、インストール画面の最下行に表示されるメッセージやインストールログを参照し、環境を確認後、再度インストールを試みてください。